
にほんブログ村
トワイライトエクスプレス引退へ
こんにちは、ビンディーの小林です。
大阪と札幌を丸1日かけて結ぶ国内最長路線の寝台特急「トワイライトエクスプレス」が、来春限りで引退することになった。JR西日本が28日に発表。同社の看板列車として25年にわたって運行してきたが、車両の老朽化が激しいことなどから存続を断念した。
「トワイライト」の運行は1989年7月に始まった。大阪駅を正午前に出発し、福井、金沢、富山など日本海沿いの駅に停車。札幌駅まで約22時間かけて走る。運行距離1495・7キロは国内で最も長い。
シックな濃緑の車体、豪華な個室寝台やサロンカー、高級ホテルのような食事やサービスなどが鉄道ファンらから愛された。週4往復の臨時列車だが、年末年始や大型連休期間は毎日運行されるほど人気がある。(朝日新聞デジタル)
そもそも北海道新幹線開業の影響を受けない日本海ルートのトワイライトエクスプレスが完全引退というのも変な話だよね。赤字とも思えないしね。どうも裏事情があるのかと思ったらやっぱりありました。
北海道新幹線開業に伴い、青函トンネルの電圧が現状の2000Vから2500Vに引き上げられる。こうなると青函トンネルは新幹線専用路線となるんだね。ちょっと待って!そうなると函館と青森をつなぐ在来線特急もすべて廃止となるわけだね。新函館は函館から40分程度各駅停車に揺られた地にできるわけで、これは本州-函館間の経済的結び付きにも影響が出そうだ。
先日、テレビで函館の衰退が話題になっていたけど拍車をかけることになりそうだよ。新幹線が来ると経済効果も増えると喜んでいる人も多いだけ、人口流出に伴うマイナス面のほうが大きいのでは?
函館はLCCの誘致など空路による集客に力をいれた方が良いかもね。
ここまでお読みいただきまして
ありがとうございました。
小林治巳