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豊間諏訪神社(福島県いわき市平豊間)

豊間諏訪神社(とよますわじんじゃ)。



福島県いわき市平豊間に鎮座。
御祭神は健御名方神(タケミナカタノカミ)、八坂刀賣神(ヤサカトメノカミ)。
社格は村社。

大同二年(807年)、坂上田村麻呂が征夷の戦勝を祈願して豊野山頂に諏訪大明神を勧請したのがはじまり。
その後、鎌倉時代に入り永仁年間(1293~1298年)に岩崎三郎隆久によって再興。
神領を寄進され、岩崎家の崇敬を受けた。

永禄九年(1566年)、沼ノ内館主・志賀右衛門尉によって修復。これに合わせて神鏡が奉納される。
その後、寛永元年(1624年)、豊野山から現在地に遷座。
寛文二年(1662年)には磐城平城主・内藤忠興候によって社殿の再建が行われた。現在の本殿はその時造営されたものだとのこと。
また、嘉永三年(1850年)には拝殿が破損したため再建。
明治時代に入ると豊間・江名間の道路開通のため境内地が現在地まで縮小されたのだそうだ。


そういえば以前、アメーバブログのメッセージ機能で「豊間諏訪神社で御朱印いただきましたよ!」ってメッセージを頂いていたんですが、忙しい時期だったためにお返事できず……
しかも60日を過ぎるとメッセージが削除されてしまって、どなたから頂いたのかも見ることができず……この場をお借りして御礼申し上げさせていただきます。
もしメッセージくださった方、記事をご覧になっていたらコメント欄に書き込み頂ければ幸いです。


【 一の鳥居 】
新しめの石造りの鳥居。
神社の周囲を状況を見るに、これは東日本大震災による津波の影響で建て直されたものでしょうか。
最初の社号標も土台が新しいものに直されていましたし、津波によるものと見てほぼ間違い無さそうです。


【 ニの鳥居 】
こちらも平成二十三年十二月に奉納とのことで、やはり震災で倒れたものを改修したんでしょうね。


二の鳥居をくぐると、橋がかけられていました。
鳥居が崩れても社殿が無事だったのはこれのおかげで津波が押し寄せなかったとか、そういう要素があったんでしょうかね。


【 手水舎 】
参道左手にある手水舎。


手水舎の近くから拝殿のほうを見たところ。
ご覧の通り、狛犬が多く置かれています。




【 狛犬① 】




【 狛犬② 】




【 拝殿前の狛犬 】
と、合計三対の狛犬がいるんですね。
拝殿前の狛犬は互いに向かい合っているのではなく、拝殿と同じ向きで座っているのでまるでスフィンクスか何かのように見えてしまいます。






【 拝殿 】
こちらが拝殿。
柱の朱塗りが鮮やかですね。
扁額に刻まれていたのは『両諏訪神社』の文字。
両……というと、二社祀られているということなんでしょうか?
その辺り宮司さんに聞いてくれば良かったんですが、気づいたのは帰宅後でした……




【 本殿 】
そしてこちらが御由緒にも書かれていた、寛文二年造営の御本殿。




【 境内社 】
境内は広く、末社の社殿が複数ありました。


【 諏訪の泉 】
こちらは本殿向かって左奥にあった「諏訪の泉」。
なんでも水が湧き出ていて、多くの人が水を汲みにきていたんだとか。
ただ、今はもう水もあまり湧いていないそうで……


さてさてさて。
そんなわけで無事お参りが済みまして、御朱印をお願いします。
境内には授与所が無いため、宮司さんのご自宅に伺ってお願いしました。



そして頂いた御朱印がこちら。
「いわきは諏訪神社がいっぱいあるから、『豊間』って書いておきました」とのこと。
なかなかお話好きな奥様で、

「最近御朱印で来られる方が多いけど流行ってるんですか?」
「この前は東京から来た人がいたんです」

という話から、宮司さんの後継者の話までいろいろと楽しいお話を聞かせていただきました。



そんなわけで奥様のお話にも有ったように、前回の釜戸諏訪神社も含めて、これからしばらくはいわき市の諏訪神社の更新が続きます。


◆神社への地図


◆神社の情報

豊間諏訪神社   とよますわじんじゃ

御祭神 : 健御名方神、八坂刀賣神
社格等 : 村社
鎮座地 : 福島県いわき市平豊間下ノ内86