桑田靖子 もしかしてドリーム | 遠ざかる昭和を懐かしむ

遠ざかる昭和を懐かしむ

青春時代を過ごした“昭和”という時代。
そこにはキラキラ輝くアイドル達がいた。
こんな時代だからちょっと立ち止まって振り返ってみよう。


前回前々回に引き続き、アイドルデビュー3作目勝負曲特集・第3弾!



1983年10月1日に発売された桑田靖子さんの三枚目のシングル
「もしかしてドリーム」。↓






デビュー曲「脱・プラトニック」、
続く2ndシングル「愛・モラル」のマイナー調アイドルロック路線とは打って変わって、
年末の新人賞レースに向けてバリバリアイドル路線で桑田さんは勝負をかけてきました。

(とは言っても、多くは「愛・モラル」が歌われてましたが・・・
レコ大やNFS歌謡祭などは「もしかしてドリーム」で勝負。)


この曲、グリコのお菓子「マリンバ」のタイアップも付きまして、
テレビCMでも流れていましたので憶えている方も多いのではないでしょうか。

“グランドで汗を流す想いを寄せる彼を見つめながら心ときめかせる女子”
アイドルソングではありがちな設定です。

サビで転調するあたりでは、
靖子さんのパンチのある声とメロディーが一気に加速する感じがして、
聴いてるこっちも正直アガります。笑
マイマリンバ~♪の意味は分かりませんが、そんなことはどーでもいいのです。笑
私のマリンバ(木琴)?
私のマリンバ(お菓子)?
どーでもいいのです楽しければ。笑


ところで、
アイドルと言えばだいたいがデビュー3~4年目くらいが声のピークだと思うんですが、
靖子さんに関してはデビューして1年くらいがピークだったような気がします。
まさに「もしかしてドリーム」の頃くらいが一番声が出ていたのではないでしょうか。
というか、女の人にも声変わりがあるかどうかは分かりませんが、
「あいにく片想い」くらいになると高音が少し、ほんの少しキツそうに聴こえるんですよね。
若干掠れたような感じにも聴こえます。
それでも充分すぎるほどの歌唱力なのは間違いないんですけどね。


話は少し逸れましたが、
この「もしかしてドリーム」、ステージ映えする素晴らしい楽曲だと思います。