今年は台風が多いなぁと感じていますが、また週末に関東方面に進んでいます。
まだ普及ままならない時に立て続けて本当に大変だと思います。
気を付けてお過ごしください。
急にまた朝晩が涼しくなってきました。
体調には気を付けてお過ごしください。
言葉ってよく考えると面白いものです。私は「意味」という言葉はよくできているなぁと感じています。意は心を表す時に使う字ですが、心が感じる味が「意味」になります。
犬たちが理解出来ずに葛藤が起きて、尻尾を噛みちぎったり、自分の体を傷つけたり、毛をむしったり、イライラから八つ当たりをしてきたりと、もし自分が犬だったと考えても同じですが、「何が言いたいのかわからない・・」そんな時にイライラしたり、不安になったりしませんか?
それをしてほしくないのか?合図なのか?褒めなのか?私達日本人って表現があまり必要としない言語を使っているため、音も単調で変化が少なく犬側からすると読み取りが難しい条件に置かれていることに気が付いてあげて欲しいのです。
言葉でいい子と言っても、気持ちが嬉しさを込めていないとやはりその空気感は人間でもあまり楽しく感じないものです。楽しい、嬉しいという快を感じてこそ、初めて「褒め」になりますが、中途半端な音域で合図なのか?いけないと伝えているのか?褒められているか?わからない状態で、やはりどうすべきか?を理解してという方が無理があると思います。日本語で会話するわけではないからです。
何かこれすると嫌な刺激来るなぁ・・でもこっちに行ったらすごく楽しそうな空気を感じるなぁってなった時、自然と嫌を避けて楽しい方を選ぶ回数が増えていきます。
それが安定してきたら、犬も快を得られるし、飼い主さんも快を得られて、共に嬉しくなります。これをわかりやすくしてあげると心が美味しい(快)か美味しくない(不快)かを感じられるようになり、美味しい味がわかり欲する状態になった時に「意味がわかる」から理解し、学習、習得できます。
日本語のしつけの基本は少し鞭という言葉があるので、誤解を受けますが私は英語での「シュガー&スパイス」が好きでよく使います。
やってほしくないことには、激辛スパイスを与え、望ましい行動にはシュガー(美味しい)を提供すれば、スパイスを避けて美味しいを選びますよね。
これがはっきりしていたら、スパイスの方に行きたいとも思わなくなるし、行動しなくなります。スパイスだけだとまた迷ってしまうので、必ずセットで美味しいを提供してあげることで、道理でわかりますが美味しいと感じる方を選ぶようになれば、その行動はできるようになります。いつも快を得る選択が増えれば、「辛い(つらいとも読める)」の「味」を知っているから、「美味しい」がわかるので、美味しいを選択できるようになります。
体の栄養の基本の食事も美味しく頂くことで体も幸せになりますが、心の栄養は皆さんから発する気持ちが心の食事となって美味しく頂けるようになれば、心も幸せになります。
ここで大切なのが、「美味しいと感じられる」ことです。
いつも甘い、美味しいばかりだと、それが美味しいと感じなくなった時に満足感はどんどん低下し、不満が増えていきます。美味しいを提供しているのにも関わらず、美味しいと感じないということは、幸せも感じないのです。
ある程度の美味しくないのも大切で、嫌な事もストレスもあるからこそ、逆にリラックスも感じることができ、「リラックス」が得られます。
しかし、毎日リラックスの環境が続くとリラックスと感じなくなってきます。
そうするとその「リラックス」が「ストレス」となって感じないので「慢性ストレス化」していくと心身に悪影響を与えます。
だから、ストレスを避けていると逆にリラックスを感じられなくなり意味がわからなくなって心が病んでいくのです。ストレスもかかり過ぎたらまたこれもよくなく、常にどちらかだけではなく、ストレスとリラックスの両方あってこその心が生きて幸せなのです。
呼吸と同じで、息をはく、吸うを繰り返すバランスで生きて(息てとも書けます)苦でなくなりますが、どちらだけでは苦しくなります。
美味しい!って感じる、リラックスを感じるのは、その逆の美味しくない、ストレスの「お陰」なのです。日本人が大切にしてきた「おかげ様」もまさしくここに通じます。
最近はリラックスばかりを求めて、不快を避けるからリラックス得ているのに感じなくなりストレスと叫ぶことが多くなっています。間違いやいけないことを批判することはするけど、そこから気づきを得た感謝を忘れた日本人は、ストレスメーカーに自分自身がなっているように感じます。便利になればなるほど、その便利が益々不便の不快を強めますが、逆に言えば、その「不快」のお陰でまた「快適」も感じられていて、心が「感動」している時が「心が生きている健康な状態」です。心が感動しなくなると心が亡くなり「忙しい」になったり、「心の窒息」が起これば「嬉しい」などの快が感じられなくなります。
「感じて→動く」が必要なのです。
教えという五感で頂く栄養で心が健康に成長していくことをサポートするのが「教育」です。同時に陰と陽の両方あって育つので「共育(きょういく)」とも言います。子と親も共に育てあっていくのも「共育(きょういく)」です。
最近は良いばかりに偏り、良いが感じなくなって意味がわからなくなっている子が増えています。意味がわかる「味付け」が「しつけのエッセンス」です。
飽きないように、スパイスとシュガーを使い、美味しいを感じ続けるサポートが生きていく限り続けないといけないので、育児って本当に大変ですね。皆さんもお陰を大切に、ストレスを適度に浴びてリラックスを感じる呼吸を大切に、ストレスマネージメントやケアをしてあげましょう。ONELifeは意味がわかる教育のできる親に育てるトレーニング教室ですね。
