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江差線の一部廃止で式典
こんばんは、ビンディーの小林です。
北海道南部を走るJR江差線木古内―江差間(42.1キロ)が1936年の全線開業以来、78年の歴史に終止符を打ち、12日付で廃止されるのを前に、江差駅(江差町)で11日、式典が開かれた。北海道内外から千人を超す鉄道ファンや観光客が訪れ、名残を惜しんだ。
午後1時5分、函館発の普通列車(3両編成)が入線すると、
1本のホームを埋め尽くした人々から写真撮影のシャッター音が一斉に響いた。駅長と運転士には浜谷一治江差町長らから花束が手渡され、列車は満員状態で函館駅に折り返した。
JR北海道によると、木古内―江差間は、沿線の過疎化で乗客の減少が止まらず、廃止が決まった。代替の路線バスが12日から運行される。 (産経新聞)
道南は函館がクローズアップされやすいけど、日本海側も結構良いところが多いんだよね。人口減少と言われれば地元の人も返す言葉がなくて、廃止という方向性になった思うけど、2016年に迫った北海道新幹線開業が影響していることは大きいよね。
新幹線は経済波及効果が大きい反面、並行する在来線を窮地に追い込む。第三セクターの選択肢が選ばれなければ、この江差線のような運命が待っているんだ。
今後、問題になりそうなのが函館本線の函館-小樽間の経営分離案だ。函館-小樽間と言えば全線の半分の長さだ。これが最悪の選択肢になった場合、新幹線の経済効果どころの話では無くなってしまうね。地域住民の生活は一変してしまう。
新幹線の光と影。これは地元の人にしかわからないかも知れない・・?
ここまでお読みいただきまして
ありがとうございました。
小林治巳