茨木城 7 旧馬引町から古田織部屋敷跡です。 | みどりの木のブログ

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昨日の続きです。

今回は旧馬引町から古田織部屋敷跡

までです。

 

下図⑳から楼門方向です。

遠くに楼門が見えます。

 

妙徳寺から⑳まで歩きました。

妙徳寺が以前からここにあった

とすれば,外堀の外なので、妙

徳寺が中川氏関連のお寺なの

だから、外堀はやはり片桐氏

の時代に造られたものでしょう。

 

⑳の交差点を渡った所です。

旧東馬口引町の石碑があり

ます。

 

旧東馬口引町の石碑です。

 

Bの所に行くと

 

B地点です。

ここから右に行き上図①へ

行きました。

番号が①に戻りました。

21から表示できないので

仕方なく①に戻っています。

 

上図Bから①方向です。

 

①から②方向です。

 

 

下図②付近にある豪商らしき

豪邸がありました。

 

 

 

上図②から③方向です。

この付近は武家屋敷跡です。

③付近に城下町に多い遠くを

見透せない道の、「あて曲げ」

または「折れ」があります。

(赤い印の所です)

 

下図③から振り返り「あて曲げ」を

見たところです。

 

 

 

上図④から⑤方向です。

この先にも「あて曲げ」が

あります。

進むと

 

坂の上が⑤です。

天井川の茨木川跡の坂道です。

 

下図⑤の所です。

ここに佐助屋敷跡の石碑があります。

 

 

 


上図⑤から④方向です。

カメラを左に回すと

 

⑤から④方向です。

 

佐助屋敷跡石碑です。

この佐助というのが古田織部のこ

です。中川清秀の妹だった仙が

古田(織部)重然の正室でした。

また、キリシタン大名である高山

右近は清秀の従兄弟でした。

古田織部の官位は従五位下の

織部助で、関が原以後は1万石

の大名でした。

官位から左介とも言われました。

妻の実家といえる茨木城なので、

古田織部の屋敷もありました。

 

古田織部の肖像画です

 

古田織部重然(しげなり)とは

 

1543年に美濃国の国人領主

であった古田重安の弟:古田

勘阿弥の子として美濃国に生

まれました。後に伯父:重安の

養子となり古田家を継ぎました。

家紋は三引両です。

父の勘阿弥は「茶道の達人也」

と「古田家譜」記されていること

から、織部も父:勘阿弥の影響

で茶道に興味をもったようです。

古田家は元々美濃国の守護大

名土岐氏に仕えていましたが、

1567年の織田信長の美濃支

配の前後に織田氏の家臣とな

りました。

1578年に荒木村重が謀反

(有岡城の戦い)を起こしたの

で、義兄の清秀を織田方に引

き戻すという手柄を立てました。

その後も羽柴秀吉の播磨攻め、

明智光秀の丹波攻め、甲州征

伐に清秀と共に従軍し、禄高

は300貫(1貫文=2石)と少

ないですが、武将として活動

しています。

信長死後は秀吉に仕え山崎

の戦いの前に、中川清秀に

秀吉へ人質を出すことを認め

させました。秀吉と義兄弟の

契りを交わしたのに、信用さ

れていませんでした。

賤ケ岳の戦いで、清秀が戦

死したため織部は清秀長男

の秀政後見役となります。

義父:重安の実子で義弟に

当たる重続を美濃から呼び

寄せ、長女:千を中川秀政

の養女とした上で娶らせて、

中川家の家老としました。

この重続の子孫は、織部の

正系が絶えた後も中川氏

の家臣として存続しました。

茶人としては千利休の「人

と違うことをせよ」という教え

で、「織部流茶道」を完成さ

せます。多くの大名が彼の

弟子となりました。歪んだの

が特徴の織部焼でも有名で

す。

徳川秀忠も弟子だったのに、

織部が大坂冬の陣の頃から

豊臣氏と内通しており、徳川

方の軍議の秘密を大坂城内

へ、矢文で知らせたなどの

嫌疑をかけられ、大坂落城

後の、1615年6月11日に

切腹を命じられ、伏見木幡

の屋敷で自刃し、古田家は

断絶します。

 

今回はここまでで、明日に続く

 

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