桃太郎について…4. | 近鉄八尾駅前にある鍼灸整骨院 東洋医学の事なら、いど鍼灸整骨院。

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飽きてきた方もおられるかと思いますが、もうしばらく、『桃太郎』についての記事が続きます^^;

 

 

前回の紹介した、『空からのぞいた桃太郎』とは逆に、今度は桃太郎という主人公を一人称の視点で描いた作品を紹介します。

 

 

『桃太郎が語る桃太郎』 (クゲ ユウジ 文・岡村優太 絵、高陵社書店)

 

 

この本では、これまで語られることのなかった桃太郎の心情が臨場感溢れんばかりに描かれています。

 

野球の中継で見慣れた、ピッチャーの後ろからバッターを見る視点が、バッターの後ろからピッチャーを見る視点に変わったような…と言えば伝わるでしょうか。

これまで一方的に語られてきた物語が、主人公自身の語り口になるだけで、その人間像が鮮やかに変化し、こんなにも変わるものかと驚かされます。

ちょっぴり怖がりで少年っぽい桃太郎、その視点からみると、鬼は今までよりも大きく、そして強く感じられます。

 

 

最後に、「あなたが桃太郎ならどうしますか?」という筆者からの投げかけがありますが、私はその質問こそが、この物語の本題だと考えています。鬼が島に行きたくない、鬼と友達になる等々、その答えは幾通りもあっていいかと思います。

 

『桃太郎』という題材一つとっても、受け取り方は十人十色、正解がないからこそ、いろんな種類の桃太郎が、“想像”そして“創造”される大きな余白が生まれるのではないでしょうか?

 

子どもさんと一緒に、機会があればぜひ手に取ってお読みください。

 

 

 

 

 

…ぼくは鬼がこわいと思いました。…(クスッ)

 

 

 

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