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本田ジェットが米検査承認取得で量産開始へ前進
こんばんは、ビンディーの小林治巳です。
ホンダは23日、開発中の小型ジェット機「ホンダジェット」について、米航空機事業子会社が米国連邦航空局(FAA)から型式検査承認を取得したと発表した。
これにより、型式証明に向けた最終的な飛行試験が実施できるようになり、今後1年間は、FAAのパイロットが搭乗する。2015年の量産開始に向けた準備が整うことになる。
ホンダは、06年に操縦士を含めた6人乗りの小型ジェット機「ホンダジェット」の生産販売に乗り出すと発表し、同年から受注を開始。現在まで計100機以上を受注している。
当初、10年中に1号機の引き渡しを計画していたが、FAAからの認可が下りず、計画が延期されていた。量産開始の2~3年後をめどに年80~100機の生産を目指すとしている。エンジンは、提携先の米ゼネラル・エレクトリック(GE)と共同開発する計画。(産経新聞)
スバルの前身の中島飛行機は第二次世界大戦の際に一世を風靡した「零戦」などのエンジンを開発し、三菱重工業、川崎航空機(現川崎重工業)と並び日本三大航空機メーカーでもあったんだね。戦後、この日本の技術を危惧した連合国側が日本の航空産業を封印してしまったけど日本の自動車メーカーのDNAには空への憧れが脈々と受け継がれているわけだね。
今後、EV車が主流になると家電メーカーの参入も予想され、自動車産業はかなり厳しい状況になりかねない。本田はこの小型ジェット機というニッチな市場を選んだことは先見の明があったかもね。この小型ジェット機市場では三菱リージョナルジェットも量産化が進んでおり国をあげて航空産業の育成を進めているんだ。
自動車、高速鉄道に航空産業と日本は輸送機でも世界の覇権を狙っていくんだね。
ここまでお読みいただきまして
ありがとうございました。
小林治巳