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山手線が30番目の新駅設置へ
こんばんは、ビンディーの小林です。
JR東日本は、山手線と京浜東北線の品川―田町間に新駅を建設する方針を固めた。近く正式に表明する。東京五輪が開催される2020年までの開業を目指す。
周辺は、羽田空港へのアクセスの良さなどから、国や東京都が、国内外の主要企業を誘致し、日本が世界の都市間競争に勝ち抜く拠点とするための再開発計画を練っている。新駅はその「玄関口」の役割を果たす見通しだ。
品川―田町間は2・2キロと山手線で最も長く、JR東は、新駅を品川から北へ約1キロに計画。現在、駅間にある車両基地の整理、縮小を進めていて、新駅建設や再開発に必要な約20ヘクタールの土地を捻出する。
山手線に新駅ができるのは、1971年に開業した西日暮里(荒川区)以来で30番目の駅になる。品川駅はJR東海のリニア中央新幹線のターミナル駅になる予定で、一帯は国内外の交通の主要な結節点になる。(朝日新聞デジタル)
山手線といえば、東京を代表するJRの路線で収支係数が日本一という路線だね。収支係数とは100円儲けるのに必要な経費のことで、山手線は42.3円でダントツ一位だ。もちろん34.5kmという距離の短さもあるけど言うまでもなくその利便性からだね。
何と言っても世界乗降客数ランキングにベスト10入りしている駅が6ヶ所もある。そりや収益もあがるよね。
1位新宿駅、2位渋谷駅、3位池袋駅、8位東京駅、9位品川駅、10位高田馬場駅
しかし地方の人からみると、「品川―田町間は2・2キロと山手線で最も長く」という表現にはびっくりしてしまうかもね。北海道の津軽海峡線の津軽今別-木古内間は、74.8kmで山手線の2倍の距離があるからね。
ちなみに山手線の駅間で一番短いのは、日暮里-西日暮里間でこちらは500mしかない。はっきり言ってお隣の駅が見えてしまう。ところが上には上があるもので、長崎県佐世保市の松浦鉄道の佐世保中央-中佐世保間は200mしかない。まずこの区間のみを乗る人はいないと思うけどなんでこんな配置になってしまったのかな?
短い区間内に駅が作られたのは、それなりの理由があるんだ。そんな歴史を調べながら旅するのも良いかもね。
ここまでお読みいただきまして
ありがとうございました。
小林治巳