仙洞御所の紹介3 御常御殿から又新亭(ゆうしんてい)まで | みどりの木のブログ

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昨日の続きです。

昨日は大宮御所御車寄せまででした。

御宮御所とは皇太后の御所で、幕末1854年の大火で京都御所と

ともに、大宮御所と仙洞御所も焼失します。火災の原因は鴨川でや

っていた花火と言います。檜皮葺の屋根は火が付き易いのも原因

でした。仙洞御所には上皇がお住まいでは無かったので、再建され

ず。大宮御所だけが、1867年に英照皇太后(孝明天皇の女御)の

女院御所として造営されました。英照皇太后が東京に移られたので

御常御殿を残して整理されました。

 

 

 

大宮御所の御車寄せです。

 

御車寄せの入口です。

 

右端の方がガイドさんです。下図①の場所です。

入ると奥に2間あり、御常御殿の申しの口です。

 

参観者休所にあった絵地図です。

①から②の方に行きます。

この塀をくぐると大宮御所御常御殿南庭②です。

 

大宮御所御常御殿南庭②と御常御殿です。向かって左が紅梅で、右が白梅です。

この御常御殿は歴史で紹介しましたが、幕末に火事で大宮御所と

仙洞御所が焼失しましたが、大宮御所の御常御殿は再建されてい

ます。また、大正時代にイギリスの皇族が京都に来た時に、宿舎と

しました。この時、内装を和装から洋装に変えて、絨毯を敷いて窓

にはガラスを入れました。和室はありません。現在は皇室の京都で

の宿舎として利用されています。今上天皇が上皇となられた時には

この大宮御所に住んで欲しいです。仙洞御所建物跡の⑰の左側に

新宮殿を建てる必要がありますが、東京一極集中を緩和して欲しい

ですね。

 

御常御殿です。ガラス戸になっています。

 

南庭には立派な松の木があります。

 

南庭には竹林もあるので、南庭は「松竹梅の庭」とも言われます。

 

②の大宮御所南庭から東にある塀を抜けると、

又新亭(ゆうしんてい)があります。

 

この御庭口門を抜けると、右側に又新亭があります。

この塀は大宮御所との結界で、仙洞御所の庭園に出ます。

 

又新亭(ゆうしんてい)です。四ツ目垣で囲まれています。抜けてきた御庭口門が見えます。

又新亭は1887年(明治18年)に近衛家から献上された茶室です。

もともとここには修学院離宮から移した、茶室「止々斎」がありました

が、幕末の火災で焼失していました。

 

又新亭(ゆうしんてい)です。この裏側に又新亭の門があります。

 

又新亭の外腰掛です。

この右側に

又新亭の門です。

 

門から見た又新亭のにじり口です。

 

又新亭の丸窓です。

 

パンフレットにあった又新亭の4畳半茶室内部です。

裏千家十一世玄々斎好みと言います。

 

 

この近くに北池の船着き場があります。

又新亭の横にある北池の船着き場です。

 

又新亭の前には北池は広がっています。

 

 

北池です。紅葉していて美しかったです。

造営当時は女院御所の庭でした。

おおむね南池が仙洞御所の庭です。

 

 

 

ズームして拡大撮影しました。

 

今日は此処までです。明日に続きます。

 

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