今回は打撲のお話です。

私は来院する患者さんに人間が一番警戒しなければならないのは『冷え』と『打撲』ですと常日頃話しています。

冷えに関しては様々なメディアで対策を紹介しているせいか、気をつけていらっしゃる方は多くなりました。

しかし打撲に関しては一般の方の目に留まる様な紹介はほとんど無いと言えます。

頭をひどく打てばさすがに病院に行く方もいるかも知れませんが、体の打撲は放って置かれるケースも多いのが現状です。

子供など転んだりぶつけたりで頭を打つ事も多くあります。

この時注意してもらいたいのは、子供は痛みが引いてくると、すぐに遊びに出かけたり走ったりしてしまいがちです。

もし頭の中の血管に傷が入っていた場合、走って血流を盛んにしてしまうと、そこから出血する場合があります。

お風呂も同様です。 体のほとんどを湯につけてしまうと水圧が体を絞り、血液は頭に押し上げられますので、出血の危険がある訳です。

頭をぶつけたら3日間は湯船に浸かるのは避けましょう。

頭の打撲は一週間は気を抜いてはいけません。中には亡くなる人もいるのです。

特に後頭部の打撲が怖く、小指の頭程の穴が開いても死に至る場合があります。

体の打撲も注意は必要です。転んだ、ぶつけた、殴られたなど不意に起こった打撲ほど体には影響します。

打撲は強さよりも早さが問題となりますが、打撲を受けた瞬間の体の状態を体が記憶してしまうのです。

これは実験でも簡単に証明できますが、体を曲げた形で何処か一箇所をドンと叩くと背骨など簡単に曲がってしまいます。

これを放っておくとこの歪みからくる体の不調が起こる訳で、月日が経つ程具合が悪くなるのです。

これが後遺症の正体です。

そこで均整法に伝わる数々の打撲調整の中から、一般の方が打撲した時すぐにやっておくべきものをご紹介いたします。

立てる様でしたら立って行います。
なるべく良い姿勢を作り、お尻の真ん中の平べったい骨『仙骨』のド真ん中を軽く握った拳の甲側で50回叩きます。

叩いてない方の手もお尻の方へ置いておいた方が叩くとき体が捻じれなくて良いです。

立てないときは座ったり、横向きに寝たままでなるべく背骨だけは伸ばして叩く様にしましょう。枕か手枕をして首から背骨が真っ直ぐになるように気をつけましょう。

これだけの事で打撲のショックは概ね消えてゆきます。打撲した時に一度行えば結構です。

ただこの仙骨を打撲してる場合は、叩くと痛いのでやめておきましょう。

その時は打った仙骨に掌を当てておき、ちょうど反対側の下腹部の皮膚をゆっくりと上下左右に引き伸ばしておきましょう。

打撲の場所によって様々な調整法があるんですが、それは均整法のプロに任せてもらうとして、ご自分ではとりあえず仙骨を叩く事を覚えておいてください。

頭の打撲の時に気をつけて欲しい事は、吐き気が起きたり実際吐く場合はすぐに精密検査です。

打撲が軽くても内部に影響していますので、即刻検査を受けてください。

それで異常無しと言われれば安心していられる訳ですから。ビビりながら恐怖の一週間を過ごさなくて済みます。

一週間過ぎて死ぬことはめったに無いと言われています。

読んでくださってありがとうございました
(*^^*)感謝


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