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なにきん6人でのデビューは、残念ながら無いと思うビジネス的理由(1)

いいねの数は少なく、目立たないが、私にはわかる。これを検索してそっと読みに来たあなた、関西担、なにきん、KinKanファン、またはしょうれんの個人的ファンだよね?6人かられんしょうだけデビューが有力、という雰囲気が高まってきて、「なぜなにきん6人でデビューできないの!?」とか、逆に「なんでしょうれんだけデビューしちゃいけないの?」とか、悲しんだり怒ったり。でも状況は厳しくなるばかりなので、自分が納得できる理由を求めてオタ仲間に聞いてみる。でも「絶対6人でデビュー」と現実から目をそらしバカみたいに信心するだけで、まともな答えは返ってこない。

ちょっと自分とは違うんだけどな、と仕方なくネットを検索してみると、東京Jrファンや一般ジャニオタさんたちから、関西担 、なにきん亡霊、KinKan厨と叩かれているのを知り、なんとなく肩身が狭い。そんな中、この記事にたどり着いた、んじゃないかな。なぜわかるかといえば、この記事、私自身が関西ジュニアの仲間関係が大好きで、まいジャニ6人(なにきん)とKinKanファン、れんしょう個々のファン。以前関西にも住んでいて、松竹座で舞台にたったこともあるし、今でも自宅で週1たこ焼きする、自称4割関西担。そんな私が、自分で割り切り自分を癒すために書いたものだからね。

とはいえ、関西担当にも2種類のタイプが居るようだ。年齢ばかりではなくて価値観の違い。自分中心の独占欲が強い「恋」か、相手(アイドル)を思いやれる「愛」で動いているかの違い。

1.私が名付けた、子供じみた恋の独占欲満々な「関西囲い込み・ギジ恋担」

ネットでは、関西担(一般) なにきん亡霊 KinKan厨と呼ばれて、嫌われ、笑われている人たち。「なにきんは絶対6人デビューじゃなきゃダメ」と言い張り、それ以外の意見や「高橋海人」くんの名前を聞くとを聞くとキーッとキレる、恋の独占欲満々な子供たち。小中高校生が多いけど、いい歳した精神的ガキの社会人やお母さんも増えている。バーゲン品や安売りトイレットペーパーを他人突き飛ばして買い占める、自己中で下品な大阪のおばはんか、あんたらは。(飴ちゃんくれるおばちゃんは好きです。)こういう人たちは、東京や全国のジャニオタさんたちに忌み嫌われている。アイドルは地域くくりで独占すべきじゃない、出来るだけ多くの人、全国の人に愛されるためにジャニーさんが考えて売り出す「商品」だからね。アイドル本人たちも、仲良しごっこより、なんとしてでもデビューと必死で割り切りろうとしてるはず。そういう事実も見ないふりして6人に固執する、自分中心の独占欲にある意味素直で、感情で動いている人たち。

でも実は私は、こういう独占欲は若い子、10代までだったら生物学的に自然なメスの反応だからいいんじゃないのと、生温かく肯定している。なぜなら、10代はまだ「恋」というお勉強中。東京の10代は肉体関係経験までいってスレてるかもだが、関西や地方の10代はまだまだアイドルとの疑似的な恋、「ギジ恋」で、自分の心と体を成長させている最中。こういう思春期は、子供を産めるようになった体を持ち始め、そういう動物的メスの本能として、すぐれたオスを独占して子供を欲しがるのが自然の節理。つまり、自分でもなぜか分からないけど、アイドルを好きになり、生まれて初めての「恋」の感情を「本気愛(マジ愛)」(恋と愛の区別も分からないとこが子供)と誤解し、年頃のメスの独占欲で一人占めしようとする。同担拒否、うんうん病気だね、恋わずらいって言うんだよ。そういう子供じみた疑似恋愛を売るのもアイドルビジネスの本質のひとつだから、まあいいんじゃない。他人に迷惑かけなければ個人の自由、もっとやれーと思っております。

とはいえ、関わり合いには絶対なりたくないんだけど、たまーにうちにも
「なんで、なにきん6人デビューはないなんて記事書くの?ジャニーさんのこと知りもしないくせに。キーッ」
「なにきんデビュー、願ってれば絶対叶うのよ。あんた何が言いたいの?」
とかいう、もう笑うしかない理由でコメするガキがいますよ(あなたがジャニーさんご本人や近しい人でしたら、失礼。でないと、ロジック崩壊してますよ。 また、自分でなにきんデビューが叶うと本当に信じてるなら、私に文句言う必要無いですよ。信じきれない不安があるから、他人にやつあたり匿名コメントしたくなるんだよ)

でもそういうアホな子たちの書き込みのオーラを見透かすと、「最強」とか「Kingu」(綴り間違ってるよ、英語勉強しようね)とか絶対とか、不安で弱いからこそ強がりワードを使っていて、6人でのデビューの可能性はゼロに近いという事実から必死に目をそらそうとしている。しゃあないな、そういう不安から楽になるよーな方法をさり気に教えたろか、というカウンセラーのお節介心がうずいてしまったのも、この記事を公開することにした理由です。さて、こういうお子様とは違う関西担当が、

2.バラ売りOK、自担の希望優先、の愛情あふれた大人の「アイドル希望重視・マジ愛担」

自己チューではなく、アイドル(相手)を思いやれるのが「マジ愛」。このブログに密かに訪れて答えを探している、関西担当、まいジャニメンやKinKan、れんしょうを、アイドルたちの立場に立って応援出来る、しようとしている、良識と理性と愛にあふれた大人のファン。そうこの記事をこっそり読みに来たあなた、ですよ。私もこっちなんで、いつまでも関西が、六人が、KinKanがと固執したりキャーキャーやウジウジするのが嫌で、自分で自分の関西担的キモチを納得させるために、あの記事を書いたんです。

この2つのタイプは両極端にみえるけど、実はタイプ1のギジ恋のガキ→タイプ2マジ愛の大人へと、自然に進化成長するものなんです。

10代の初めての真剣な恋が募ると、相手、アイドルや彼を取り巻くデビューの状況が、自分の思い通りに動かないのに不安になったりイライラしてくる。六人じゃなきゃイヤーとか叫びたくなる。相手が思い通りにならない、まさにそれを教えてくれるのが恋、アイドルへの永遠の片想いなんです。その不安やイライラに疲れ過ぎたら、変えられない相手にイラつくより、変えられる自分の心の持ちようを変えたほうがいいと悟る。そして、独占欲や嫉妬を離れて、相手の立場に立って考えられるようになる。自分も優しく、心穏やかになれる。これが大人への成長、恋が愛に変わるってことなのです。

追記 紫耀くんも「2014年はたくさんの愛を頂いたので、2015年はたくさんの愛を配っていきたい」と言ったそう。アイドル自身が恋より愛(アイドルを思いやってくれる気持ち)を感じて感謝してくれてるんですね。自分の独占欲をアイドルに押し付ける一方的な恋はやりとりできないけど、愛はやり取りできる。それも素敵だな。愛という言葉を直感的に使っただろう紫耀くん、さすがアイドルの天才、おバカだけど隠れ賢いのです。

昔はこういうことを、ちょっと素敵なお姉さんや大人の先輩、名作文学作品や名作恋愛ドラマから自然に学んだもんですけどね。今はなんでもネットで済まして、自分と似たような子供っぽいオタと浅いレベルでしかつるまない。だから、立派な社会人やアイドルと同じ年頃の息子がいるお母さんになっても、恋のレベルで成長が止まった独占欲の強い、関西囲い込み担当が増殖している気がします。(リアルな旦那への愛情が枯れて、アイドルに対して幼稚な恋心に子供返りするのかもね)

こういう大人の関西囲い込み担当は、恋の独占欲とは違う、母親的愛情、家族的絆のまいジャニ六人を引き裂かないでという家族愛だ、と自分でも信じこんでいる気がします。こういう人は「家族の絆」って言葉が大好き。でも知ってる?絆の語源って「馬や犬を逃げないようにつなぎとめるたずな」という動物を支配する否定的な意味なんですよ。中国ではずばり、足を引っ張るしがらみ。それを、東北大震災のあとに国民の協力を得るために、政府が大金を払って某大手広告会社を雇い、「絆=国民や家族の結束を示す美しい言葉」になるように大宣伝した。そしてそれに、TV局やメディアが乗った。つまり国民のマインドコントロールの言葉として美しく化粧直しされたので、絆をいい意味だと思い込んでいる日本人は多いです。

英語でいえば、Fimily TieやBonding。つまり家族の結びつき、ってだけで、子供を家族から逃げ出さないように縛るという負の感傷はありません。私は、日本の広告会社の人たちが日本人特有の感傷、センチメンタリズムを陰で笑って利用してるのも知ってるので、「絆」って偽善的言葉が嫌い。このブログでもあえて「わちゃわちゃ」という雰囲気ワードを使うよう心掛けています(たまに分かり易いように、絆ワードを混ぜたりはしますけどね)

あと家族はずっと一緒に居るべしも変。仮に自分の子供でもいつか巣立つ。家族愛は永遠でも、家族一緒にいることは永遠じゃなく、むしろ短いもの。自分の子供が世界で実力を試したいと東京の一流外資系に就職決まったら、家族が大事だから、あなたは家族といる時が一番リラックスした笑顔でいられるんだから、関西にいなさい。と、本人の夢を叩き潰すんだろうか?私の両親がそういう盲目ではない子供の夢後押しタイプだったので、その束縛的家族の絆は理解できません、ごめんなさい。

でも、そもそもアイドルは、絆でも家族でもなくビジネス。国民的ユニット、SMAPと嵐を考えても、最初は家族愛じゃなくてジャニーさんに采配で集められた知らない者同士だったし、家族愛というほどベタベタしてない。むしろビジネス、仕事上の長いチームワークの末に、家族的な情も沸いてるという適度な距離感。関西系グループはデビュー前ユニットが長くて、家族的になりがちだけど、関ジャニがスマや嵐を越えられないのは、そういう家族志向、外から見たらよそ者を排他してる雰囲気がイヤな人も多いのだと思う。アイドルはなるべく多くの人に売れるよう作られてる存在なのに、アイドル本人たちもそう希望してるのに、関西や家族愛、仲間という線引きを言い立てて一部の人が独占しようとしているようにみえる。それが関西担が嫌われる理由だと思います。

単純に、関西に居ていつでも会いに行きやすい地方限定アイドルでいてほしいというわがまま、独占欲だと認めてもらったほうが、まだ理解できる。子供っぽいけど、正直で親しみやすい人だと感じます。自分の醜い独占欲を、家族愛やアイドルのためとかいうきれいごとにすり替えているいい歳のお母さんオタをみかけると、ちょっと苦笑してイタイです。(他人事なんで余計なお世話ですが、ほんとの子供やご家族が大変そう)

と、こういうこと、言葉で読んで分かっても説得されてもなかなかすっきりしないと思います。それは、自分のカラダ、腑に落ちてないから。頭で理性で理解しても、感情、キモチが追いつかない。そういう方に、最後のお節介プレゼント。

はい、紫耀くんの立場になってみよう。気持ちの中に入ってみよう。あなたが一番好きな紫耀くんを思い浮かべて、大きく3回深呼吸してから、スゥと彼と同化してみる。次の文章を実際声に出して、つぶやいてみよう。

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小2の頃からダンスが大好きで習い始めた。
たくさんの人に見て欲しくて、ボイメンという名古屋の地元アイドルになった。
小さなステージでも、お客さんの声援や紫耀のうちわが嬉しくて、
喜んでくれるハニカミ?笑顔に自分も嬉しくて。
そんな時ドラマで山Pを見て、付き合いたくなっちゃったくらいに憧れた。
あんなカッコいい、すごい人気アイドルになりたい!
だから自分で履歴書送って、ジャニーさんとご縁があって、ジャニーズに入った。

関西で大好きな仲間いやトモダチと出会え、ツッコンでもらえて人気が出た。
廉とふたりで東京の大きなステージにも呼ばれるようになった。
もっともっと大きなステージに立ちたい。
SMAPみたいに知らないひとがいないくらいになりたい。

アイドルは恋愛しちゃいけないから、今の自分に占いは関係ない。
けど、笑顔の女の子たちがたくさん見えるお花畑みたいなステージで、
一緒の時を過ごせるのは気持ちいい。
目の前に降ってくる仕事をひとつひとつコツコツと夢中でやっていたら、
デビューは近いと言ってもらえるようになった。
家族も応援してくれて、より大きな舞台とお客さんが待つ東京へ引っ越せた。

でも本当のデビューのチャンスは一瞬のタイミング。
降ってきたら何があってもすかさずつかまないと、次はない。
関西の仲間たちもライバルだから、それはお互いわかっている。
一緒にデビュー出来たらいいね、な気持ちにフタをして割り切らなきゃいけない。
それが自分で選んだ、芸能界という厳しいプロの世界だから。

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はい、ゆっくり呼吸しながら、自分のキモチに戻ってきて。これでもまだ、紫耀くんを関西という狭苦しい檻(オリ)に監禁したいですか?それはあなたが自分勝手に嬉しいだけですよね?紫耀くんのキモチも、少しは感じてくれたら嬉しいです。アイドルの本当の気持ちなんて本人にしかわからないけど、本人発言や行動エピを12-13個ほど寄せ集めて作ってみました。何のエピか全部分かればあなたも紫耀通。当然廉くんバージョンは全く別になりますので、廉くんファンは自分でエピ集めて作って、廉くんのキモチになりきってみて下さい。あと、紫耀くんってファンが知りたい本音をぽろっと漏らしてくれる察しも良い出来るアイドル。なので、本当に自分が6人でデビューしたいと願っていたら、そのうちどっかでそう言い始めるはずです。もし言わなかったら、事実、以前は言っていたのに今は口にしませんから、このモノローグみたいに、「6人よりなにがなんでもまずはデビュー」なんでしょうね。(まいジャニでの発言は、主な視聴者である関西担喜ばすためのヤラセサービス台本が8-9割なので、信じてはいけません)

さて、現実に戻ったついでに現実的な話をすれば、一ファンが、手の届かないアイドルや大手企業ジャニ所を思い通りにしようととか、まず出来ません。ネットが出来て、ファンサ悪かったからネット口コミで潰してやるとかほざく、なぜか自分が芸能人に影響力持ったと考える勘違いブロガーも増えてる。ネット使ってオタ仲間扇動して、ジャニ所やアイドルに影響しようというヤカラ。みんなで6人デビューを、事務所に直訴しよう、とかね。

けど、現実のジャニ所とも仕事してた私が保証します。ファン、特にオタの声や意見を聞くのはむしろ避けるのが事務所。オタは盲目すぎて、世間一般とズレてるから、オタだけにウケるタレントやユニットはブレイクしにくい。ジャニ所は、熱心なジャニオタは雇わず、客観的にアイドルを見られる人しか雇わないし。オタが騒いで人数増えたようにみえるジャニストは、オタの声のおかげではない。アイドル本人たち、桐山、中間くんたちの希望と長年の功績と信頼あってこそだから、せいぜい2年のまいジャニ番組メンには全く当てはまらないのです。彼らに6人デビューを直訴しろなんて無茶な期待、直訴してくれなかったと恨んだりするのも止めましょう

だから、そんな無力な一ファンとしては、せめてジャニーズジュニアなアイドル本人の一番の願い、何が何でもまずはデビューしたい、を見守り、見届けようと思う。毎日元気をくれるアイドルたちへの感謝と愛をこめて、大人の愛情で包み込めるファンになろう。そうしたら自分も、アイドルたちがもたらしてくれる陽気で元気で楽しいものだけを愛でることができて、楽に幸せになれるよー。そういう愛情あふれるあなたの慈愛オーラにつられて、リアルな世界でも良いボーイフレンド、パートナーが自然に引き寄せられると思います。と、こっそりここで気録しておく、管理人なのでした。


追記 この記事、かなり前から下書きメモして追記を繰り返してたんですが、あまりにお節介「カウンセリング」なんで、公開せずに知らんふりしておりました。でも過去記事へのアクセスが減らず、迷える子羊さん達が多そうなんでしゃあないな、ということで公開することに。まいジャニ6人発言やクリパ初日で、関西囲い込み担が大喜びで暴走すると、過去記事へのアクセスも跳ね上がります。ギジ恋オタの中では言えない本音に悩む、マジ愛担になりたい、子供→大人への進化中のオタさんが多いんでしょうね。だいじょうぶ、あなただけじゃないよ。うちのこの過去記事読みに来た人、軽く数1000人超えてるから。

この記事は、期間限定公開の予定でしたが、いいねをたくさん頂いたのと、アクセス数が一定して多いので、迷える関西担当さんたちのために公開を続けることにしました。

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