2023年12月10日

 

      

 

秋の好古園は紅葉の名所ということで去年も投稿しましたが、投稿の優先順序として早いとこ紅葉を投稿しておかないと、ホントに年を越してしまいそうなので、今回「うーーん、えいやぁっ!」と思い切って投稿することにしました。(それほど気合を入れるようなことでもありませんが)

 

前々回には「続けて『カトレア』の投稿をお楽しみに!」というようなことを書いておきながら急遽「椎名誠」を挟むわ、なんやかやでこの為体(ていたらく)、もしかすると、期待されていたかもしれないラン愛好家の皆様には、ここで平身低頭伏してお詫び申し上げます。(改めてお詫びするほど期待されてなかったですかねー)

 

さて冒頭の写真は、昨年に投稿した時と同じアングルで撮影しました。JR 姫路駅北口から姫路城へ向かう駅前大通りです。時間を持て余して、なーんもすることが無いという方は、私の過去の投稿を探して比較してみて下さい。昨年投稿した時の写真と

大きな違いはありゃしません。(なんじゃそら)

 

秋の紅葉が鮮やかな「好古園」は、この写真の正面奥の方に映っている姫路城の西隣にあります。

駅から徒歩10~15分くらいですかね。大通りを歩いて近付くとこんな風景です。

 

      

 

大通りの両側にはいろいろな樹木が植えられていて、中でも銀杏は丁度いい色合いになっていました。葉っぱの数が少ないような気もしましたが、落ち葉の掃除が大変なので、色付く前に剪定したのかもしれません。

 

そうそう、銀杏は雌と雄があるのを知っていますか?実(ぎんなん)を付けるのは

雌の樹だけなんですよ。見分け方は葉っぱの形で、真ん中に深い切れ込みがあるのが「雄」の樹です。クイズ番組に出題されそうな豆知識なので、覚えておいて損はないです。

 

銀杏と言えば「金色のちひさき鳥のかたちして銀杏ちるなり夕日の岡に」という短歌が思い浮かびますねぇ。与謝野晶子です。有名な「君死にたまふことなかれ」も同じ

歌集「恋衣」に収められています。はい、ここ次の定期試験に出ますよ!

 

いかんなー、ついつい教養が溢れ出てしまうなー。しかし、こんなことばかり言っているからフォローして頂いている方から愛想を尽かされて、どんどんフォローをヤメてしまわれるのです。

♪ 分かっちゃいるけどヤメられない!(© 植木等)← 古いなぁ

ちなみに「銀杏」と書いて「いちょう」とも「ぎんなん」とも読めるというのは面白いですね。

 

いつものように、ついついいらんことばっかし書いていると、ホントにいつまで経ってもお城に到着しないので、元に戻ります。

 

さらに、もう少し近付いてみるとお城の周りは堀に囲まれていてこんな感じです。

 

      

 

スマホだともう少し画像が綺麗なんですが、この投稿に使用しているデジカメは手入れ不足のせいかレンズに汚れが付着していて、上の画像にも見られる汚れを表面から拭いても取れない状態なのです。

今度、近くにある「カメラのキタムラ」に持って行こうと思っていますが、ついでに、最新のカメラ機種事情はどうなっているのか物色したいと思っています。

手持ちのデジカメを下取りしてくれればいいのですが。

 

ここに行き着くまでに、目について面白いと感じたものを、このデジカメで「カシャカシャ」と撮影したので載せておきます。

 

これは、大通りの歩道にあった姫路城俯瞰案内表示です。外国人旅行者の方に向けて

英語で詳しい説明がしてあります。英語は一番使われている言語のようですね。

 

ちなみに、去年私用でフランスのパリに行ったんですが、ホテルのチェックインや

買い物や食事するのに、カタコトの英単語の羅列で十分通用しました。

もはや英語は、世界共通語になっているんでしょうね。

 

      

 

次に目に付いたのがこの黄色いポストです。まさかこんな色のポストがあるとは思いませんでした。赤ではなくなぜ黄色なんでしょうか?いつか姫路中央郵便局に行った時に訊いてみたいです。

 

      

 

そして、いよいよ、やっと、お城までたどり着いたかと思ったら、下にアップしている古風な建物が目に入ってきます。

 

実は、これは武家屋敷ふうの土産物屋さんなのです。

着いた時はまだ早い時間だったので、人出はそれほどでもありませんでしたが、昼前にはたくさんの人で賑わっていました。

 

      

 

一体いつになったら紅葉の好古園が出て来るんだ!と思われるのもよく分かります。

私は、幼少の頃から登下校の途中で寄り道ばっかりするという癖があって、癖というのは、年齢を重ねても変わりませんねぇ。徒歩10~15分のところを、約1時間かけて

辿り着きました。

 

取敢えず、いきなり好古園の中にある白壁の通りをアップしておきましょう。

 

      

 

どうですか、暴れん坊将軍が馬に乗って出て来るみたいな通りでしょう?

 

「白壁はもう分かった、紅葉は一体どうしたんだ!」と仰りたいのですね。

ハイハイ、分かりました。お待たせしました。これが園内入口にある紅葉です。

 

      

 

んーーっと、色付きがもひとつですね。デジカメの解像度もあるかもしれませんが、実は私が訪れたのは先月下旬だったのです。あと一週間もしたらもう少し鮮やかな

見頃になった筈なんですが。

 

まだまだ、たくさんの写真を撮ってきたのでこれから紹介したいトコロですが、いらんことばかり書いていたら長くなってしまったので、例によって今回はここまで。

次回に「ど~~ん」と紅葉を載せますよー。

 

「おいおい、紅葉でまだ引っ張るつもりかー!」「カトレアを出せー!」と言う声が、今、私の頭の斜め右後方から、やいのやいのと聞こえた気がしました。

 

そう言われることを見越して最初からその言い訳を今回のタイトルにしているという

次第です。さあ、もう一度見直して下さい。

『姫路駅から好古園まで歩く』(園内入口の紅葉画像は、オマケです)

 

大通りの途中で何の店かは分かりませんでしたが、まだシャッターが閉まったままの日当たりのいい所に置いてあった、段ボールで作ってある家(?)には、こんな猫ものんびりと寝ていました。

せっかく気持ちよさそうに惰眠を貪っていたのに、カメラを向けたシャッター音で

起こしてしまったようで、たいへん申し訳ないことをしたという気持ちで「すまぬ、すまぬ」と、猫に謝りながら好古園に向かいました。(確実に次回へつづく)