2024年6月22日

 

      

 

先週の投稿から落語の口に火が付いたまま燃え盛り、どうにもこうにも消えないので今回も落語関連を続けます。

 

落語方面がお好きの方なら興味津々でしょうが、ネット通販最大手、アマゾン、じゃなくて、アマゾンに広がる密林、ジャングル、おー、これこれ、密林の王者ターザンは、誰それ、というヒトも多いでしょうが、ジャングルと発音が似て非なる、そう、ジャンルです、お好きなジャンルでないヒトは、この投稿を無かったことにして先週に引き続きもう一回休憩しておいて下さい。

 

in spite of clumsiness 拙い投稿にも拘わらず、毎回たくさんの方に「いいね」を

して頂いてますが、その方々の投稿については、全て、もとい、殆ど、んー、私ウソをついてしまいました。できるだけ、なるべく、目を通すようにしております。

 

ただ最近「これはどうも・・・」と感じる投稿内容の方も散見するのは事実で、誠に僭越で申し訳ないのですが、そのような投稿については拝見はするものの、スルー

してしまうことも多いです。以上、近況報告終わり。

 

さて、書籍タイトルは「シン・談志が死んだ 立川流はどこへ行く」です。

 

「談志が死んだ」は、回文になっています。

つまり上から読んでも、下から読んでも(横書きだと、左から読んでも、また反対の右から読んでも)「ダンシガシンダ」なのです。

 

「シン」と付いているのは、庵野秀明監督のヒット映画である「シン・ゴジラ」「シン・エヴァンゲリヲン」「シン・ウルトラマン」「シン・仮面ライダー」等の、シン

シリーズにあやかったのか、大外を刈った一本!なのか、稲を刈ったのかは不明ですが、多分だいたいそんなトコロ(どんなトコロだ)だと思います。

 

この本の帯には、こんな文言が書かれていました。

 

      

 

      

 

この帯に、本書の内容が凝縮されています。なので、ご多忙の方はここの文章を読むだけで、もう十分です。仍って件の如し(よって、くだんのごとし) 今回はここまで。

次回までごきげんよう・・・

 

と、終わってしまうと指弾、論難、弾劾、糾弾、非難、喧喧囂囂の嵐となってしまう恐れがある(んなこたぁない)いや、かもしれないので、いま暫くこのまま続けさせて頂きます。

 

落語の「立川流」というのは七代目立川談志が家元となって興した団体です。

その経緯や詳細は、以下の解説で簡単に紹介してあります。

 

      

 

そもそも、立川談志という落語家を知らないヒトのために、この本の落語立川流名鑑の最初に載っていたものを紹介しておきましょう。それがこれです。

 

      

 

これでも、まだよく分からないというヒトには、この略歴でどうでしょうか?

 

      

 

これだけ読めば、もう本書を読んだも同然です。よって、今回はここまで。

次回までごきげんよう・・・と終わってしまうのも物足りないので、まだ続けます。

 

しかしまぁ耐え難きを耐え忍び難きを忍び、艱難辛苦を乗り超えて頑張ってここまでこの投稿を読んだ方々は、だいたいこんなことが書いてあるんだよーという目次だけでも見ていって下さい。

 

      

 

書くのが疲れてきたので、読む方はもっと疲れてきていることと拝察いたします。

 

ホントは目次の前のトコロで区切って、二回に分けて投稿したいトコロでしたが、

乗り掛かった舟なので、頑張って一回に収めてしまいます。読むのが飽きたもしくは呆れて開いた口が塞がらないというヒトは、静かに退席して頂いても差し支えありません。また思い出した時に暇があれば、続きを読んでみて下さい。

 

しかし、もうあと少しです。頭の中で BGM に井上陽水「東へ西へ」の♪ガンバレ~みんなガンバレ~、という一節が流れています。

 

それでは、と表紙を開けば、この1ページ目から始まってアナタを立川流一門の世界へ誘います。

 

      

 

談志亡き後、立川流代表になった総領弟子「土橋亭里う馬」の前口上があってから、第一部へと突き進みます。

 

      

 

先週に投稿した内容とダブりますが、アナタもよく知っている「ためしてガッテン」の MC をやっていた「志の輔」バラエティ番組の俳句やワイドショーのコメンテイターでお馴染みの「志らく」公演チケットが取れないことや池井戸潤原作ドラマ出演でご存知の「談春」も、家元談志について語っていますよ。

 

      「奥付」

      

 

ホントは、落語協会と落語芸術協会の違いや、これとは別組織の五代目円楽一門会の

ことや、北野武=立川錦之助=立川梅春のことや、私が贔屓にしている米朝一門の

所属する上方落語協会など、書きたいことがまだまだいーっぱいあるのですが、前回に続いての落語についてはホントにここまで。

 

しかし、米朝一門の桂米團治(現・上方落語協会副会長、人間国宝三代目桂米朝の

ご子息で、小米朝と名乗っていた)、桂枝雀、桂吉弥(桂吉朝の一番弟子)については、機会があればぜひまた書きたいなぁ。(まだ言うか!)