2つの訴訟(第一審・東京地裁)について | I dreamt that I dwelt ..Oct.16. ― 裁判記録(名誉毀損/著作権侵害/本人訴訟)

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私の自宅等のプライベート写真を用いながら、1万件を超える誹謗中傷をおこなう
堺市N区の女性に対し、やめるよう求めたことを名誉毀損と主張され、提起された裁判の
最高裁決定をいただきました(2018年3月1日)。理解し支えてくださった方達に、心より感謝します。

訴訟の概要(このブログについて)

控訴答弁書(大阪高等裁判所)

 

私から加害者に対し、東京地方裁判所に2つの損害賠償請求訴訟を提起しています(それぞれ、第4訴訟、第5訴訟といいます)。

 

第4訴訟は、3人を被告としています(中心加害者と2人)。第4訴訟は、被告らからの移送申立てと却下決定に対する抗告を経て、まもなく第1回口頭弁論期日が 開かれます。

 

第5訴訟は、5人を被告としています(中心加害者と4人。このうちの1被告は   法人)。第5訴訟の被告5人への訴状送達は、2020年10月16日までに完了しています。

 

また、上記7人のほか、5人の加害者に対する法的措置は、公示送達による訴状送達も含め、既に完了しています(このうちの1人は、刑事事件となっています)。 このほかの加害者(加担者)に対しても、法的な責任の追及を今後も続ける考えです(謝罪をいただいた方は除きます)。

 

3人(中心加害者と2人)に対しては、刑事事件としてもその責任を追及する考えです(このうちの1人は、既に警察から任意の事情聴取を受けています)。中心加害者に対しては、既に私の関係者が、ストーカー規制法違反、威力業務妨害を問い動き出しています。刑事事件は、すべての事件を弁護士の方に委任しています。

 

2人(中心加害者と1人)に対しては、私以外の複数の被害者(法人を含む)からの損害賠償請求訴訟も、それぞれ予定されています。

 

上記加害者の中には、医師を名乗る者やある心理学系学会と対立し新たな団体を起ち上げた者等、社会的信用を問われる職に就く者がいます。このため、私は、上記法的措置とは別に、関係機関(行政機関を含む)や学会への働きかけ等を行うことで、彼らの職務上の責任を問うことを、最後までやめない考えです。(以上)

 

 

参考(中心加害者自らが、私の行動と、伊藤詩織さんが提起している、伊藤さんへの膨大な量の誹謗中傷に対する複数の訴訟の類似性(「提訴恫喝」「スラップ 訴訟」)を訴えているため、伊藤さんのこれらの訴訟に関する記事を以下に引用します。)

 

伊藤詩織さん、はすみとしこさんらを提訴 「ツイッターで虚偽の内容を投稿された」

 

伊藤詩織さんが杉田水脈衆院議員と大澤昇平さんを提訴 「ツイッターの投稿で名誉を傷つけられた」

 

伊藤詩織さん「誹謗中傷の拡散、心に傷が刻まれた」提訴までの3年間を語る

「胡散臭い」「ハニートラップ」に「いいね」、法的責任は問える? 伊藤詩織さんの訴訟で注目の論点

 

 

この記事は、一定期間経過後に削除します。

 

 

第1訴訟と第2訴訟の判決書は、全て判例秘書やウエストロー等の判例データベースに掲載され、これらのデータベースを利用できる図書館等でどなたでも読めるようになっています(都内であれば、都立中央図書館(判例秘書)、日比谷図書文化館(ウエストロー)、他)(判例秘書:①L07251140 ②L07220561 ③L07310010 ④L07251376 / ウエストロー:①2017WLJPCA03176020 ②2017WLJPCA09016011 ③2018WLJPCA03016019 ④2017WLJPCA12266021)。また、 松尾剛行・山田悠一郎『最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務〔第2版〕』(勁草書房,2019) の 「第15章 正当防衛・対抗言論」(316頁‐) に、名誉毀損の正当防衛の肯定事例として紹介されています(320頁)。