平戸城(日本100名城) 1 歴史 | みどりの木のブログ

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毎日UPでブログ

加筆したので再UPしました。

今回からは平戸城の紹介です。

2021年4月4日に訪問しました。

あいにく天候は雨でした。

 

八重桜を2段に重ねた形の

オオムラザクラが満開でした。

 

戦国時代

 

1550年にポルトガル船の平戸入港

で、貿易による発展への期待を寄せ

た松浦隆信は、キリスト教の布教も

認め、ポルトガル船は平戸に来航す

ることになり、町が発展しました。

 

平戸城は平戸島にあります。

グーグル地図です。

 

拡大すると

 

平戸島は平戸大橋で九州に連結

されています。

 

江戸時代

 

1599年に平戸藩では家臣団の再

編や領国支配の強化を進める上か

ら、居城の拡充と城下町の整備が

必要となっていました。松浦鎮信

(法印)が亀岡の地(日の岳)に新

城の築城を開始します。『壺陽録』

の記述によれば、平戸城はこの年

に着工し、12年以上の歳月をかけ

て完成しました。

1600年に関が原の戦いで東軍だ

った松浦氏は徳川家康より6万3

千石の所領を安堵され、平戸藩が

成立します。

 

松浦鎮信(まつらしげのぶ)の肖像画です。

 

ヨーロッパに伝わる平戸城絵図です。

層塔式で7階まであります。

 

1613年8月に完成したばかりの

居城(日の岳城:現在の平戸城と

場所は同じ)を、松浦鎮信(法印)

が自ら放火し焼き払うという事件

が起こりました。豊臣氏との関係

が深かった松浦家は、幕府から

謀反を疑われたことが原因とする

説もあります。その後焼失から、

平戸城が再建されるまで約100

年の間は松浦氏は御館(現在の

松浦史料博物館の場所)を本拠

とした、陣屋しかない大名でした。

 

1623年に平戸イギリス商館が

     閉鎖される。

1639年にポルトガル船の来航

     が禁止される。
1641年に平戸オランダ商館を

     閉鎖し長崎出島に移転。

幕府は松浦氏の平戸では危険と

考えたのでしょう。

 

1713年に藩主松浦棟の代には、

徳川家から姫を輿入れさせ、将軍

徳川綱吉の外様大名登用策によ

って寺社奉行に就任。これを機に

平戸城の再築城が許されます。

再築工事では、惣銀高1080貫

、惣人夫延べ54万3千人あまり

を費やして、

1718年に再建完了させました。

 

松浦棟(まつら たかし)の肖像画です。

 

平戸城古絵図です。

 

天守は無しで、二の丸に建てた

3重3階の乾櫓をその代用として

います。平戸城は築城指導は、

山鹿素行の一族の山鹿義昌が、

山鹿流軍学に基づく縄張り

築城しました。

 

山鹿流の登石垣です。

 

1779年には9代藩主松浦清は

藩校「維新館」を創設。平戸城に

「楽歳堂文庫」を設立しました。

 

1850年に吉田松陰が平戸に

    遊学。
1852年に明治天皇ご誕生(生

    母は孝明天皇に仕えた

    松浦清の孫・中山慶子)

 

明治維新以後

 

1871年(明治4年)に廃藩置県

後の廃城令により廃城となります。

翌年、現存する狸櫓と北虎口門

(搦手門)を残し、城の建物は解

体されました。

 

狸櫓です。

 

北虎口門です。

 

 

1962年に模擬天守及び復興の

見奏櫓、乾櫓、地蔵坂櫓、懐柔櫓

が建てられます。天守内は松浦党

などの資料館となっており、国の

重要文化財の環頭大刀(亀岡神

社蔵)も展示されています。

 

模擬天守です。

 

現在の城跡は亀岡神社の境内や

亀岡公園となり市民グラウンドなど

の施設があります。

 



2006年4月に日本100名城に

選定されました。

 

今回はここまでで、明日に続く

 

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