小諸城の紹介 大手門と「にゃんこ」 | みどりの木のブログ

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今日からは上田市の南にある小諸市小諸城の紹介です。

小諸城の歴史
長享元年(1487年)に大井光忠によって築城されたと考えられています。

戦国時代は武田信玄の東信州経営のため、信玄の軍師であった山本

勘助による縄張りが現在の縄張りです。この時は石垣がありませんでし

た。武田勝頼期には御一門衆の下曾根浄喜が城代を務めており、天正

10年(1582年)3月の織田・徳川連合軍の甲斐侵攻に際しては、小諸

城に逃れてきた武田信繁の次男信豊を、浄喜が打ち取り首を織田信長

に進上しますが、浄喜は不忠者として誅殺されました。
武田氏が滅んだ後に上野国と信濃佐久郡・小県郡は織田家臣の滝川

一益の領地になり、城代は家臣の道家正栄が務めます。
天正10年6月2日の本能寺の変により、後北条氏が上野へ侵攻し、

6月19日に一益は後北条氏との神流川の戦いで敗退します。敗走し

た一益は箕輪城(群馬県高崎市箕郷町)を経て碓氷峠を越え、6月21

日に小諸城へ入城します。6月21日に佐久郡の国衆・依田信蕃(よだ

のぶしげ)が小諸城において一益と面会し、一益は木曽郡の木曽義昌

とも交渉し、6月27日に小諸城を退去して佐久・木曽両郡を通過して

本国の伊勢国長島へ帰還します。これにより小諸城主は依田信蕃と

なります。後に徳川氏に引き渡されます。

その後小田原征伐での功労が秀吉に認められ、浪人から5万石で再

び大名に列せられた、仙石秀久が天正18年(1590年)に領有します。

三重天守も仙谷秀久の頃に建てられたものでした。天守には豊臣秀

吉の桐紋の金箔押瓦が用いられていました。これは徳川家に対して

秀吉が財力を示したものと言われます。なので財政的に秀吉が援助

して出来た城でもあります。寛永3年(1626年)に落雷によって焼失し

ています。その後、仙谷秀久は関ヶ原の戦いでは東軍につき、元和

8年(1622年)に、2代仙谷忠政が上田城へ転封となるまで、仙谷氏

が小諸城を居城としました。

 

小諸城大手門です


安土桃山時代から江戸時代にかけて、石垣を構築した近世城郭に改

修されます。現在のような構えとなったのは仙石秀久の改修によるもの

で、城郭は城下町である市街地よりも低地に縄張りされ、市街地から

城内を見渡すことができ、このため穴城とも鍋蓋城ともいわれます。

浅間山の田切地形の深い谷を空堀として利用しており、西側の千曲

川の断崖も天然の防御として利用されています。

 

小諸城ジオラマです。千曲川の断崖とその上に続く、

畝々状の地形を利用しています。


江戸時代には小諸藩の藩庁が置かれ、その後は松平氏、青山氏、

酒井氏などが封じられます。元禄15(1702年)に牧野康重が移封

された後は国替えは行われず、牧野氏10代康済の時に明治を迎

えました。
明治以降城内に牧野藩の武士により、懐古神社が祀られました。
現在、懐古園の敷地の多くは宗教法人懐古神社が所有し、小諸

市に賃貸することにより賃借料を得ています。宗教法人懐古神社

は、氏子数が50余名と少数です。その氏子は小諸在住の小諸藩

の士族出身者の子孫・関係者です。隣の上田城の場合は、市に

寄付されています。ここは上田と違い牧野氏を祀っていますので、

宗教法人の土地として税金が優遇されています。
市営公園小諸城址懐古園(こもろじょうし かいこえん)として整備、

公開され入場は有料です。
2006年(平成18年)4月6日、日本100名城(28番)に選定され

ました。

 

小諸城の地図です。

城内を「しなの鉄道」が通過しています。なので大手門

と三の丸が城から分離しています。

今日は大手門から紹介します。

現在地にある地図です。

大手門の部分が公園になっています。

くらしかる浪漫館は

小諸市くらしかる浪漫館です。昔は養蚕で使用した蔵です。

 

現在地から入った所から見た大手門です。

 

大手門の正面です。

 

門をくぐり内側から撮影すると

内側から撮影した大手門です。

1612年藩主の仙石秀久が築きました。石垣と門は

分離(初期城門に多い)しています。2階が居館形式

で、この時代には珍しく屋根が瓦でした。明治維新後

民有となり料亭や、小諸義塾(島崎藤村も教員として

勤めていました)などとして使われました。国重要文化

財です。

期間限定的に内部を公開しています。右側石段を上

り2階に入れます。私の行った時は閉鎖していました。

 

大手門の解説板です。

 

もう一度案内図です

大手門の右に歩いていくと、

かわいいにゃんこを発見しました。

 

暑いのか車の下にいました。

 

私と目が合いました。パンダのようなにゃんこです。

「こんにちはにゃ」と言っているようです。

 

もう一匹いました。お友達のようです。

「なんだにゃ・・」と言っているようです。

 

今日はここまでです。明日本丸の方に行きます。

 

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