田中久美 少女の中の悪魔(デビル) | 遠ざかる昭和を懐かしむ

遠ざかる昭和を懐かしむ

青春時代を過ごした“昭和”という時代。
そこにはキラキラ輝くアイドル達がいた。
こんな時代だからちょっと立ち止まって振り返ってみよう。


前回紹介した岡田有希子さんの3枚目のシングル「-Dreaming Girl- 恋はじめまして」と同時期に新人賞レースでよく耳にした、
1984年8月8日に発売された田中久美さんの3枚目のシングル「少女の中の悪魔(デビル)」。


この曲は2001年12月1日に発売された「ホリプロタレントスカウトキャラバン 25thメモリアル」のDISC2に収録されています。(初CD化)↓



外箱(カートンBOX仕様)


ブックレット表紙(30㎝アナログアルバムサイズ大型ブックレット)


田中久美さんのページ 1


田中久美さんのページ 2


DISC2(表)


DISC2(裏)
田中久美さんの楽曲は3曲収録されています。

( 「スリリング」、「カリッと夏」、「少女の中の悪魔(デビル)」 )



1984年の新人賞レースで歌われた楽曲では、
・岡田有希子 「
―Dreaming Girl― 恋はじめまして」
・荻野目洋子 「さよならなら始まる物語」
・吉川晃司 「ラ・ヴィアンローズ」
・長山洋子 「シャボン」
・田中久美 「少女の中の悪魔(デビル)」
この5曲はよく憶えていますね。
田中久美さんは前二作の印象が薄かったのですが、
私の中ではこの曲で一気に知名度が上がりました。

いわゆる明菜路線で、
ミステリアスなイントロとサビが印象的でした。
ビジュアル的にはこの路線が一番彼女には合っていたのではないでしょうか。
テレビで見る限りでは岡田有希子さんと同じく、
とても控えめで落ち着いた印象を受けていました。
そのイメージとビジュアルとのギャップが上手く噛みあえば良かったんでしょうけど、
次作の「火の接吻」もいまいちパッとしないまま、
デビューから二年後、故郷に戻られました。



数年前にテレビで岡田有希子さんのことを涙ながらに語られているのを見て、
やっぱりいい人なんだなぁと感慨深くなりました。