【2016-05-26 04:18:16】小早川明子 さん | I dreamt that I dwelt ..Oct.16. ― 裁判記録(名誉毀損/著作権侵害/本人訴訟)

I dreamt that I dwelt ..Oct.16. ― 裁判記録(名誉毀損/著作権侵害/本人訴訟)

私の自宅等のプライベート写真を用いながら、1万件を超える誹謗中傷をおこなう
堺市N区の女性との一連の訴訟は、裁判所は、この女性に対し、総額600万円(遅延損害金を含む)に届く
損害賠償金をこの女性から私に支払うよう命じ、すべて確定・終了しました。

訴訟の概要(このブログについて)

控訴答弁書(大阪高等裁判所)

 

*  「特定の相手に対する過剰な関心(をとることができない状態)」「反応を欲しがる禁断症状」について。加害者は、私についての研究をライフワークにすると言っています。執拗なつきまとい行為が日々続けられている様子(twitter google)をご覧ください。2016年秋現在、1万件を超えています。加担する者のひとりは、私に対し、加担者自身の顔写真のアップを送りつけてくるようになりました(twitterで確認できます(「不適切な画像」設定をオフにする必要があります)。中心人物と瓜二つで驚きます。私がこの者にレスポンスしたことは一度もありません)。

 

*  一連の被害につき、複数の警察署に力になっていただいています。「idthatidを告訴した」「idthatidが警察に注意・警告・接近禁止命令を受けた」とする加害者の虚偽(信用毀損)については、警察に対する侵害行為(業務妨害)でもあるため、警察署間で連絡をとりあっていただき、加害者は、そのようなインターネット上の記載をやめるよう、管轄の警察署から厳しい注意を受けています(加害者は注意を受けた後、「注意」「警告」という表現を「電話」という表現にかえています)。(以上 2016年秋 追記)

 

*  繰り返し同じ表現(言葉、フレーズ、画像、動画)を用いながら、凶悪犯罪や、悲惨な事件と攻撃対象を関連付けてメッセージを流す方法は、催眠療法を悪用した洗脳(マインドコントロール)の手法です。加害者はこれを、心に傷を負いながら回復をめざして努力している、何の落ち度もない人達に対して執拗に行います。外傷や困難と向き合おうとしている人達にとって、そのような暴力行為がどれほどの破壊力を持つのかということを、心理援助職である加害者は十分に知っています。知っていて、何年間にもわたりそのような行為を続けるのです。

   そして、加害者にとって、洗脳(マインドコントロール)されない私は、最大の憎しみの対象なのでしょう。加害者は、私のために、今も一日に何時間もの時間を費やしては、憎悪感情の表出に喜びをみいだしています。私は、加害者のような生き方を心から気の毒に思いますし、それしか思いません。(以上 2016年冬 追記)

 

 

 

 

 

 

私が信頼するNPOヒューマニティのカウンセラー・小早川明子さんが、荻上チキさんのラジオ「荻上チキ・Session‐22」に出演されています。

 

小早川さんは、このラジオで、ストーカーの定義として、「特定の相手に対する過剰な関心(をとることができない状態)」「反応を欲しがる禁断症状がある」としています。そして、「(ヘイトスピーチなどの)人種差別は『やめようと思えばやめられる』が、ストーカーの場合は『やめようと思ってもやめられない』という状況に陥る」と分析しています(ちなみに、荻上さんがここで「やめてくれないのですけどね」とおっしゃっているのは、荻上さんご自身が、ヘイトスピーチ関連の名誉毀損訴訟の被告(原告の主張は「私を在特会に近い存在として荻上氏らがメディアに掲載した」というもの)として、係争中にあることと関連すると思います。荻上さん達の訴訟は、第一審が棄却(荻上さん達の勝訴)、原告が控訴し、第二審がはじまっており、私も勉強のため、東京地裁・高裁に傍聴・記録閲覧等に行きました。【第二審も棄却となり、荻上さん達の勝訴が確定しました。なお、荻上さん達の訴訟代理人は、山口貴士弁護士です。(7月14日追記)】)。

 

今回の事件の犯人は、冨田さん(被害者)について、twitterやブログで執拗に書き込みを続けたことが知られていますが、その数は、数百件(300件ほどとの記事もありました)です。一方で、私に対する、相手方(堺、粕壁)による侮辱・名誉毀損行為は、私を特定する情報を用いた発言が、ゆうに1,000件を越え、現在3,000件ほどになっており、これは、今回の事件の犯人の投稿数の10倍となります。

 

そして、その内容は、私の自宅等のプライベート写真(多くは私の著作物です)数十枚を用い、「都内でひとり暮らしの女性」「住居侵入強姦殺人」等の脅迫的な文言と、実際の凶悪犯罪事件と関連付けながら、執拗に掲載するものや、私の自宅が全入居者自殺の事故物件となるとの誹謗中傷をするものです。これは、洲本5人刺殺事件の犯人が犯行前に行っていた行為と、同様のものです。当然、著作権侵害もありましたので、このことを、相手方にやめるよう求めたことを、名誉毀損と主張され、今回の訴訟がおこなわれています(相手方は、著作権侵害と私のプライベート写真の掲載自体を「やっていない、嘘だ、妄想だ」と否認しています。目の前に証拠を示されているのにもかかわらず)。

 

このように、相手方(堺、粕壁)による侵害行為は、「過剰な関心」「反応を欲しがる」という点では、小早川さんのストーカー定義にあてはまりますが、「やめたくてもやめられない」というような苦しみを持っているようには思えず、むしろヘイトスピーチ *1 に近い、より根源的な、人格形成上の激しい歪みととらえており、同情の余地も、人格再構築の見込みもない、極めて悪質・異常な人々と考えています(ですから、この記事は、相手方に向けられたものではありません)。

 

小早川さんのカウンセリングは、私の仕事の関係で、これまでに何人か、紹介しています。苦しんでいる方(taro氏など)は、一度ご検討されるとよいと思います。

 

小早川明子さんのご著書(わかりやすいレビューがあります)

 

弁護士ドットコムにもインタビューを受け、記事が公開されたそうです。

 

*1 今回のヘイトスピーチ対策法案の修正内容には「『ゴキブリ』などの別称で呼ぶなどの侮辱」も入ることになりました。