散歩中に突然であったとあるおばあちゃんの話。
私は改めて生きるという尊さを感じました。
「この子は何回桜を見えるのかなぁ?12歳生きてもたった12回・・だから少しでも犬のことを理解してあげられることが私達人間のすべきことなのにね・・今のは共生ではなく恐生だよ」
その後、そのお婆さんとはお会いしていない。
可愛い、可愛がる・・私達は一秒一秒死に向かっているタイムリミットを大切に、一秒でも一つでも多く理解してあげられるように、私は勉強した。
それが教える立場になったが、訓練技法とか、腕がいいとか、病気で倒れるまでは自分に酔って自信満々だったけど、原点は私は彼等のことを知る、理解することが楽しかったのだ。
犬にとって過去は恐生だったのかもしれないし、クーガーという以前のパートナーにはそうなってしまってた。
くだらないプライドを捨てて、原点に戻ることに気づかせてくれた犬だった。
今度はお婆さん。
たった数十回しかみえない桜・・まさしく命の尊さを感じた。
だからこその私は多くの飼い主さんに犬を知ってもらうことを教えるのが務めだと思っています。
急がなくていいからゆっくりと・・。
