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大國魂神社(福島県いわき市)

大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)。


ゴシュイン☆デイズ -まったり御朱印あつめの日々-


福島県いわき市平に鎮座。

御祭神は大國主命(オオクニヌシノミコト)、少彦名命(スクナヒコナノミコト)、事代主命(コトシロヌシノミコト)、須世理比売命(スセリヒメノミコト)。

社格は明治十二年に郷社、のち大正十二年には県社に列格。

延喜式神名帳に『陸奥國磐城郡 大國魂神社』と名の残る延喜式内社でもある。



今からおよそ1,300年前、養老三年(718年)に石城國(いわきのくに)がつくられ、朝廷によって祀られたのが始まりのようだ。

大國魂神社の周辺は古代文化の栄えた土地だそうで、数々の遺跡・古墳が残されており、神社からおよそ2キロの場所には石城国府が置かれていたと考えられている。

その古墳の中でも特に「甲塚古墳」は国指定の史跡となっているそうだ。

石城国はつくられて間もなく陸奥國に編入され、当地は磐城郡に属することとなる。


その後、醍醐天皇の御代(927年)に撰修された延喜式神名帳には、磐城郡七座(大國魂、二俣、温泉、佐麻久嶺、住吉、鹿嶋、子鍬倉 )の首座として記されることとなった。

このことからも、当社は強い崇敬を集めていたことがよくわかる。


時代が下って鎌倉時代には、地頭・岩城氏の一族と國魂氏(國魂村の地頭)が祭祀権を掌握し、さらに南北朝時代には神主・山名氏が平窪・矢野目・國魂の三村を領有。

室町時代には領主・岩城氏が社殿の大造営を行い、江戸時代には磐城平藩主による修復が重ねられた。

当時、神主・下社家・巫女らをあわせて二十数名が奉仕するほどの規模だったそうだ。

江戸時代の幕末、元治二年(1865年)には朝廷から「勅宣正一位」の神階を授かったという。


明治に入り、社格制度が施行されると、明治十二年には郷社に。

のち大正十二年には県社に列格した。




さてさてさて。

愛宕花園神社 を後にして車でまた10分くらいで到着。

さすが仙台に次ぐ東北第二位の人口を擁するいわき市。

10分くらいの移動時間で、素敵な神社が次から次とあらわれて、夢みたいだよ。


いわき市は人口だけじゃなく、面積もメチャクチャ広いせいもあるのかな。

福島県神社庁のホームページを見ると、本務社の数も福島市に比べて格段に多いんだよねえ。

いわきがもっと近かったなら、きっといわき三昧のエブリデイだったに違いない。

郡山市あたりに住んでたらいろんなとこに行くのに便利だったのかもね (´・ω・`)


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     【 駐車場の看板 】

こちらは神社の駐車場に立っていた看板。

実はこの駐車場に辿り着くのはちょっと苦労しました (;´・ω・)

神社への道は右にカーブしている道を走って行って、なおかつ神社も道路の右側にあるんですが。

こちらの駐車場は道路左側の奥にあるんですよね。

カーナビ様の表示を目で追いながら、神社のある右方向にばかり気を取られると見落としてしまう壮大なトラップ。

カーナビ様は鳥居の前で案内終了してしまうので、カーナビ頼りの人は注意してください (´・ω・`)



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     【 一の鳥居 】

駐車場付近にある一の鳥居。

こちらは木造の両部鳥居だ。

一の鳥居ということで神社の入り口なわけだけど、この辺りに社号標は無かったりする。

この記事の一番上の社号標は二の鳥居の近く。

ということは、こちらの参道と鳥居は比較的新しい時期に出来たものなのかもしれない。


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     【 一の鳥居の扁額 】

「大國魂大明神」と刻まれた扁額……は良いんだけど、額の隣の顔は一体何ですか (:´・ω・)

これは一体……どういういわれがあるものなのかなあ。

参拝当時は気付かなくて、画像チェックしてたら気付いたんで社務所で聞けませんでした(´・ω:;.:...


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そんなわけで、一の鳥居をくぐったあたりの参道。

石畳が敷かれているけど、途中で一般の道路が通っているんで注意。

ちょうどここはカーブを曲がりきった先なんで、車が来ないかよく見てください(`・ω・´)


この辺りからだと、背の高い木々に覆われていて社殿はほとんど見えません。



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     【 御神木 】

こちらが御神木の大杉。

案内板によると、この杉は以前、落雷によって炎上したことがあるらしい。

しかし、当時の氏子、消防らの手によって鎮火。

この杉もなんとか全焼を免れ、今もその姿を残しているのだそうだ。


……で。

御神木というと、注連縄がかかった方ばかりを注目しがちなんですが。

こちらは裏側に……なんというか、立派な御神体(?)があるらしくてですね。

おいらはお参りした当時はそのことを知らなくて、帰ってきてからネットを見てたら知ったんです (´・ω・`)


まあ、何があるのかは言うより見てもらった方が早いんで、よそ様のサイトにリンクしちゃうんですけども。

どうも、こんな感じらしい です。はい。

(↑※閲覧注意)

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     【 手水舎 】

さて、そんな話はさておき、引き続き境内のご紹介を。

こちらは参道右手にある手水舎。

大國魂神社ということで、大黒天の像が山のように置いてありました。

大黒天はもともと、インド神話のマハーカーラという暗黒の神だったんですが、「大いなる黒の神」→「大黒天」と訳されて、「ダイコク」という発音が「大國」と一緒だったために「大國主命(オオクニヌシノミコト)」と習合されてしまったという神様なんですねえ。

なので現実には違うんでしょうけど……でも長い間そうやって信仰されてきたのであれば、もうそういう神様ということなのでしょうね。

そう考えると、明治以降に妙見様が一斉に天之御中主神を御祭神に鞍替えしたのはちょっと違和感があるんですが。

そういう時代の流れだったんでしょうねえ。


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     【 二の鳥居付近の狛犬 】

白い石でできた、比較的新しそうな造りの狛犬。

阿形の狗の、ギョロっと見開いた目がちょっと怖い感じ。

体はモコモコしてて可愛いんですけど、ねえ。


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     【 二の鳥居 】

こちらは白い石造りの神明鳥居。

周囲の木々が日の光を遮って造られた影の中で、ひときわ目立つ白さ。

先人はこういった視覚効果も狙って鳥居の色や造りを決めたんでしょうかねえ。



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     【 参道の石段の上から 】

石段の上から見下ろしてみた様子。

暗い石段と違って、鳥居は光を浴びて輝いているようにも見える。

計算された上での配置だとしたら、昔の人ってえのはすごいよねえ。


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     【 神楽殿 】

参道の石段を登って右手にある神楽殿。

赤い欄干が鮮やかで目を引きますな。

一部木の色が違っているので、おそらく補修したのではないかと思います。


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     【 拝殿前の左右の狛犬 】

威嚇する体勢なんだけども、足がそろっていて行儀よく見えてしまう狛犬。

鼻のホールがややビッグなので、どうしてもそこに目が行ってしまいますな (;´・ω・)


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      【 拝殿 】

式内社で県社という、風格を漂わせるどっしりとした造りの拝殿。

拝殿上部の龍の彫刻が素晴らしいね。

こういう素晴らしい彫刻を見るたびに思うんだけど、こういう彫刻の上に千社札を貼る人ってどうなんだろう……

それは必ず貼らなければならなかったのか?そこに貼らなければならなかったのか?

疑問でなりません (´・ω・`)


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拝殿の上に掲げられた扁額。

銅板で出来ているのか、なかなか無いような素敵な色合い。

鈴の綱も鮮やかな彩りで綺麗だねえ。


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     【 本殿 】

いわき市の有形文化財に指定されている本殿。

傾斜のあるところにあるためか、低い石垣のような基礎の上に建っている。

帰ってきてから知ったんだけど、こちらの本殿は入母屋造りという形式らしい。

入母屋造りの本殿っていうのは珍しいんでしょうかねえ。

建築に詳しくないんで、よく分からないんですがね (´・ω・`)



さて、無事参拝も済ませて社務所へ。

こちらの神社では参道の二の鳥居手前を左に行ったところに、御自宅兼社務所があります。

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で、いただいた御朱印がこちら。

非常に達筆で素晴らしいですねえ。

「延喜式内」「勅宣正一位」と書かれていて、高い位であったことがうかがえます。


さて、御朱印を頂いて駐車場に戻ろうとした……

と!次の瞬間!


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そこにはなんと、歩きまわる鶏の姿が!!



境内に放し飼いになってるのかなあ (;´・ω・`)

見た時は4羽ほど集まってコケコケしておりました。

東京の谷保天満宮でも鶏が放し飼いされまくっていたんだけど、境内に鶏ってうのは何かあるんですかねえ。







■ 大國魂神社への地図



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◆ 神社の情報



大國魂神社     おおくにたまじんじゃ


御祭神 : 大國主命、少彦名命、事代主命、須世理比売命

社格等 : 延喜式内社、県社

鎮座地 : 福島県いわき市平菅波字宮前26