最近静まってきましたが、春から初夏は鳥の子育てに伴い
鳥の案件が増えてまいります
現代ではあまり見かけない針金ハンガーを必死に集めて作った巣
4羽の仔ガラスがいました
場所が代わって、別の木にも巣が
しかし、
雛は巣立った後でした・・・
カラス・ムクドリ・その他野生動物の駆除で障害になるのが
基本的に我々の業界で野生動物を捕獲する場合は、
鳥獣保護管理法で守られたいますので、
埼玉県の場合は、各市町村ごとに『鳥獣の捕獲等又は鳥類の卵の採取等許可申請』を提出し、
許可が出てからの捕獲となります。
しかし、
許可には何かと時間がかかる・・・・
現場調査⇒申請書・報告書の作成⇒管轄部署へ届け出⇒市の職員による現地調査⇒許可
と言った大まかな流れがありますが、
当然、1日では終わりません。
最低でも1週間はお時間がかかります
鳥の雛の成長は早いもので、許可が下りる前に巣立ってしまう事も多々・・・
それから、困るのが
ムクドリ
この時期戸袋に巣を作ったらり、屋根裏に巣を作ったりと何かと迷惑
しか~し
ムクドリの捕獲の為の申請は、
埼玉県では、親鳥と卵・雛で異なる
親鳥は市町村の担当部署名なのだが、雛と卵は県への申請
これがまた遅いし、場所によっては遠い
なので、必ずと言っていいほど許可が下りるまでに巣立ってしまう・・・
なので、ムクドリの雛が居る場合は作業をお断りしており、
巣立ってから作業をしています。
鳥だけでなく、アライグマ、ハクビシンもこの
鳥獣保護管理法の『鳥獣の捕獲等又は鳥類の卵の採取等許可申請』により、捕獲作業が遅れる事が多々・・・
埼玉県では「埼玉県アライグマ防除実施計画(県計画)」でアライグマは直ぐに捕まえることも出来が、
ハクビシン等は対象外なので、その場で放獣しなければならない・・・
野生動物を扱う事は中々難しい問題である。