当院は大阪の八尾市にあります。
八尾と言えば「河内音頭」
インスタのストーリーにはアップしたのですが、昨夜は近くのお寺に河内家菊水丸さんが来るというので行ってきました。
地元の縁で、毎年来られていたのですが、コロナの影響で昨夜は四年振りということもあって大盛況でした!
河内音頭といえば、毎年地蔵盆の八月二十三日、当院から徒歩三分のところにある河内最古の河内音頭発祥の地『常光寺』でも櫓が立ち、大勢の人で賑わいます。余談ですが、菊水丸さんは2016年夏の盆踊りの際に理不尽なことがあって、常光寺の盆踊りには出演されていません。義理堅い菊水丸さんらしい大好きなエピソードです。
ちなみに、当院から『常光寺』に行く途中に河内家菊水丸さんが館長を務める『河内音頭記念館』もあります。
バリバリのお膝元で仕事をしながらなかなか足が向かない河内音頭
……こんな事じゃいけない、もう少し河内音頭について知らねば!と思って読んでみたのがこの本です。
『日本一あぶない音楽 河内音頭の世界』(全関東河内音頭振興隊、JICC出版局)
この本、河内音頭に魅せられた関東人たちによるものらしく、河内音頭に対するオマージュに満ち満ちています。
「河内音頭はウワバミである。古層の芸能・浪曲・ロック・ラテン・レゲエ……。大口を開け、呑み込み、食い、何でも見事に消化する日本一強欲な音楽。そこがなんとも恐いくらいに魅力的だ。」で始まり、「偏愛篇」「望郷篇」「暴走篇」「激白篇」「愛憎篇」という訳の分かったような分らぬような章が続きます。
執筆陣は、評論家、ルポライター、大学の先生、音楽家などさまざまです。
河内音頭が東京の錦糸町でも行われているのを初めて知りましたが、印象に残ったのは或る大学の文化人類学者が、ウンベルト・エーコが来日した折に、その河内音頭大会に連れて行った時の話しです。ウンベルト・エーコと言えば私が学生の頃、哲学者として名前だけは知っていましたが、成人してから歴史小説『薔薇の名前』がベストセラーになり、映画にもなったので、ご存じの方も多いかと思います。そんなエーコ氏が河内音頭をご覧になり「祝祭的空間そのものだ」「日本で見聴きした、最も躍動的な空間だった」と満足げに語っていた、というのを連れて行った文化人類学者の先生も満足げに書いておられます。
まぁ、私のような地元の河内民からしたら「祝祭的空間」だとか「躍動的空間」というようなモノモノしい、タイソウなものではなく単なる盆踊りなのですが……(汗)
いや、もしかしたら灯台下暗し。河内音頭にはもっと奥深い何かが隠されていて、単に私が気づいてないだけかも……今年はあちこち行ってみようかな。
若い頃の菊水丸さんのお姿も!
ちなみに菊水丸さん、私の中学の後輩です。
河内音頭発祥の地『常光寺』
当院から徒歩3分!
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