はい、今年春まで、美男落ちの玉ファンだった私。知らず知らず罠にハマって、
今はお茶の間紫耀くんファンやっております。

(キスマイもそこそこウォッチしていて、Hair風曲やカツン系大人イメチェンを待望中)

女性自身の色気ダダ漏れ大人な「陰」のれんしょうの衝撃冷めやらぬうちに、またとびきりヘタレ愛くるしい「陽」の紫耀くん登場。忙しいな。でも、クリパグッズの陽性な茶髪紫耀くんとも、また違う。今度は16歳、一年以上前の2013年10月に撮影(上映は2014年6月)された、映画忍ジャニのメイキングのショタ最終期の紫耀くんが、ネットで話題のようなのでウォッチング。

7West(今のジャニストの一部)のお兄ちゃん達にどっきりを仕掛けられて、怒った演技で机を蹴とばした神山くんが怖くて、ドッキリばらされたら泣いてしまった紫耀くん。1年以上前、Shark撮影前だから、成長ゴリラ期直前の、ショタ期最後の16歳半ば過ぎの紫耀くんか。映画の役が気弱でやさしいホウジ役で、役に合わせたのか優しい細眉にされているから、表情とオーラが本当にやわらかい。こういうみんなを後ろからそっと見てるようなおとなしい紫耀くんも資質として彼の中に時々見えるから、女性自身とクリパグッズとはまた違った一面で面白い(紫耀くんマジで泣いてるけど、ごめん)。ほんとうに紫耀くんの振れ幅の大きさは、二面性というか多重人格に思えるほど。

と、素直に感心してみた反面、ジャニ所のプロデュースを深読みするひねくれ心もむくむくと。実はねえ、このどっきりメイキングのシナリオ(台本)、どっかで見たよね?はい、玉森ファンのみなさま、そうです。玉ちゃんが、中居くんの番組、ミになる図書館だっけ、あれで2012年5月に仕掛けられたドッキリと、仕掛けから紫耀くんの反応やセリフ?まで、瓜二つじゃあありませんか。

自分たちの冠番組か中居さん番組のゲストかどちらに出演するか選ばされて、玉ちゃんが冠番組のほうを、と中居くんに伝えた瞬間、机を蹴とばしてキレる中居くん。すかさずドッキリバラししたもの、ほっとした安心感のあまり泣き出しちゃう22歳の玉ちゃん。このヘタレ可愛い玉ちゃん、オタ心わしづかみ、玉ちゃん堕ちした一般視聴者も続出してましたがな。

Deja vu、デジャヴ、フランス語でいつかどこかで見たような、、、既視感。そう、ジャニ所、味占めて意識的に仕掛けてますね、玉ちゃんファン→紫耀くんへの罠を。紫耀くんの反応まで台本とは思いたくないですけど、玉ちゃんと紫耀くん、ケンカ嫌いな平和主義者で怒った顔を見せないという性格も似てるから、仕掛け同じなら同じ反応するだろうと予測はできますね。

私は自分同様、たくさんの玉森担な25+歳の大人女性、多分30-50代が、紫耀くん兼任や担降りしてるのに前々から気づいて、1か月前に記事にもしました。詳しくは↓をご覧ください。
玉森担もなびく?「茶髪で紫耀」は眉で垢抜け「廉・紫耀デビュー」の準備か(2014・11・11記事)
この記事をまとめると、玉森くん→紫耀くんが多い理由は、
1)ゆるふわ天然なのに、意外に男っぽくてカッコ可愛いギャップという、性格的アイドルキャラが被っているから、
2)今春25歳になった玉ちゃんが、舞祭組にボケ枠を譲り、天然ボケ封印して大人カッコいい男に転換中なんで、ふわふわ天然好きは紫耀くんに目移りしがち。
3)さらに紫耀くんの茶髪ヘアで、見た目のゆるふわイメージまで似てきたから(クリパのうちわの茶髪は、ますますゆるふわへと修正済み)
ということになります。

こういうオタ・ファンの志向に気づいたのか、ジャニ所が玉森くん→紫耀くんへとファンの誘導を積極的に始めたのにはちょっと苦笑。ドリボ舞台での共演、クリパの新調衣装で今まで着たことがない突然の黄色衣装でセンターに立つ紫耀くん、女性自身のキスマイ表紙の最新号で、キスマイ曲のBlack&Whiteの陰、キスマイ弟分なイメージで撮られた廉・紫耀くん。でも冒頭に書いた忍ジャニのメイキングは一年以上前ですから、ドリボが決まるずっと前から、紫耀くんと玉ちゃんのキャラの一致、オタが流れそうなこと、ジャニ所は認識してたのかもですね。

でも、こういう風にジャニ所がピンポイントで玉森くん→紫耀くんを狙うと、ひとつ困った問題がおこりそうですよね?それは、玉森担が紫耀くんに担降りしてしまって、キスマイの人気が落ちてしまうこと。担降りした人は玉森くんに使ってくれてたお金を紫耀くんに使うだけなので、ジャニ所全体としての売り上げは増えない。こういう問題を、ブランドビジネス用語で「カニバライゼーション」、ファン・お客様の取り合い、といいます。でもね、これが大丈夫なんですよ。玉森くんから担降りするより、兼任する人が増えそうな理由があるからです。

1)二人の年齢差が7歳差なので、大人っぽいのと若いので兼任できるからちょうどいい

玉森くんがアーティストとしての実オーラがで始める26歳の時にしょうくん19歳で花のオーラ時期と、いい感じに実(青年)と花(青少年)のオーラに分かれる年齢差。つまり、ファッションブランドのファーストとセカンドラインみたいなもの。良くあるでしょ、大人っぽくて値段の高いラルフローレンメンズの下に、お値段お手頃若者向けのCHAPSがあったり、バーバリーにブルーレーベルがあったり。

ジャニーズアイドルブランドでいえば、20代後半の大人向けブランド・すき間デビューのキスマイと、20代前半の若い子向けバレーデビュー組、セクゾや平成があるようなものです。5-7歳差というのは、大人っぽいのと可愛いライン、同じ人に両方買ってもらえる、ちょうどいい年齢差なのです。だから、メインブランドの玉森くんへの出費にプラスして、若い紫耀くんのデビューCDもちょっと買ってあげようかな、という軽い兼任ファンが取りやすいのです。天然ヘタレ玉ちゃんオタさんは、アイドルを支えてあげたい優しい大人女性が多いので、購買力もありますしね。

また、玉森くんから担降りする人には、私みたいな軽い一般アイドルファンも多いはず。先物買いが好きで、人気安定してきた3年目キスマイはもう応援しなくてもいいかな。オタさんたちほど深く考えてアイドル好きになってないので、若い子の旬のオーラに、ついフラフラ引き寄せられるといった軽いミーハーファンです。

2) こういう若いアイドル好きな浮気者の一般ファン・ミーハーは、どっちにしろ25歳過ぎたアイドル、ブレイクしてしまったアイドルには興味をなくし、次世代の20歳前後のフレッシュな子に移ります。

ところがここに、今のジャニ所についての大きな問題が。嵐以降、また今アイドル世代の20歳前後の若いデビュー組たち(山田くん、中島健人くん、重岡くん、小瀧くん、橋本くんといったブレイク担当のユニットセンターたち)が、そういうミーハーを惹きつけられないこと。21歳の福士蒼汰くんとかの非ジャニ俳優のほうが、「ミーハーホイホイ」(サイゾーウーマン記事より引用)となって、そういう人を熱狂させているんですよ。そういう外部のタレントにとられるよりは、玉森くん→紫耀くんとジュニアにでも誘導したほうが、ジャニ所全体の売上が減らずに済みます。

この辺、一般アイドル論として興味があったので、ネットを調べてみたら、サイ○ー○ーマンのジャ○ーズ○ッコミ○場さんが以下のタイトルの記事で分析してました。(また先を越された、苦笑)
福士蒼○の人気加熱で考える、“ミーハー○イホイ”作用を失ったジャニー○の課題

でも、いつもはなかなか鋭い分析で参考にさせていただいてるのに、この記事の理由は全く見当はずれな分析で苦笑しました。いつもの方でない方が書かれたか?と思ったんですが、ミーハーホイホイというキャッチコピーは秀逸だし、名前も同じ方。なのに、嵐人気で渋滞してるから次世代がブレイクできない、お笑いの世界と同じ。なんて、嵐のせいにしちゃいけません。お笑いの世界ではトップが人気出ると、次世代は「面白さ」で勝てないからなかなかブレイクできないのはわかります。でもアイドルの世界を一緒にするのはあり得ない。嵐が長期ブレイクしていても、次世代には「若さと美しさ、フレッシュさ」という絶対的なアイドルとしての武器があるんですから、売り込み方法さえ間違えなければ上に勝てるんです。その次世代のブランド作りの戦略を、ジャニ所がここ数年間違えているだけです。

サイゾー○ーマンさんはアイドル評論はできても、ビジネスや顧客分析っぽいことは専門外でしょうから、仕方ないですけどね。というわけで、
「なぜ今の20歳前後デビュー組ジャニドルが、一般ファンにブレイクできない、ミーハーホイホイになれなのか?」
気が向けば、サイ○ーウー○ンさんに代わって、ビジネス目線でツッコんでみるかもです。
ご興味あれば、いいね押してリクエストをどうぞ。