松前城(日本100名城) 11 光善寺 | みどりの木のブログ

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前回の続きです。

今回は光善寺です。

浄土宗のお寺で、

北海道に浄土宗を

広めるための道場

です。

 

有名な伝説の血脈桜です。

名称の「血脈」とは「極楽への手形」。

仏弟子であることの証明書といえます。

この名がついたのは、下の伝説がある

ためです。
「本堂改築のため桜を伐採する前夜に、

寺を訪れた娘が「近く死ぬ身の上です。

どうか血脈をお授けください」と懇願。

熱意にほだされた住職は証文を与えま

すが、翌朝に桜の枝に血脈の証文が。
娘は桜の木の精であったと悟った住職

は、伐採を取りやめ、供養したと伝わ

ります。」桜は奈良の吉野から苗で持

ち込まれたそうです。

 

光善寺は、天正3年(1575)建立され、

当初は高山寺と称し、慶長7年(1602)

に光善寺と改称、京都知恩寺の末寺です。

仁王門、鐘楼門及び経蔵は、宝暦年間

(1751~1763)に建てられたものと

いわれます。

 

 

光善寺境内図(Webページより)

①の仁王門のみ火災に遭わずに

遺構です。

 

10年ほど前に改修されて新しくなり

ました。でも一番古い建物です。

宝暦2年(1752)に造られたもので、

箱根戦争の戦禍を免れて当時のまま

現存しています。左右に金剛力士像

がいます。宝暦9年(1759)のあと

血脈桜の伝説に登場する穏譽(おんよ)

上人によって建立されたものです。

下図Hにある門です。

 

F付近からH方向は

 

 

 

塀の先にあるのが仁王門です。

ここを右に曲がり、下図Fから

Gに歩くと

 

G付近に行くと左に鐘桜門が

左に見えます。

 

鐘楼門です。

二階の鐘楼門です。

「楼」を使わずに

「桜」の字を使っ

ています。Web

ページ作りのとき

にまちがって造ら

れたそうです。

 

本堂前から撮影しています。

二階に鐘が見えます。

門の先に仁王門が見えます。

弘化4年(1847)の建立です。

春彼岸からは午後6時に、

秋彼岸からは午後5時に時

の鐘を撞いています。

光善寺の晩鐘は松前八景の

一つです。

 

境内図です。

 

光善寺白八重桜です。

昭和43年8月(1968)光善寺住職

松浦氏と浅利政俊氏が命名した桜

の木です。清楚な雰囲気ながらも

美しく優雅な佇まいが特徴です。

 

光善寺白八重桜解説板です。

 

 

血脈(けちみゃく)桜です。

ちょうど満開でした。

日本で唯一ここ光善寺境内

のみで生息するサクラの名木

です。

樹齢はおよそ300年。品種は

北陸地方に自生する桜とされ

ており、北前船とともに運ば

れたと推察されています。

 

血脈(けちみゃく)桜です。

薄いピンク色の八重桜です。

 

血脈(けちみゃく)桜です。

 

血脈(けちみゃく)桜です。

 

血脈(けちみゃく)桜解説板です。

松前を代表する品種「南殿(なでん)」

は、血脈桜を親木にして増やされました。

 

本堂です。

光善寺は文化5年(1808)、

天保8年(1837)、明治36

年(1903)と三度の火災に

遭いそのたびに本堂は焼失

しています。。明治の火災

からおよそ100年間仮本堂

のままでしたが、平成13年

(2001)31世住職の代に新

本堂を建立出来ました。

 

浄土宗なので本尊は阿弥陀仏です。

おまいりしました。「南無阿弥陀仏」

 

今回はここまでで、次回に続く

 

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