パン、おむすび……食べ物関連の本の紹介が続きました。
そんな流れで、こんな本はいかがでしょう。
『伊勢うどん 全国制覇への道』(石原壮一郎、扶桑社)
皆さんは「伊勢うどん」って食べたことはおありでしょうか。
お伊勢さん(伊勢神宮)のお膝元で、江戸時代以前から食べられてきたという伊勢うどん。極端に太くて変にやわらかくて、さりとてどことなくモチモチ感もある麺に、真っ黒なタレを絡めて食べるうどんです。
Instagramを見て下さっている方はよくご存じでしょうが、私自身、麺打ちが趣味ということもあり、うどん屋さん巡りをしている友人・知人は多いのですが、周りはいわゆる「讃岐うどん」好きばかり。月に一度は渡讃して「讃岐うどんツアー」をしている猛者もいるのですが、一方、「伊勢うどんツアー」をしているといううどん好きは聞いたことがありません。
かく言う私も、伊勢うどんは数えるほどしか食べたことはありません。
私がうどんを打つ時にメインで使う小麦粉は「三重県産 あやひかり」といって、現在伊勢うどんでよく使われる低アミロース小麦です。やわらかさとモチモチ感がお気に入り。
とはいえ、家ではざるうどんか熱々の汁かけうどんが主で、伊勢うどんのようにタレをかけては食べることはありません。
そんなこんなで、新しい境地を開拓するために読んだのがこの本です。
著者であるコラムニスト・石原壮一郎さんはじめ、永六輔さん、伊勢市長・鈴木健一さんらが、思う存分「伊勢うどん愛」を語ります。
それだけでなく、実録「二泊三日で15杯 伊勢うどん満腹ツアー」や、伊勢うどん名店マップ、伊勢うどんの名店20の詳細データ等々、食べるパワースポット伊勢うどんツアーに便利な情報もバッチリです。
「赤福のようにどこででも食べられる名物もいいけど、伊勢に行かないと本当の伊勢うどんは味わえない、そういうものとして残ってくれるといいと思いますね」と永六輔さんは語ります。
その場所で、そのときにしか味わえなかった大事な記憶。土地の食べ物には、そういう力があるんですね。
あ~、『伊勢うどんツアー』行ってみたいなぁ~
まずは、永六輔さんおすすめの「ちとせ」あたりから……♡
『ふくすけ』(おかげ横丁)の伊勢うどん
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