力ずくで行こうとしたんだよ。
「こんばんはー。」
だから、いらっしゃいませといえ。
「ダークモカチップフラペチーノグランデホイップなし。で。」
いや、コーヒー多めのやつとかじゃなくていいから。
そして、甘い食いもんはいらんから。
てかお前ちゃんと接客しろよ。
態度なんとかしろ。
なんか夜だからって
もうすぐ店閉めるからって
気を抜くんじゃない。
はっきりいってお前ブスだぞ。
………。
俺そのうち捻くれて捻くれて
誰にも好かれず死んでいきます。
誰かの優しさに泣きそうなぼく。
この車内で口ずさむ歌も思い付きません。
山王山公園。
上田市の小高い丘の上。
ベンチに座っていると
ぼくと同じような目をした女子高生が
少し離れた所に座るのです。
ぼーっと向こうを見てましたが
寒くなったのかどこかえ行ってしまいました。
「大丈夫ですか?これどうぞ。」
??(・ε・`)??
「どうぞ。」
温かいコーヒーを差し出してきたのです。
なんという…
なんということでしょう!
「毒なんか入ってませんよ。」
にこっ。
えええ?え?えええええ?
いや、もうこの際、
毒はいっててもいいです。はい。
月明かりに照らされた女の子は
素朴と可愛いの狭間にいた。
日本も捨てたもんじゃないですね。笑
その女の子は男にふられたらしいです。
僕も初めて会ったその子に色々と長々と
自分の事を話してしまったのです。
ぼくは秘密主義。
なんでもかんでも
だれにも話したくはなかった。
でもなんか
話せて嬉しかった。
聞いてくれる人がいる事が
嬉しかった。
さてこのあとは…
無駄に展開を想像してみるが
僕から出る言葉は
「じゃあ帰ろうか。」
「…はい。」
………
「こんばんはー。」
だから
いらっしゃいませといえ。
ブス。
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