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子松神社(福島県田村市常葉町)

子松神社(こまつじんじゃ)。



福島県田村市常葉町に鎮座。
御祭神は素盞鳴尊(スサノオノミコト)。
社格は郷社。
延喜式神名帳に陸奥国新田郡子松神社と名の残る、延喜式内社の論社の一つ。

ちなみに式内社・子松神社の論社にはこちらの他に、宮城県大崎市の子松神社さんも論社の一つになっています。


桓武天皇の御代、延暦二十年(802年)に坂上田村麻呂が祇園社に詣でて祈ったという。
「これから勅命を奉じて夷賊を征伐しますが、賊の勢力は極めて強悪だと聞きます。
 これを討伐するために神威を与えてください(意訳)」と。

その後、兵を進め大嶽根山にて賊を討ち果たした田村麻呂はこう思った。

「これは祇園社の素盞鳴尊の神力ご加護である!
 この勝利を祝って、山の麓に神殿を造営し、素盞鳴尊を奉斎しよう!」

そしてその後、醍醐天皇の御代に延喜式に記載され、「延喜式内子松神社」と号したのだという。

その後、明徳三年(1392年)、常葉城主・赤松越前守顕則公が社殿を再建。
翌年九月に遷宮した。


さらに時代が下って明治九年十一月、郷社に列格。
神饌幣帛料供進使指定社となったのだという。


以前は『鷲大明神』と号し、常葉十三郷の惣社として篤く崇敬されたそうだ。
その後、寛政七年(1795年)に『子松神社』に改称したとのこと。


社頭の風景。
こちらは田村市役所の常葉行政局の駐車場あたりから見た様子。
行政局を目印に向かえば着くという、非常にありがたい立地です。




【 鳥居 】
石造りの明神鳥居と木造の両部鳥居が並んで建っています。
その奥に見えるのは鳥居ではなく……枠……?




【 狛犬 】
参道の石段を登った先、両脇にある狛犬。
なんともとぼけた表情で実に味があります。















【 拝殿 】
参道正面にある拝殿。
御神紋は左三つ巴。
いろいろな彫刻が施されていて、眺めているだけでも楽しめる社殿ですね。
正面に掲げられた扁額は扇形であまり他では見かけない感じです。


【 本殿 】
そしてこちらが御本殿。
覆屋がかけられていて、内部の様子はわかりませんでした。


【 神楽殿 】
こちらは参道右手にあった神楽殿。
……なんですが、引きで撮った全景の画像がピンボケで近くから撮った画像のみに。
なんとも色鮮やかですね。




さてさてさて。
無事お参りが済みまして、御朱印をお願いします。
御朱印は境内にある社務所に伺ってお願いしました。



そして頂いた御朱印がこちら。
しっかり延喜式内社と書かれていて素敵ですね。



◆神社への地図




◆神社の情報

子松神社   こまつじんじゃ

御祭神 : 素盞鳴尊
社格等 : 郷社、延喜式内社
鎮座地 : 福島県田村市常葉町常葉中町76