尼崎城 1 歴史 | みどりの木のブログ

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今回から尼崎城の紹介です。

20210年12月23日に訪問しました。

 

外観復元尼崎城天守です。

下図と少し違いますが似ています。

 

江戸時代尼崎城天守古絵図です。

 

グーグル地図です。

 

尼崎は古くは大物(おおもの)と呼ば

れていました。

阪神電車の大物(おおもの)駅近く

には、摂津大物城があったそうです。

現在の、大物主神社から北側にあ

ったと推定されています。

大物城は、急造の城だったようで、

柵を巡らした程度の簡素な平城で

した。

 

戦国時代

 

第12代将軍の足利義晴を補佐して

室町幕府を支えた管領細川高国と、

阿波の三好氏が保護していた足利

義維を擁立する細川晴元は、堺を

本拠とし堺公方府をたてて対立し

ていました。

播磨守護で置塩城主の赤松政祐が

細川高国の援軍として駆けつますが、

赤松が寝返り三好方に付いたので、

大敗を喫した細川高国は戦場を離脱

して、摂津大物城に逃げますが、既

に赤松氏の手は伸びており、尼崎に

あった藍染屋京屋にあった藍瓶の

中に隠れましたが、三好一秀に捕

縛され、細川高国は尼崎広徳寺で

自害しました。

これを大物崩れと言います。

 

大物城跡付近と言われます。

 

 

安土桃山時代

 

1578年に荒木村重が織田信長に

反抗したときに、有岡城から逃げ

た先が、大物城で尼崎城(尼崎古

城)とも呼ばれます。

 

江戸時代

 

 

1617年に戸田氏鉄(うじかね)が

5万石で入封し築いた尼崎城は、

 

戸田氏鉄(うじかね)肖像画です。

 

大物川(現在は埋立)と庄下川が

大阪湾に注ぐデルタ地帯に築かれ

た城で、尼崎城に直接船が横付

けできたことから、海に浮かんだ

ような城でした。

3重の堀をもち、本丸には2重の

付櫓を2棟付属させた、複合式の

4重天守と、3棟の三重櫓が隅櫓

として造られました。

 

尼崎城の模型です。

 

尼崎市立歴史博物館にある

尼崎城本丸の模型です。

 

明治初期に書き残された絵図です。

 

上図現在地の復元天守に

ある古地図です。(上が北)

 

水堀は2重、3重に巡らされ、

縄張りはほぼ正方形で4重の

天守ある本丸の周囲に、西か

ら北にかけて二之丸、東に

松之丸、南に南浜、東西の外

郭として東三之丸、西三之丸

がありました。

 

江戸時代尼崎の町地図です。(上が北)

城の西側には寺町があり、寺

を砦にして、西からの攻撃に

備えています。

 

戸田氏の後は、青山氏4代が続き、

1711年に桜井松平家の松平忠喬

が4万6千石で入り、以後桜井松平

家の支配が7代と続き幕末を迎えま

した。

1846年1月に本丸にある女中部屋

付近より出火します。本丸御殿が全

焼します。再建は領民の協力もあっ

て、村々でお金を出し合いました。

その年の7月には着工、翌年6月

28日に完成します。

 

明治維新以後

 

明治初期の古写真です。

南浜から本丸方向です。

 

明治6年(1873年)の廃城令で、

建物は一部を除き取り壊されます。

明治7年(1874年)に本丸御殿

の一部である金之間が、菩提寺

深正院(市内大物町)の本堂とし

て移築されました。しかし、この

本堂は第2次大戦の戦災に遭い

焼失しています。「金之間」とは、

「牡丹之間」と「菊之間」を合わせ

た名前で、金の襖絵がありました。

その他の建物も競売で売却され

て何も残っていません。

僅かに石垣が発掘で出てきた

程度です。

 

2015年に家電量販店の旧ミドリ

電化(現エディオン)創業者の安保

詮氏は、創業の地に恩返ししたい

とし、10億円以上の私財を投じ

て天守を外観復元しました、ただ

元の本丸は公共施設があります

ので、北西約300mずれた地点

にある西三之丸跡地に復元しま

した。

 

外観復元された尼崎城天守です。

 

今回はここまでで、明日に続く

 

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