堺市立博物館の紹介1 | みどりの木のブログ

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1日おきに更新しています。

今日から堺市立博物館を、一部分だけ紹介します。
全体が知りたい人は、是非お出かけ下さい。


堺市立博物館の入り口です
近ずくと


1階入り口から地下の展示が見えます。


1階の案内図です
1階に入ると、順路として古墳コーナーがあります。


百舌鳥古墳群の大きな写真コーナーです。
この大仙公園は仁徳天皇陵と履中天皇陵に
挟まれた所にあります。

先ずは古墳の話です


古墳の石棺にあった武器と鎧です(複製品です)


王者の石棺の構造です
出土品は


上の地図の履中天皇陵の少し南にある、大塚山古墳
(現在は宅地になっています)から出土した鎧と兜です。


同上古墳から出土の、すね当てと草摺りです。


この兜は美原区にある黒姫(仁徳天皇の妻)山古墳
出土の兜と兜飾りの復元品です。

そして、鎧のお試しコーナーがありました。


子供用と大人用があります
大人用を試着しました。


こんな感じでした(私の顔はアメンバーさんに公開しています)
鉄製?なので、ずっしりと重かったです。

堺の産業・文化コーナーには
家康が大坂の陣のために、堺の鉄砲鍛冶職人の
芝辻理右衛門に造らせた大砲です。


芝辻の大砲(模造品)

豊臣方が使用していた大筒は、16世紀にヨーロッパで生産されていた
「仏郎機砲」
(フランキ砲のフランキとは中国でポルトガル人を指す)
有効射程距離は330~440メートル。おまけに時々暴発する厄介な
代物でした。
大坂の陣が始まる前、家康はイギリスからカルバリン砲
(弾丸重量約8kg)4門、セーカー砲(弾丸重量5ポンド)1門を購入し
ています。

 このカルバリン砲の有効射程距離は1800メートル、最大射程距離
6300メートルです。家康が堺の鉄砲
鍛冶・芝辻理右衛門道逸に作ら
せた芝辻砲は1100匁
(約4.1kg)の弾丸を飛ばせる大筒で、大坂城
天守
閣から700メートルの位置(古地図に砲台とあり)から砲撃した
らしいです。有効射程距離は1000mほどと思わ
れます。大阪城内の
フランキ砲や鉄砲の攻撃を受けない位置
に、砲台があったと考えられ
るので、
総構えから700mとしても有効射程距離(天主閣破壊が有効)
になり、
高度差(天守閣の位置は高い)を考慮して、天守閣に命中した
のは芝辻砲ではなく、射程の長いカルバリン砲だと思います。


Web上から引用のカルバリン砲です

カルバリンという名称は、ラテン語のcolubrinus(ヘビのような)という意味で、
上図写真では砲身約5m鉄製です。
 カルバリン砲とフランキ砲(銅製)は
砲弾を飛ばすだけ
で炸裂しませんでした。なので当時の大砲は威力の無い
のです。
炸裂弾を使っているのはアームストロング砲で、明治維新に新政府軍が使い
ました。
今日はここまでにします。
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