『旅をする木』(星野道夫、文春文庫) | 近鉄八尾駅前にある鍼灸整骨院 東洋医学の事なら、いど鍼灸整骨院。

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あくせく日常を過ごしていると、ふと旅に出たくなる時があります。

 

そんな時、つい手に取って読み返す本を今日は紹介します。

 

 

 

『旅をする木』星野道夫、文春文庫)

 

 

1996年8月、カムチャッカ半島での取材中、クリル湖畔に設営したテントでヒグマに襲われて死亡。43歳没。

 

私が初めて星野道夫さんを知ったのは、1997年、龍村仁監督・映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)第3番』の第1部に「星野道夫編」として取り上げられていたのを見た時でした。元々星野さんは出演することになっていたようですが、急逝されたので追悼する内容で、彼の足跡と交流のあった人たちを紹介していました。

 

その後、さかのぼって彼の写真集やエッセイなどを読みあさりましたが、なかでも肌が合って何度も読み返したのがこの本です。

 

アラスカが大好きな星野さん。この本では1978年、26歳で初めてアラスカに行き、その自然と動物たちを撮るようになり、その中で出会ったアラスカ先住民や、開拓時代にやって来た白人たちの生活を綴ります。

何とも味わい深く、静かな口調で語られるのですが、映像までもが浮かんでくるようで心に響きます。

 

日々の喧騒で心が疲れた時、星野さんの美しく誠実な文章から、アラスカの自然や動物のありように想像を巡らせ、心落ち着かせるのは大切なことだと改めて感じます。

 

大好きな法隆寺の近くにあるお蕎麦屋さん『旅木』。店名はこの本『旅をする木』からつけられたとのこと。

人生観を変えてくれる一冊。これからも何度となく読み返すことでしょう。

 

折しも、星野道夫さんの写真展『星野道夫 悠久の時を旅する』大丸ミュージアム〈京都〉(大丸京都店6階)で開催されています。[ 2024年9月14日(土)~30日(月)]

機会があればぜひ!

 

 

 

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