今週も無事に終わりました。
私も来年度に向けて、自分自身の改革期に突入中。
トレーナー指導の総責任者としての責任。
やはり常に自分に厳しく、そして常に目の前に問題をより奥まで見通す観察眼を極限まで追い込む。
そうして、それをスタッフに受け継ぎ、スタッフを育てる。
自分の育てるスタッフには、ぬるい湯で進んで欲しくないと常に思う。
なので、嫌われてもいい。
厳しい課題を突き付けても、それを乗り越えようとする力を育てたいと思っています。
満足をしてしまったら、終わり。
そして、学という定規も必要だが、その定規ばかりでは計るものがみえなくなる。
その先まで見通し、教科書にはない目の前の世界でたった一つの問題を解く御手伝いをする。
そこに、犬だけ、人だけという狭い世界の眼ではいけない。
その間を見抜く心眼力こそが、この家庭犬トレーニングという仕事の一番鍛えないといけないこと。
最近は、知識ばかり、技術ばかりに目を向けて、大切な目の前の飼い主さんとイヌが見えていない。
症例はその人とイヌではない。
プロこそが今、見失っていることが多い。
だからこそ、私はトレーナーの育成訓練の内容を改善していかないといけないと思っています。
このままでは、技術、知識だけで自己満足する、実践力のない紙切れプロが増えたらこの業界はトレーナーの自己満足で終わる。
身内で誉めあうぬるい状態では、発展はない。
それはプロだと思います。
私は学も大切ですが、豊富な数を見てきている知恵の先輩の話が常にほしい。
学を学びにいくのではなく、知恵を逆に聞かせて頂いてそれを目標にする。
やはり数を見て、扱って、失敗を繰り返してきた先輩の声が聞けずして、学は役立たずだと本当に自分も現場でそれを痛感した。
知恵が人を助け、犬を助ける。知識は自己防衛の飾りすぎず、やはり常に判断する基準、眼は知恵が一番確かだと思う。
経験者の知恵と若手の最新の知識の融合。
私の目指すチームインストラクトです。
これを合わせたら素晴らしいものが提供できる。
これからの挑戦です。
そして、犬ではなく、飼い主さん自身への意識改革に進めるための発想の転換も目指していこうと思います。
鬼になれるか?自分との闘いです。
