寒くなったり、暑くなったり本当に気候の変動が激しいこの頃。
体調管理が大変ですが、皆さんお体に気をつけてお過ごしください。
先日、滋賀県近江八幡の賀茂神社に訪れ、岡田禰宜様にお会いしてお話を聞かせてもらってきました。
神社内も案内してもらい、あらためてこの国、そして日本を意識し素晴らしい国に生まれたんだと感じました。
この神社では、賀茂神社御創建一二七五年式年造営を行っており、全国奉賛会で奉賛をお願いしています。私も役員として奉賛のお願いを募っておりますが、この奉賛について今回の造営事業で大切にしていることを岡田禰宜様からお聞きして改めて感動しました。
ある神社は豊臣秀吉公が建てられた神社ですが、よく考えてみると豊臣秀吉公に年貢を納めた一人一人が建てた神社というのが本来大切にしないといけないのに、豊臣秀吉公が建てたと一人一人の名が残らないのは本当に残念という話。
そこで、今回の賀茂神社では、どんな人でも一人1万円の奉賛で、1年100円×100年分で10000円を頂き、一人一人の名をこの神社に残すことを大切に行われていることが本当に感無量でした。
私達の名前・・自分でつけた方は一人もいなくて、この名前は親や祖父、色んな方達の想いによってつけられた貴重なものであり、一生を背負う大切な名は命であり、生きている足跡そのものであることに気が付き、この生きた足跡をこの日本の災厄を封じ込めて、日本国民の幸せを願って建てられた神社に名を残すことで、後世に繋いでいくという一大事業に参加できることは本当に有り難いことであると感じました。
同じ1万円を、ただ美味しいと食べてしまったり、お酒で飲んでしまっても何も残りません。
しかし、こうした1万円は後世に癒し、心のふるさととして残してあげられる。
自分たちの子孫やこれからの子たちに、疲れた時にふと帰る、癒される場所を残してあげるための1万円は100年以上にも相当する残せる1万円です。
こうした物欲、快楽主義の社会の中で、100年後を生きる子の為を考えて一人一人が生きた足跡を残し後世に繋いでいくことができることは、大切であり、かけがえのない財産だと思いました。
是非、皆さんも立ち止まって考えてみてください。
あなたは今、どのあたりを歩いておられますか?
ふと立ち止まって振り返った時、あなたの足跡は残っていますか?
今 目の前にある道の先は美しく光輝いています。
あなたの歩いている人生の足跡を今まさに、この時代をいきていることの証を消えることのない足跡として刻んでみませんか?(ポスターより)
日本って本当に素敵な国。
だからこそ、そうした素敵な受け継がれてきた今を、後世にも残していけるように今の私のできる精一杯ですが、こうした足跡100年分を刻んでみようと思います。
一人一人がこの素晴らしい国を支えている。
その幸せを支える神様も住まれている。
神様と人間が共生きできるこの日本。
素晴らしい国に生まれて来られて感謝。
