ゴシュインデイズ -250ページ目

綿津見神社(福島県相馬郡飯舘村)

綿津見神社。



ゴシュイン☆デイズ -まったり御朱印あつめの日々-


福島県相馬郡飯舘村に鎮座。

御祭神は綿津見大神、五十猛命、大屋津姫神、抓津姫神、闇於加美神、玉依姫神、鎌倉権五郎景政。

社格は明治三年に郷社に列格。

延喜式神名帳の『苕野神社(くさのじんじゃ)』の論社にもなっている。



頂いた由緒書に御祭神が沢山載っていたので、すべて書き出してみたわけですが。

名前だけ並べられても、『Who?誰?』となるのもイグザクトリィ、たしかにその通りなのでちょっとずつ。



・綿津見大神(わたつみのおおかみ)

イザナギ・イザナミのミコトが神生みをした際に生まれた海の神。

「ワタ」というのは古代、海を表していた言葉。

イザナギノミコトが黄泉から帰り、禊をした際にも似た名前の神が生まれており、それらは底津綿津見神(そこつわたつみのかみ)、中綿津見神(なかつわたつみのかみ)、上津綿津見神(うえつわたつみのかみ)という神が生まれている。

山幸彦と結婚した豊玉比売(とよたまひめ)の父神でもある。


・五十猛命(いそたけるのみこと)

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子で、紀伊に祀られているということから林業の神とされている。

一部では大屋毘古神(おおやひこのかみ)と同一視される場合もある。


・大屋津姫神(おおやつひめのかみ)、抓津姫神(つまつひめのかみ)

同じく素戔嗚尊の子で、五十猛命の妹。

素戔嗚尊の命を受け、全国の山々に木の種をまいたのち、紀伊に戻り住んだと言われる。

五十猛命と同じく、林業・建築業の神とされている。


・闇於加美神(くらおかみのかみ)

イザナギノミコトが火の神である迦具土神を斬った際、剣から滴る血が指の間から流れ落ちて生まれた神。

水の神とされている。


・玉依姫神(たまよりひめのかみ)

綿津見大神の娘で、神武天皇の母。



……というわけで、見事に水に関する神でまとめられている。

綿津見大神・玉依姫神の親子はもとより、五十猛命・大屋津姫神・抓津姫神は三貴子のうち海を司る素戔嗚尊の子。

闇於加美神も水の神ということで、綿津見神社の名前に恥じない御祭神たちといえる。



社伝によれば、大同二年(806年)に『苕野神社(くさのじんじゃ)』として祀ったのが始まり。

その後、元和六年(1620年)には熊川長春という人物が当地の領主となると、氏神の八龍大明神を併せて祀り、社名を『八龍大明神』に改める。

さらに時が流れて、明治三年。郷社に定められたのに併せて現在の『綿津見神社』に改称したとのこと。


御祭神がやたら多かったのは、改称が多かったのにも原因があったのかなあ。




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   【 一の鳥居と参道 】


ちなみに今回の記事の画像は全部携帯で撮影。

デジカメの電池切れはそう簡単に予知できるもんじゃねーです。

携帯で撮ると、やたら光が鮮やかに見えたり空が明るかったりするんだけど、お参りしたのは夕方4時。

差し込んでる光は、すべて夕焼けの光です。

西日が強く差し込んでいて、参道の地面にできている影が綺麗。



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     【 一の鳥居後ろの左右の狛犬 】

全体的に苔むしていて時の流れを感じさせる狛犬。




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     【 手水舎 】

超西日。

携帯で撮影した画像は予想以上に光が入り込んでしまう。

それが予想外で面白いときもあるのだけれども。

ただ、この画像じゃあ朝日が差し込んでるようにしか見えないよねえ。うーん。



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    【 二の鳥居と拝殿 】

鳥居から参道がまっすぐではなく、ちょっと曲がっている感じ。

よくあるイメージでは参道は拝殿まで一直線!なんだけど、この微妙に曲がりくねっているのは何か意味があるんだろうか。

神職の方に聞けば良かった……が、当然その時はそんなことに気付いていなくて聞けなかったわけですが。



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    【 拝殿前の左右の狛犬 】

こちらは一の鳥居のところのに比べて全体的に彫が浅い感じ。

ところで、狛犬の阿吽って左右のどっちが口開いてる方とかって決まってるんだっけ?

素人の私にはわからないんですけど。

調べておかなきゃなあ。



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     【 拝殿 】

御覧の通り、拝殿はかなり立派で新しい。

いただいた由緒書によると、平成十八年に「御鎮座一二〇〇年」を記念して氏子や崇敬者の奉賛で造営されたんだとか。

改修もままならない神社が多い中で、これだけ立派なものを造営できるというのは素晴らしい。

社伝を見るにかなり歴史も深い神社だし、よほど地域の人との繋がり深いのだろう。

これからも大切にしていってほしい。



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   【 拝殿あたりを近くから 】

私はド文系の人間なので建築とかはさっぱりなんですが、柱や梁の太さには感心。

昔の様式の建物を、現代の人が建てられるというのもなにげにすごいことなんじゃないかなあ。

廃れることなくずっと続いていくのって、よほどその技術を大切にしていないと残らないことだと思うしね。



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      【 本殿 】

本殿は拝殿の造営の際には直していないのだろう、板の色がくっきり違う形。

直すことも大事だけど、残っているものをそのまま残し続けていく努力も大切。

それには大きな労力が必要になるし、ぜひこれからも氏子の皆さんには頑張っていってほしい。





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拝殿でそれぞれの色のコントラストが綺麗だと思って撮った一枚。

最近は近くから撮って、目線とは違う角度で見てみるのがお気に入り。



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木々を通して西日を受ける石灯籠。

境内の散策をしていると、神社はいろんな姿を見せてくれる。

時間の変化、角度の変化、季節の変化。

ちょっとずつ変化し続けている中で、こういった風景と出会えるのも、きっと「何かのご縁」なんだろう。




さて、散策もいいけど御朱印もね。

夕方4時を回って、あまり遅くなってしまっても御迷惑をおかけしてしまうので、社務所へ。

戸が閉まっていたため、インターホンを押すも無反応。

あれー?お留守かー?と思って歩いて行くと、別の建物が。

どうやらそちらに居らした様子。奥さまによると、宮司様は外出中だが、禰宜の方に書いていただけるとのこと。

さっそくお願いをした。



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で、いただいた御朱印がこちら。


というか、皆さん気付きました?

前回の記事の「山津見神社 」も相馬郡飯舘村。

そしてこの「綿津見神社」も、同じ相馬郡飯舘村なんです。


同じ村の中に、山をつかさどる神様と海をつかさどる神様の神社があるってちょっと素敵だと思ったのでした。

どちらかに一方にお参りしたなら、もう一方にもぜひ行っていただきたいという神社でした。






■綿津見神社への地図




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