野宮神社の紹介 | みどりの木のブログ

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昨日の続きです。
夕方になって来たので、宿に戻りました。
帰りは天龍寺の中を通らずに、竹林の道
を歩き、野宮(ののみや)神社に参拝しま
した。


竹林の道







野宮神社にあった地図です。



ここを左に曲がると野宮神社の鳥居が見えます。

野宮はその昔、天皇の代理で伊勢神宮にお仕えする斎王
(皇女、女王の中から選ばれます)が伊勢へ行かれる前に
身を清められたところです。 
嵯峨野の清らかな場所を選
んで建てられた野宮は、黒木鳥居と小柴垣に囲まれた聖地
でした。その様子は源氏物語「賢木の巻」に美しく描写され
ています。 
野宮の場所は天皇の御即位毎に定められ、当社
の場所が使用されたのは平安時代のはじめ嵯峨天皇皇女仁子
内親王が最初とされています。斎王制度は後醍醐天皇の時に
南北朝の戦乱で廃絶しました。その後は神社として存続してい
ます。



源氏物語と野宮神社
光源氏と六条御息所(みやすどころ)の別れの舞台として登場します。
御息所は野宮神社で「神垣はしるしの杉もなきものを いかにまがへて
折れるさかきぞ」と光源氏に向けて詠んでいます。




黒木鳥居と柴垣です。
クヌギの鳥居だそうです。





手水場です。




行列が出来ていて、野宮大神への参拝に5分ほど待ちました。


境内には主祭神の野宮大神(天照皇大神、あまてらすおおみかみ)
の他にも小さな社がいくつも並んでいて、縁結びの御利益がいただ
ける野宮大黒天に手を合わせる二人連れや若い女性が多く、他にも
子宝安産の白福稲荷大明神、芸能上達の白峰弁財天、交通安全の
大山弁財天、火伏せの神の愛宕大神などの社が木立の中に鎮座し
ています。


パワースポットお亀石 :野宮大黒天の横に置かれている大きな石が神石で、
亀の形をしているところからお亀石と呼ばれています。お詣りした後で、祈り
を込めて石をなでると1年以内に願い事が達成できるといわれており
、数あ
る京都のパワースポットの一つとして人気があります。
特に良縁に恵まれたいという人に人気だそうです。



苔の庭

黒木鳥居の道路を挟んで、向かい側には


斎宮行列の写真が展示してありました。

斎宮(さいぐう) 毎年10月第3日曜日に行われる、
斎宮行列で斎宮が伊勢に発たれる様子を優雅に
再現されます。斎宮とは伊勢神宮で祭祀に奉仕す
る歴代天皇の未婚の皇女のことで、斎宮に立たれ
る前に潔斎のために住まわれた場所の一つが野宮
神社だそうです。斎宮の習わしは垂仁天皇の皇女
倭(やまと)姫命から始まり、14世紀後半の南北朝
時代まで続きました。


去年の斎宮行列のポスターです。
展示された写真の一部をお借りしました。

斎宮行列の様子です。



斎宮が大堰川で身を清めている様子です。

今日はここまでです。
明日は嵐山電鉄の嵐山駅イルミネーションなどです。

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