龍潭寺(りょうたんじ)の紹介1 歴史と井伊家 | みどりの木のブログ

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今日から龍潭寺(りょうたんじ)の紹介です。

今年2017年度の大河ドラマでよく出てきます。

萬松山龍潭寺の歴史は
この井伊谷地域は、古くは「井の国の大王」が聖水祭祀をつとめた

「井の国」の中心で、浜名湖に注ぐ井伊谷川、神宮寺川に沿っての

台地には、縄文・弥生の遺跡、古墳が数多く残され、水にまつわる

伝説もあります。奈良時代の天平5年(733年)に行基菩薩によっ

て、八幡山地蔵寺として開創されたと寺伝にあります。
当寺の縁起にゆかり深いのが、「井伊共保公出生の井戸」です。


井伊家始祖の井伊共保公出生の井戸とは


江戸時代に井伊家が代々守った、下図②の

初代井伊共保公の井戸です。この内部の左側にあります。


井伊谷の地図です。



井伊共保公とは、平安時代から戦国時代までの六百年にわたり、

 

当地方を治めた名門井伊氏の始祖です。井伊氏は保元の乱では

源義朝に味方し、鎌倉時代には源頼朝に仕え、南北朝時代では

後醍醐天皇とその皇子宗良親王を迎え北朝と戦い武勲をなして

います。室町時代に20代直平に帰依された黙宗瑞淵禅師が、新

たに禅宗の開山となり、臨済宗妙心寺派の法灯を伝えました。

 

井戸の入口右側にあった解説板です。直親の次が直政で井伊直虎の名前

がありません。家系図なので男系のみ書かれているのでしょう。

 

国人として今川氏に仕えて、「桶狭間の戦い」で戦死した井伊家

22代直盛の戒名をとり龍潭寺と寺号を変えました。

23代の直親(亀の丞)の子供直政が1561年に生まれます。

1562年に直親は今川氏により掛川で誅殺されます。

直盛の1人娘井伊直虎が、龍潭寺2代の南渓和尚の計らいで、

1565年に次郎法師が井伊直虎と名乗り、直政(虎松)の後見

役となります。

 

龍潭寺2代目の南渓和尚の肖像画です。

 

1568年に家老の小野但馬守に井伊領が横領されます。この

時に直政(虎松)は三河の鳳来寺に逃れます。

1570年に徳川元康が浜松城を本拠地にします。今川義元より

もらった元の字を改めて「徳川家康」を名乗ります。

1572年に武田信玄が攻めてきて、家康は三方ケ原で敗北し

ます。幸運にも信玄が死亡したため助かります。

1575年に松下一族の養子となっていた、15歳の直政が徳川

家康に仕えます。

1582年に本能寺の変がありますが、この年に井伊直虎が亡

くなります。今年のNHK大河はここで終わり?

 

井伊直虎と人間関係図です。


戦国時代に24代直政が浜松城主徳川家康に仕え、"井伊の赤鬼"

と呼ばれ大活躍して、徳川四天王の筆頭となります。直政は関ケ原

の戦いで島津隊の鉄砲に当り重体となり亡くなります。

 


井伊直政の木像です。

 

縦長で読み難いですが、拡大をクリックすると、縮小されて読み易くなります。

 

 

そして、幕末に36代井伊大老直弼が開国をしました。
こうした始祖共保公より40代に到る祖霊を祀る菩提寺として、彦根歴代当主に

深く帰依されて来たのが龍潭寺です。
た。
一万余坪の境内には江戸時代に建立された県指定文化財の本堂、開山堂

、総門、庫裏、霊屋などの貴重な建物が立ち並び、国指定名勝、小堀遠州作

「龍潭寺庭園」が四季折々の風光と調和しながら、悠久たる「井の国」の歴史

と文化と信仰を今日に伝えています。

 

現地でもらったマップです。

 

井伊氏出生の井戸に行きます。

龍潭寺前にある地図です。現在地より徒歩2分です。

 

すぐに見えてきました。左端の家は理容アツミさんです。

さらに進むと

井伊家始祖の井伊共保公出生の井戸です。

 

左端の石柱で囲われた所がその井戸です。

 

 

さらにストロボ撮影しました。

小銭がたくさん投げ込まれていました。井戸の水深は浅いです。

NHK大河では何度もこの井戸が出てきます。

 

庭園前の広場に戻りました。

 

 (大河ドラマ館パンフレット・ウイッキペデイア・もらったパンフレット・龍潭寺のWebページから引用) 

 

今日はここまでです。明日は龍潭寺の境内紹介です。

 

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