先週末にアイディーサービスでは初であろう、本庄市のある工場から依頼があって罠を仕掛けたところ、日曜日には既に捕まっていたようで、今日埼玉県の奥地まで車を飛ばして回収に行きました。
初めて行ったときの調査ではかけていたタオルに手形を残したり、あちこちにあるパイプの断熱材?を齧ったりとそれなりに大きなオスを予想していたのですが・・・いざ捕まったのはさほど大きくもない個体でした。
下 アライグマがよくやる 明後日を見つめるポーズ
帰った後に改めて見たところ、成獣どころか牙が生えきってすらいなかったのでせいぜい10ヶ月ていどの、親から離れたばかりのオスのようでした。この現場の周囲を見ましたけど、失礼ですけれども本庄市は想像以上に開発が進んでいて工場の周りは建物がびっしり並んでおり、本庄早稲田のあたりの開発も目覚ましく、さいたま市やその周辺自治体よりも街並みが人工的な感じがしました。そのためアライグマの餌場になりそうな場所も遠そうでしたので、この個体はあまり餌が得られなかったのではないかと思いました。
まあともかく、これが弊社では初であろう本庄市で捕獲したアライグマではありますので貴重ではありますけどね。それだけ今後は依頼の無かった自治体からも連絡が来るかもしれません。東京沿いでもアライグマが増加しているらしいのでこちらの出番は増えそうです。
追記
・・・それにしても、県北の奥地に行くたびにあのあたりの発展ぶりを感じます。いや、埼玉県自体がなのですが。
某埼玉がとんでいく映画の「埼玉は何もない」というディスりを装った賞賛にしても、「本庄ってなにもないよね」という某CMにしても、かなりの田舎出身のプロチョーネからすれば嫌味にしか聞こえないよ・・・。人も金も発展もあるじゃん。それが無いところだらけなご時世ではなおさらにね・・・。