2024年5月12日

 

      

 

サクラソウとはどのような植物なのか、私のようによく知らないヒトは、次の説明を読んでみてください。。

 

      

 

と、いうことなんだそうです。知っているヒトにとっては、そんなことを改めて説明しても今更何を・・・なんでしょうが、知らないヒトに「ふーんそうなんだ」と少しでも思って頂ければ、ここに掲載した甲斐があります。

 

日本の春の名花と謳っているだけあって、各々の名前も和名です。

ただ、今回はその名前と花の色合いや姿形が、もひとつしっくりと合っていないような気がしたので、以下個人的感想だと前以てお断りしておいて紹介していきます。

 

最初に登場するこの名前は、墨が川に流れて墨色に染まってしまったという光景を

イメージして命名したと思われますが、「公害」などという文字が頭の片隅に浮かぶのは、無粋な私だけでしょうか?

 

      

 

      

 

うーむ、墨と云えばたとえ川に流れて薄まったとしても黒色だと思いますが、無粋な私には紫色のようにしか見えません。

 

次のは、時雨という名前が付いているからには「しぐれ=秋から冬にかけて一時的に降る雨」のイメージだと思います。

 

時雨の前に「里」の字が付いているということは、里山に降っている時雨ということ

なんでしょうか。

里はともかくとして、雨の雰囲気ではないような気がしますけど、ま、命名したヒトがイメージして名付けたのでしょうから、そう言われればそうなのかもしれません。

 

      

 

      

 

次の名前は「赤蜻蛉」ですが、昆虫の蜻蛉(かげろう)のことだと思います。

繰り返すようで申し訳ありませんが、うーむ、そうですか・・・蜻蛉ねぇ・・・

 

      

 

      

 

参考までに、実際の「紅蜻蛉」と比べてみましょう。

 

      

 

どうですか、色合い、姿形、を見比べて。

うーむ(今回はこればっかしですが)どうなんでしょう。ちと違うような気が・・・

 

紫だけではなく、白いのもありました。

 

      

 

      

 

いちいち、あれこれ言うようで気が引けるんですが、奥秩父に「白泰山」という山が

あります。泰山白と文字の並びは違いますが漢字は同じです。

その山が、これです。

 

      

 

ま、命名するのは自由なのでいいんですけどね。

 

白色続きでこういうのもありました。

 

      

 

      

 

「香陵」ではなくて「香了」なんですね。この「了」は完了の「了」だと思いますが

意味は調べてみてもよく分かりませんでした。峰は分かりますけど。

 

次に紹介したい展示会もあるので、今回のサクラソウは一回で済ませようと思って

書き始めましたが、サクラソウの命名者にとっては言いがかりとも思われるかもしれないようないらんことを書いていたら、収まり切れませんでした。

 

長くなるので、残りは次回に続きます。