釜戸諏訪神社(福島県いわき市渡辺町)
釜戸諏訪神社(かまどすわじんじゃ)。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/72/23/j/o0393052514155513184.jpg?caw=800)
福島県いわき市渡辺町に鎮座。
御祭神は健御名方命(タケミナカタノミコト)。
社格は郷社。
天平元年(729年)、藤原宗広の創建。
奥州鎮護のために信州諏訪大社から勧請奉斎したのがはじまり。
時代は降って慶長年間(1600~1619年)に平城主・鳥居氏により境内が拡張された。
その後、元禄二年(1689年)に火災が発生。
しかし元禄五年(1692年)には再建される。
これ以降、廃藩となるまでの間、年一回は必ず領主が参拝に訪れたのだという。
特に元禄十四年(1701年)、湯長谷藩の家老は時の藩主が若いことから、無事に参勤交代を終えられるように釜戸諏訪大明神へ藩の安泰を祈願。
果たして無事に参勤交代を終えると、藩の館から大名行列を作ってお礼参りに訪れたのだとか。
そして正徳三年(1713年)には湯長谷藩主より拝殿屋根の寄進があった。
明治時代に入ると、明治三年には村社に列格。
ついで昭和十年五月九日には郷社に昇格した。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/2e/e9/j/o0393052514155513186.jpg?caw=800)
【 一の鳥居 】
石造りの鳥居。
道路沿いに建っているので比較的分かりやすいかと思います。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/d3/c3/j/o0393052514155513188.jpg?caw=800)
鳥居をくぐって参道を進むと、朱塗りの鳥居と桜の花が見えてきます。
そう、ちょうどこの時は桜のシーズン。
私にしてはめずらしく春先にお参りに行ったのでした。
ちなみに左手に見える瓦屋根の建物は社務所です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/d6/86/j/o0525039314155513192.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/91/54/j/o0393052514155513196.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/03/05/j/o0393052514155513201.jpg?caw=800)
【 二の鳥居 】
木造の両部鳥居。
扁額には『正一位諏訪大明神』と刻まれておりました。
享保四年(1719年)に正一位の神号を宣下されたとのこと。
鳥居の濃い朱色と、桜の花の淡いピンク色の組み合わせが綺麗ですね。
風に揺れる桜の枝が素敵でしばらく眺めておりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/0f/2a/j/o0393052514155513206.jpg?caw=800)
鳥居をくぐった先は登りの石段になっていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/4e/3e/j/o0393052514155513341.jpg?caw=800)
こうして見下ろすと結構な段数がある気がします。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/ab/60/j/o0525039314155513330.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/79/8c/j/o0525039314155513319.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/cc/f5/j/o0525039314155513222.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/55/40/j/o0525039314155513227.jpg?caw=800)
【 拝殿 】
石段を登った先、真正面に鎮座する拝殿。
銅板葺きの屋根が綺麗な緑青色。
というか今回の記事からはしばらくスマホで撮影した画像の記事が続くんですが、やっぱりスマホ撮影だとちょっと画質が粗い感じがしますね…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/82/b2/j/o0525039314155513231.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/f6/75/j/o0525039314155513270.jpg?caw=800)
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/f8/b6/j/o0525039314155513244.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/fd/48/j/o0525039314155513239.jpg?caw=800)
【 本殿 】
そしてこちらが御本殿。
屋根の部分にある鬼の面のようなものは一体……?
と、すごく気になったので御朱印を頂く際に宮司さんにお聞きしようと思ったんですが……
なんと、この日は宮司さんご不在。
社務所に電話したところ、携帯に転送になったようでお電話はつながったのですが、お戻りにはなれないとのこと。
すると宮司さんの方から「遠くからおこしでしたら、郵送でお送りしますか?」とのありがたいお言葉が!
初穂料と郵送料を封筒に入れ、お願いする形となりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/23/idjericho/86/07/j/o0359052514155552571.jpg?caw=800)
そして頂いた御朱印がこちら。
ご丁寧にお手紙まで同封頂いて送ってくださいました。
お心遣いが大変ありがたいですね。
ちなみに御由緒に出てくる湯長谷藩の参勤交代。
映画『超高速!参勤交代』のモデルとなった藩なんですね。
あの作品がお好きな方はぜひお参りされてみてはいかがでしょうか。
◆神社への地図
◆神社の情報
釜戸諏訪神社 かまどすわじんじゃ
御祭神 : 健御名方命
社格等 : 郷社
鎮座地 : 福島県いわき市渡辺町中釜戸諏訪前5
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/72/23/j/o0393052514155513184.jpg?caw=800)
福島県いわき市渡辺町に鎮座。
御祭神は健御名方命(タケミナカタノミコト)。
社格は郷社。
天平元年(729年)、藤原宗広の創建。
奥州鎮護のために信州諏訪大社から勧請奉斎したのがはじまり。
時代は降って慶長年間(1600~1619年)に平城主・鳥居氏により境内が拡張された。
その後、元禄二年(1689年)に火災が発生。
しかし元禄五年(1692年)には再建される。
これ以降、廃藩となるまでの間、年一回は必ず領主が参拝に訪れたのだという。
特に元禄十四年(1701年)、湯長谷藩の家老は時の藩主が若いことから、無事に参勤交代を終えられるように釜戸諏訪大明神へ藩の安泰を祈願。
果たして無事に参勤交代を終えると、藩の館から大名行列を作ってお礼参りに訪れたのだとか。
そして正徳三年(1713年)には湯長谷藩主より拝殿屋根の寄進があった。
明治時代に入ると、明治三年には村社に列格。
ついで昭和十年五月九日には郷社に昇格した。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/2e/e9/j/o0393052514155513186.jpg?caw=800)
【 一の鳥居 】
石造りの鳥居。
道路沿いに建っているので比較的分かりやすいかと思います。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/d3/c3/j/o0393052514155513188.jpg?caw=800)
鳥居をくぐって参道を進むと、朱塗りの鳥居と桜の花が見えてきます。
そう、ちょうどこの時は桜のシーズン。
私にしてはめずらしく春先にお参りに行ったのでした。
ちなみに左手に見える瓦屋根の建物は社務所です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/d6/86/j/o0525039314155513192.jpg?caw=800)
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【 二の鳥居 】
木造の両部鳥居。
扁額には『正一位諏訪大明神』と刻まれておりました。
享保四年(1719年)に正一位の神号を宣下されたとのこと。
鳥居の濃い朱色と、桜の花の淡いピンク色の組み合わせが綺麗ですね。
風に揺れる桜の枝が素敵でしばらく眺めておりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/0f/2a/j/o0393052514155513206.jpg?caw=800)
鳥居をくぐった先は登りの石段になっていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/4e/3e/j/o0393052514155513341.jpg?caw=800)
こうして見下ろすと結構な段数がある気がします。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/ab/60/j/o0525039314155513330.jpg?caw=800)
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【 拝殿 】
石段を登った先、真正面に鎮座する拝殿。
銅板葺きの屋根が綺麗な緑青色。
というか今回の記事からはしばらくスマホで撮影した画像の記事が続くんですが、やっぱりスマホ撮影だとちょっと画質が粗い感じがしますね…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/22/idjericho/82/b2/j/o0525039314155513231.jpg?caw=800)
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【 本殿 】
そしてこちらが御本殿。
屋根の部分にある鬼の面のようなものは一体……?
と、すごく気になったので御朱印を頂く際に宮司さんにお聞きしようと思ったんですが……
なんと、この日は宮司さんご不在。
社務所に電話したところ、携帯に転送になったようでお電話はつながったのですが、お戻りにはなれないとのこと。
すると宮司さんの方から「遠くからおこしでしたら、郵送でお送りしますか?」とのありがたいお言葉が!
初穂料と郵送料を封筒に入れ、お願いする形となりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180323/23/idjericho/86/07/j/o0359052514155552571.jpg?caw=800)
そして頂いた御朱印がこちら。
ご丁寧にお手紙まで同封頂いて送ってくださいました。
お心遣いが大変ありがたいですね。
ちなみに御由緒に出てくる湯長谷藩の参勤交代。
映画『超高速!参勤交代』のモデルとなった藩なんですね。
あの作品がお好きな方はぜひお参りされてみてはいかがでしょうか。
◆神社への地図
◆神社の情報
釜戸諏訪神社 かまどすわじんじゃ
御祭神 : 健御名方命
社格等 : 郷社
鎮座地 : 福島県いわき市渡辺町中釜戸諏訪前5