2023年10月7日
What a beautiful flower this is ! 今回のタイトルを英訳するとこうなります。
さて問題です。「この英文を『How』を使って、同じ意味に書き替えなさい」
私が中学生の時の英語テストで出題されたことを、今でもよく覚えています。
正解は、How beautiful this flower is ! です。思い出しましたか?語順と冠詞が微妙に替わるのです。
さて、続けて次の問題です。「これをフランス語に直しなさい」
これは、中学校では習いません。受験科目にフランス語は無いと思うので、高校でも多分習いません。大学でフランス文学を選択するか、教養課程で必須選択第二外国語にフランス語を学んだヒトは分かるかもしれませんね。
正解は、Quelle belle fleur ! です。
それがどうした?と言われれば返す言葉もありません。実際、パリに行って買い物をする時でも、知っている英単語を羅列駆使すればだいたい通じます。
「Un café , s’il vous plaît」なんてカフェに行って言わなくても「Coffee please」と英語でコーヒーは注文できます。
欲しい数なんて「un、deux、trois(アン、ドゥ、トゥルワ)」などと発音を覚えなくても、指を一・二・三と立てて示せばいいのです。
数で思い出しましたが、フランス語では何故か「70~79」は「60&10~60&19」と
表現します。つまり、60 = soixante 70 = soixante-dix 71 = soixante et onze なんです。
あ、「90~99」も「80&〇」という表現で、例えば 80 = quatre-vingts で、99=quatre-vingt-dix-neuf つまり「80&19」と言います。英語の seventy や ninety に相当する単語が無いのです。
面白いですね。はい、ここ、次のフランス語単位試験に出ますよ。
んなことはどうでもいいのですが、温室植物園で洋ラン原種展が始まりました。
昨年も同じ時期に開催されていて、その時も投稿したと思いますが今年はまた展示数や種類も変わっていました。
例によっていつもの説明表示があったので、何かの参考になればと思い掲載しておきます。いつも投稿をご覧頂いているヒトや、ラン愛好家で「もう、ええっちゅうに」と思われる方はここの説明表示をスルーして下さい。
展示数は「100点」で、前回投稿した富貴蘭・長生蘭の展示とは違って、殆ど全部
見事に美しい花が咲いていました。
たくさん紹介したいのですが、とりあえず最初は入口正面に「でーん」と展示していたのを載せておきます。
「姫路市長賞」です。どうですか、アナタ、 Quelle belle fleur ! でしょ?
それと、係のヒトが「今回の展示会でこれだけは観て帰って下さいね」と言っていたのがこれです。
まだ開花前の状態で写真も花に焦点が合っていませんが、滅多に見られないひじょうに珍種なんだそうです。開花したトコロをぜひ見てみたいものです。
この他にも、まだまだ受賞しているモノや受賞していなくても美しい洋ランが沢山
あったので次回に続きます。