2023年12月16日

 

      

 

「好古園(こうこえん)」は「姫路城西御屋敷跡庭園(ひめじじょう にしおやしき

あと ていえん)」とも言います。

もしかすると「すきふるその」と読むヒトがいるかもと思って、読み方を書いておき

ましたが、多分「誰がわざわざ訓読みで読むかい!」と突っ込まれることでしょう。

 

入口手前には綺麗に手入れされた植栽があって、このように「どうだ、凄いだろ、

ここが好古園だぞ!」と言わんばかりの石碑が建立されています。

最初見た時は「園古好」て何だ?と思いましたが、昔の横書きは、右から左に読み

書きしたんだなとすぐに気付きました。(誰でも分かります)

 

      

 

去年来た時は気付かなかったのですが、庭園内の詳細な案内表示板もありました。

しかし、入口横に持ち帰り自由で無料の同じようなことが書いている印刷物が置いてあるので、そちらを一部取って参照しながら散策するのがいいかと思います。

 

      

 

まず驚くのは広さですね。まぁ、その広いことといったらひっくり返りますね。

(いや、実際にはひっくり返ったりはしていませんよ、警備員さんが駆け付けて救急

手当されますからね)

どこまで歩いても「庭」という感じです。敷地面積が「10,000坪(3.5ha)」と、

案内表示&印刷物に書いてありました。

しかし「坪」や「ha」言われてもなぁ。「㎡」で書いてくれんとよー分からんがな。そこで、私、調べてみました。

 

一坪=約3.3㎡ なので換算すると「33,000㎡」になって、甲子園球場のグラウンド約13,000㎡ の 2.5倍ほどの広さです。

ちなみに、甲子園球場は観客席などを含めたら「38,500㎡」なので、あの球場全体よりは少し小さいくらいです。広さのイメージがだいたい掴めましたでしょうか?

 

「御屋敷跡」つまり、姫路城藩士の邸宅跡なので、こういった瓦屋根の門がたくさん残っていて、これがまた風情があるというか、野趣が感じられて余計に紅葉には映えます。

 

      

 

      

 

      

 

しかし、一番の見所は庭園巡回路の途中にある「渡り廊下」から見渡す「滝と池の

眺望」だと思います。印刷物にも「ここが見所だ」という写真が載っていました。

 

      

 

どうですか、綺麗でしょ? 印刷物に載っている写真と比べても、まぁ、カメラが

悪いのか、私の撮影技術がヘタなのかはたまた時期が早かったのか分かりませんが(多分全部でしょう)色合いがイマイチな感じな画像です。実際にはもっと鮮やかな色彩で素晴らしかったと思います。

 

      

      

      

 

うーん、紅葉の色の「鮮やかさ、もひとつ感」がどうしても気になってしまいます。

次にアップする画像も、構図だけはいいと思うんですけどねぇ。と書くと撮影センスだけは秀逸だという「自画自賛」あるいは「自己肯定」などという言葉が脳裏に浮かんできます。

 

これほど色彩に拘っているのは、心理学でいうところの「ピグマリオン効果」を、

知らず知らず自ずから求めているのかもしれません。

いかんなー、学生の時の教養課程で学んで覚えた心理学の知識の素地が、ついつい

溢れ出てしまうなー(最近、こればかりですが)

 

こういうあまり世間一般のヒトは知らない心理学の難しそうな用語を使って誤魔化そう、あるいは煙に撒こうというイヤラシイ心情が透けて見えそうです。(反省!)

 

      

 

最近は「ガーデニング」&「カメラ・写真」ジャンルの方が投稿されている、思わず目を見張るような、抜群の色彩鮮やかで秀逸な構図の紅葉写真を、いっぱい拝見していて、見る度に感嘆の溜息をつきながら「いいね」をさせて頂いています。

 

そのようなヒトたちの足元にも及ばない、どころか「けっ、おととい来やがれ!」

「このヘタクソ!」「ドロガメ!」と言われそうな写真を掲載するのはホントに気が引けて恥ずかしい限りなのですが、これも一興「余は苦しゅうない、許す!」(17日の大河ドラマ最終回に因んで)と言って見て頂ければ「はっはーーっ、身に余る光栄でございまするぅ」と、傅いて御返答したいです、はい。

 

      

 

最後の紅葉の画像も、ひつこいようですが、こんなピンクがかった色彩ではなかった

ような気がするんだけどなぁ・・・

 

参考までに、モミジの説明表示があったので載せておきます。一口に紅葉といっても

いろいろ種類があるみたいですね、知らんけど。