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デトロイトが破たん!
こんばんは、ビンディーの小林治巳です。
荒れ果てた雑居ビル、倒れた信号機…。CNNなど米テレビ各局は、市街地から一歩路地を入ればゴーストタウンさながらといった現地の映像を流した。
「デトロイトは偉大な都市だ。だが、そのデトロイトも、この60年間は坂を転落するばかりだった」18日夕方に記者会見したデトロイト市の緊急事態財政管理者、ケビン・オア氏は深い嘆息を漏らした。
デトロイトは1950年代まで、巨大な本社を構えるゼネラル・モーターズ(GM)など自動車大手の城下町として輝きを放っていた。しかし、70年代から安くて高品質の日本車メーカーによる攻勢が本格化。さらに金融危機によるGM、クライスラーの破綻と不況が致命傷になった。産業の縮小と治安の悪化で若年労働者が流出し、不動産価格は一時、金融危機前より7割も下落し、税収ががた落ちとなった。(産経新聞)
最盛期には180万人の人口を誇ったデトロイトも今となっては70万人に減少、負債は1兆8000億円にものぼっているんだ。栄枯盛衰とはこのことだね。でも日本も他人事じゃないと思うんだ。製造の現場は必ず人件費の安い国にシフトしていく。
トヨタも海外生産の比重が大きくなっているからね。特に企業城下町と言われる所は早めの対策が必要かも知れないよ。
ここまでお読みいただきまして
ありがとうございました。
小林治巳