連休:捨て活中 | 8-hour workdays

8-hour workdays

音楽を中心に、気ままにブツブツ

部屋が散らかっている.

本の大半を電子書籍に変えたのだが,
それでも紙の書籍が相当ある.
今,それが床に積みあがっている.

日本の場合,電子書籍化が
アメリカに比べて相当遅く,
紙版しかない書籍もまだまだある.

買ったときは何か思いがあって
購入しているのだが,
届いてしまうと安心してしまい,
そのまま眠っている書籍がいくつもある.

途中でつまらなくなったり,
余りにも置きすぎて,
情報が古くなり読む気が
しなくなったものもある.

電子ならそのまま放っておけばよいが,
紙の書籍は,どんどんスペースを

侵食してくる.

下記の写真は,会社のアセスメントテスト(GMAP)
の時に買ったもので,1回落ちているため,
仕方なく購入した.e-ラーニングを
信じてそれだけを勉強していたのだが,
テストにはほとんどでなかった(詐欺やん).
終了後,かなりの人が怒っていた.

 

 

合格点をとらないと将来的には減給と

言われていたので,2回目は真面目にやった.

結局,この本は分かりにくくて,

ネットで調べた方がよっぽど分かり易かった.

 

今や合格点を取ったため,もう必要がない.

ゴミだ!ゴミだ!ゴミだ!

区分は「資源ゴミ」だ!

そもそも自分の業務には全く関係ない.

この勉強で唯一役に立ったのは,

近所のスーパーの経営状況が

悪いということが分かっただけだ.

 

迷わず捨てることにした.

 

そして下記の写真.

元々E.フロムは好きなので,

電子書籍でもまあまあ持っているが,

このタイトルは電子書籍がなかったため,

仕方なく紙で買った.

 

 

簡単に説明すると,

「生きるということ」の書籍には

こう書いてある.

もつ(to have)という様式より

ある(to be)という様式を

重要視しろと.

 

ものを持つことは自己の価値や

アイデンティティではない.

そればかりをしていると,

慢性の飢餓状態と

不安ばかりを産むことになる.

 

「ある」という様式は,

人間はもともとこうありたいという

生来の欲求があり,

自分の能力を表現し,

他人と結びつき,関心や経験を

分かち合い,利己心の独房から

逃れ出ることである.

これが生きると言うことの肯定になる.

 

そう書かれている.

わりと仏教的な考えに近い.

 

そしてもう1冊の

「愛するということ」には

何故かたくさんの付箋が貼ってある.

 

「愛は能動的な活動であり,

 受動的な感情ではない.

 愛に「落ちる」のではなく,

 「自ら踏み込む」のである.

 つまり愛は「もらうもの」ではなく

 「与えること」なのだ」

 

付箋だけでなく,波線まで引いてある

どうしちゃったんだろうな,

その時の自分.

 

でもこの本は,

寂しい独り者のために

書かれた本ではない,

パートナーや家族がいる人たちにも,

本当に愛することとは

こういうことなのだ

という内容で書かれている.

そして「愛は技術である」と言うことが

終始にわたって主張されている.

 

この2冊については

捨てずにとっておく.

どちらもフロムの

「自由からの逃走」から

派生している考えであり,

わりとよく読み直している.

 

それ以外の本は英語関係が多いな.

 

「日本人なら必ず誤訳する英文」

と言う本を買っているが,

誤訳以前に読んでないものな.

 

これは捨てるのを悩むな.

良書なんだよな.

どうせ読まないんだろうけど.

 

明日は洋服と寝具を捨てよう.

もう誰もうちには泊りに来ないし.

 

これらの整理が終わったら,

「愛するということ」と

「生きるということ」を

また読み直すかな.

 

なんか寂しいな.まあいいか.