八幡神社(福島県福島市飯坂町)
八幡神社。
福島県福島市飯坂町に鎮座。
飯坂温泉の温泉街の中にある。周囲の道路は一方通行が多いので、地元の人以外は道に迷うかも。
御祭神は誉田別命(ほんだわけのみこと)、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)、玉依姫命(たまよりひめのみこと)。
社格は明治四年に村社、のち明治二十三年に郷社となる。
社伝によると1056年、後三年の役で奥州に赴く源義家がこの地を通った際、空にたなびく八条の雲を見た。
義家はそれがあたかも源氏の旗が翻るようであったため、八幡神が戦勝のしるしとして示したものだと信じ、勧請したのが始まりであるとされる。
その後1181年、飯坂町にあった大鳥城に宇佐八幡宮を奉遷して社殿を建立。
さらに時を経て1710年、現在の社殿が現在地に再建されたという。
八幡神社なので御祭神は誉田別命(応神天皇)、息長足姫命(神功皇后)、帯中津日子命(仲哀天皇)の三柱だと思いこんでいたのだけど、今回御朱印をいただいた際に由緒書を見て再発見。
この八幡神社では仲哀天皇のかわりに玉依姫命なのね。
玉依姫命は、イザナギノミコトが黄泉国から戻り禊を行った際に生まれた海神・綿津見大神(わたつみのおおかみ)の子。
初代天皇である神武天皇の母でもある。
さて、それでは話を戻して境内の紹介を。
【 鳥居をくぐってすぐにある左右の狛犬 】
目を「くわっ!」と見開いてる感じでなかなかの迫力。
手水舎の隣は神社への参拝者用の駐車場になっている。
ただ私は鳥居を車でくぐるのはちょっと……と思い、徒歩で参拝。
参道。
境内は結構な広さ。
温泉街となりの住宅街の中にあるので、ここだけが開けているような感じ。
清められた空間といった感じで気持ちがいい。
参道も結構な長さがあるが、ずっと石畳が敷いてあり、なかなか立派だ。
ここは例大祭がちょっと激しい感じなので、足元はしっかりしたものに、という意図もあるのだろう。
江戸中期に建てられたという拝殿。
素朴で華美な飾り気などは無いが、落ち着いた感じでなかなか威厳を感じるつくりだ。
この拝殿は福島市指定文化財となっている。
三世紀にわたる風雨により老朽化したため、平成三年に覆屋が作られている。
【 末社の村崎神社 】
というわけで、とりあえず境内を一周。
でもあらためてじっくり眺めたりするところがないんだよね。
だってこの神社。
私の住んでる町の神社で、毎年何回かお参りするんだもの。
下手に知ってるとなかなか新鮮な発見とかって見当たらないものなので、
よその土地の人が見たら私とは別な発見があるのかもしれない。
人によって感じ方は千差万別。だからこそ面白いのだけど。
というわけで、社務所の場所も知っているので、参拝を済ませすんなりと社務所へ。
初穂料は300円。
御朱印には「飯坂温泉総鎮守」の文字が。
文字も印もなかなかシンプル。
拝殿の様子とマッチした感じで好感が持てる……感じ。
ちなみにこの飯坂八幡神社。
秋の例大祭は結構な盛り上がりを見せる。
「飯坂けんか祭り」という祭りで、約300年の歴史があるというもの。
神社によると、「大阪岸和田のだんじり祭り」「秋田角館の飾山ばやし」とともに、『日本三大けんか祭り』の異名をもつとかもたないとか。
いや、持つんですけどもね。
秋の例大祭は毎年10月の第一土曜日。
もしよろしければおいでになって下さいまし。
べっ、別に地元に遊びに来てほしいわけじゃねーですぅ!
郷土愛とか地元愛なんて……こ、これっぽっちも無いのだわ!
ま、まったく、勘違いしないでほしいのかしら!
そんな、誰も飯坂温泉に泊まってもらう観光客が増えたらいいわぁ、とか思ってないんだからぁ!
……安易にツンデレ風な宣伝を入れたところで、今日はここまで。
■飯坂八幡神社への地図
大きな地図で見る













