夕方になって来たので、宿に戻りました。
帰りは天龍寺の中を通らずに、竹林の道
を歩き、野宮(ののみや)神社に参拝しま
した。
野宮はその昔、天皇の代理で伊勢神宮にお仕えする斎王
(皇女、女王の中から選ばれます)が伊勢へ行かれる前に
身を清められたところです。 嵯峨野の清らかな場所を選
んで建てられた野宮は、黒木鳥居と小柴垣に囲まれた聖地
でした。その様子は源氏物語「賢木の巻」に美しく描写され
ています。 野宮の場所は天皇の御即位毎に定められ、当社
の場所が使用されたのは平安時代のはじめ嵯峨天皇皇女仁子
内親王が最初とされています。斎王制度は後醍醐天皇の時に
南北朝の戦乱で廃絶しました。その後は神社として存続してい
ます。
源氏物語と野宮神社
光源氏と六条御息所(みやすどころ)の別れの舞台として登場します。
御息所は野宮神社で「神垣はしるしの杉もなきものを いかにまがへて
折れるさかきぞ」と光源氏に向けて詠んでいます。
手水場です。
境内には主祭神の野宮大神(天照皇大神、あまてらすおおみかみ)
の他にも小さな社がいくつも並んでいて、縁結びの御利益がいただ
ける野宮大黒天に手を合わせる二人連れや若い女性が多く、他にも
子宝安産の白福稲荷大明神、芸能上達の白峰弁財天、交通安全の
大山弁財天、火伏せの神の愛宕大神などの社が木立の中に鎮座し
ています。
パワースポットお亀石 :野宮大黒天の横に置かれている大きな石が神石で、
亀の形をしているところからお亀石と呼ばれています。お詣りした後で、祈り
を込めて石をなでると1年以内に願い事が達成できるといわれており、数あ
る京都のパワースポットの一つとして人気があります。
特に良縁に恵まれたいという人に人気だそうです。
斎宮行列の写真が展示してありました。
斎宮(さいぐう) 毎年10月第3日曜日に行われる、
斎宮行列で斎宮が伊勢に発たれる様子を優雅に
再現されます。斎宮とは伊勢神宮で祭祀に奉仕す
る歴代天皇の未婚の皇女のことで、斎宮に立たれ
る前に潔斎のために住まわれた場所の一つが野宮
神社だそうです。斎宮の習わしは垂仁天皇の皇女
倭(やまと)姫命から始まり、14世紀後半の南北朝
時代まで続きました。
去年の斎宮行列のポスターです。
展示された写真の一部をお借りしました。
斎宮行列の様子です。
斎宮が大堰川で身を清めている様子です。
今日はここまでです。
明日は嵐山電鉄の嵐山駅イルミネーションなどです。
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