ギックリ腰の痛みを緩和するコツ
ギックリ腰の痛みが思うように改善できません。
患者さんが納得されるレベルまで改善したいのですが、コツがありましたらアドバイスを頂けますでしょうか?
というご質問を頂きましたので、ここでお答えさせて頂きます。
同じような症状でも、治療の組み合わせや重点を置くポイントは様々です。
が、筋肉も関節も施術を行う部位や使う手技は限られていますので、疑わしい部位は積極的にアプローチしてください。
ただ1つ注意点があります。
それは、やたらと施術を加えすぎるということです。
特に、ギックリ腰や寝違いといった急性疾患に対して、施術者が犯しがちなことです。
痛みがゼロになるまで施術を加える
筋肉が柔らかくなるまで施術を加える
私自身も初めの頃はこれをしていました。
治したいと思えば思うほど、ついつい手を加えすぎてしまうんですね。
実はこれが、早く改善できない、あるいは痛みを悪化させる大きな原因となることが多いんです。
ですので、逆に物足りないくらいの施術を加えると良い結果がでてきます。
手を抜くのではなく、この患者さんのこの症状には、どれくらいの刺激量が最適なのか!?
ここをじっくり考え、指先に集中して施術を加えれば、きっと良い反応が出ますよ。
やりたいことをやってみてはどうですか?
先日の個人レッスンで、缶コーヒーを飲みながらこんな話をしました。
「いや~最近は近所に整骨院やリラクゼーションサロンが増えてきて、ホントしんどいです~これからどうしようか悩んでしまいます」
実はこういう話題、個人レッスンでもセミナーでも、またオフ会などでもよくある話題なんです。
それほどこの業界はおしくらまんじゅう状態だということですね。
そんな話題の時、いつも口にする言葉は決まってます。
「何でもやりたいことをやってみたらどうですか?」
会社勤めだと副業は×というところがほとんどですが、自営業者は何でもできます。
治療院にスクールに、出版にDVD作成に・・・・
服屋さんをしたり、カフェ併設のサロンを作ったり、雑貨を販売したり・・・
移動サロンを作ったり、サロンに似合うアンティークな棚を作ったり・・・
言ってみれば、あなたが好きなことは何でもできる環境なんですね。
だから、治療家であってもセラピストであっても、1つのことに固執する必要はないんです。
むしろ、今まで誰もやってこなかったことがドンドンできちゃう訳です。
そうした全く違う分野から多くの刺激を受けて、また新しい発想が湧いてくるということが多々あります。
そうした気づきが治療技術を磨く良い材料にもなるんですね。
どんなことでも成功するかどうかはやってみないと分かりません。
それならやりたいことをやってみたらどうですか?
重心が外側に偏ったO脚の治し方
今日は、昨日の記事の補足です。
実は、昨日紹介したチェックポイントに関して、個人レッスンでこういう質問をよく頂きます。
「どちらかと言うと、足底の外側に重心が乗っていて、逆に内くるぶしの間は開いている人が多いのですが、そういう人でも、かかとは内側に倒れているのですか?」
こういう方ですね↓
結論から言いますと、人によってその度合いは違いますが、その中で起こっている変位は同じです。
このように↓、かかとが内側に倒れ、内側縦アーチが減少、内側ラインの骨、関節に負荷がかかっている状態です。
ところが、こうした足部=土台の傾きというのは、股関節や骨盤周り、さらには腰部に負担をかけます。
その結果、身体のバランスを整えるために、股関節が外旋(外巻き)し、足底の外側に重心が偏(かたよ)った状態になりやすくなります。(下・写真参照)
これがO脚の方によく見られる、立ち方、歩き方です。
そして、このように股関節が外旋すると、骨盤は後傾する傾向にあります。(下・写真参照)
(注)こうした骨格の動きは、筋肉の作用を除いた自然な動きになります。ですので、中には腰部の前弯が強い状態のままの方もたくさんおられます。
このように足底の外側に重心が乗っているタイプの方も、足部のねじれは同じように起こっていて、ただ股関節や骨盤の動き=バランス調整によって、足部の着地点が変わっているということになります。
ですので、こういうタイプの方の施術も、足部のねじれを中心に行えばOKです。
そして、特に骨盤周りの筋肉のバランス調整(エクササイズの指導)、そして時には、仙腸関節や腰仙関節へのアプローチも重要なカギとなってきます。
こちらが↓、足部、膝、股関節への施術、そしてエクササイズを行ったビフォア・アフターです。
今までの、骨盤矯正やO脚矯正の理論というのは、色々なタイプの歪みに対してそれぞれ違ったアプローチを行うものが多かったようです。
でも、人の身体というのはそんなに複雑な変形を起こすものではありません。
大事なのは、1連の施術の中で、この人にはどの施術に重点を置くべきなのか!?
そのポイントをきっちりと見極めれる診断力が大事だということです。
二日にわたり少し難しい内容になりましたが、特に多いご質問ですので皆様にもご参考にして頂ければ幸いです。





