小手神社(福島県福島市飯野町)
小手神社(おてじんじゃ)。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/f7/0b/j/o0393052513671144159.jpg?caw=800)
福島県福島市飯野町に鎮座。
御祭神は伊弉那岐命(イザナギノミコト)、伊弉那美命(イザナミノミコト)。
社格は村社に列格。
寛文年中(1661~1672年)、参勤交代の任を終えて帰国の途上だった伊達政宗公。
この一行が白河の辺りに差し掛かった時に異変が起きる。
なんと、突然乗馬が暴れだし、政宗公を落馬させてしまったのだ!
しかもその暴れっぷりが尋常ではない。
これを見た政宗公、ピーンと霊感を得た。
「こいつぁここから見える小手神大明神の神威にやられちまったんだぜ!」
そう判断した政宗公、この難が民衆に及ぶことを恐れて金子・具足を奉納。
さらにお社を低地に移すことを勧奨したと言われている。
この伝承の中で言われいる小手神大明神というのが何を隠そう、小手神社のことである。
創建の年代は不詳であるものの、古くから小手郷一円の総鎮守として小手神森・堂平に創祀され、武と産業の神として崇敬されていた。
政宗公の勧奨により、お社は堂平の地から麓の上宮の地へ遷座。
地元ではこれを「白河の下馬落とし」と呼ばれ伝えられている。
その後、明治六年に旧青木村の村社となり、社号も「小手神社」と改められた。
そして氏子から「お社を再度堂平の地へと祀るべき」と声が湧いたため、昭和二十七年、勧請の地である堂平にお社を建てて再度遷座。
現在に至っている。
さてさてさて。
本日の記事は福島市飯野町の小手神社。
飯野町といえばUFOの町として全国的にも有名なわけですが。
その飯野町のシンボル、千貫森の中腹にこちらの小手神社は鎮座しております。
普段は無人の神社ですので、車などで行かれる時はカーナビに「UFOふれあい館」をセットすると分かりやすいのではないでしょうか。
ちなみに一部の噂によると、飯野町民の7~8割りは世を忍ぶ仮の姿で、その正体は宇宙人なんだとか……
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/af/b4/j/o0393052513671144160.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/af/3e/j/o0393052513671144158.jpg?caw=800)
【 一の鳥居 】
石造りの一の鳥居。
こちらの鳥居は国道114号沿いにあるので、車に乗っていると見逃してしまうかも。
ちなみに一番上にある社号標の画像ですが、この社号標は国道を挟んで鳥居の反対側。
結構見落としがちな場所にあるので注意が必要です。
で。
画像を見てお分かりの通り、けっこうな登り坂です。
千貫森というUFOの本拠地である山に神社がありますので当然といえば当然ですが……
ですので、実際にはここからは車で移動しました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/89/62/j/o0393052513671179176.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/35/5d/j/o0393052513671179177.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/6a/df/j/o0393052513671179178.jpg?caw=800)
【 二の鳥居と御神門 】
そしてこちらが木造の二の鳥居。
UFOふれあい館より少し道なりに登ったところにあります。
残念ながらこの画像にUFOは写ってませんが、千貫森はUFOの基地ですので気を抜かない事が肝要です。
さて、そしてこの御神門を通る際に注目して欲しいのがこちらです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/6b/25/j/o0393052513671179490.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/73/65/j/o0393052513671179491.jpg?caw=800)
【 風神雷神像 】
御神門内の風神・雷神像。
なかなかユニークというか、味があるというか、
独特な造形ですよね。
ちなみにこちらの像、福島市の指定文化財になっております。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/fb/bc/j/o0525039313671179489.jpg?caw=800)
御神門から拝殿を見たところ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/df/ed/j/o0525039313671180181.jpg?caw=800)
【 手水舎 】
参道右手にあった手水舎。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/66/f7/j/o0393052513671180182.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/ce/1b/j/o0525039313671180180.jpg?caw=800)
【 狛犬 】
拝殿前の狛犬。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/08/2b/j/o0525039313671180743.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/07/5a/j/o0525039313671180742.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/da/84/j/o0525039313671180744.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/f8/5a/j/o0525039313671180740.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/d5/82/j/o0393052513671181130.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/68/93/j/o0393052513671181131.jpg?caw=800)
【 拝殿 】
そしてこちらが拝殿。
比較的新しくて、近年建てなおされたもののようです。
扁額は現在の社号の「小手神社」と、以前の「小手神大明神」の2つが掲げられておりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/2f/ff/j/o0393052513671181754.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/1c/55/j/o0393052513671181755.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/68/22/j/o0393052513671181753.jpg?caw=800)
【 本殿 】
覆屋がかけられた御本殿。
隙間から中の様子が伺えたので覗いてみました。
やや小ぶりですが素敵な本殿ですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/22/idjericho/0a/94/j/o0525039313671191204.jpg?caw=800)
【 御神馬堂 】
こちらは拝殿左手にある御神馬堂。
堂内には御神馬の像がありました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/22/idjericho/0d/0a/j/o0525039313671192230.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/22/idjericho/37/16/j/o0525039313671192229.jpg?caw=800)
【 誘宝道祖神 】
そしてこちらは拝殿右手にあった誘宝道祖神。
そう、ユーホー道祖神。
UFO道祖神です。
もちろんお社の中にはご立派な道祖神が祀られておりました。
さてさてさて。
そんなわけで無事に参拝を終えた訳ですが、こちらの小手神社。
実は普段は無人なんですね。
では、どこの神社さんが管理しているのかというと、隣町の川俣町、羽田春日神社さんなんです。
ですので、御朱印は羽田春日神社さんにお願いに伺いました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/22/idjericho/f9/40/p/o0358052513671226949.png?caw=800)
そして頂いた御朱印がこちら。
シュッとした感じの素敵な御朱印ですね。
ちなみに小手神社のおとなりにある、UFOふれあい館なんですが。
CIAの極秘文書が公開されていたりとなかなか凄いところらしいです。
神社にお参りの際は是非そちらにもお寄りになってはいかがでしょうか。
◆神社への地図
◆神社の情報
小手神社 おてじんじゃ
御祭神 : 伊弉那岐命、伊弉那美命
社格等 : 村社
鎮座地 : 福島県福島市飯野町青木字小手森神1-179
(UFOふれあい館を目印に向かうのがおすすめ)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/f7/0b/j/o0393052513671144159.jpg?caw=800)
福島県福島市飯野町に鎮座。
御祭神は伊弉那岐命(イザナギノミコト)、伊弉那美命(イザナミノミコト)。
社格は村社に列格。
寛文年中(1661~1672年)、参勤交代の任を終えて帰国の途上だった伊達政宗公。
この一行が白河の辺りに差し掛かった時に異変が起きる。
なんと、突然乗馬が暴れだし、政宗公を落馬させてしまったのだ!
しかもその暴れっぷりが尋常ではない。
これを見た政宗公、ピーンと霊感を得た。
「こいつぁここから見える小手神大明神の神威にやられちまったんだぜ!」
そう判断した政宗公、この難が民衆に及ぶことを恐れて金子・具足を奉納。
さらにお社を低地に移すことを勧奨したと言われている。
この伝承の中で言われいる小手神大明神というのが何を隠そう、小手神社のことである。
創建の年代は不詳であるものの、古くから小手郷一円の総鎮守として小手神森・堂平に創祀され、武と産業の神として崇敬されていた。
政宗公の勧奨により、お社は堂平の地から麓の上宮の地へ遷座。
地元ではこれを「白河の下馬落とし」と呼ばれ伝えられている。
その後、明治六年に旧青木村の村社となり、社号も「小手神社」と改められた。
そして氏子から「お社を再度堂平の地へと祀るべき」と声が湧いたため、昭和二十七年、勧請の地である堂平にお社を建てて再度遷座。
現在に至っている。
さてさてさて。
本日の記事は福島市飯野町の小手神社。
飯野町といえばUFOの町として全国的にも有名なわけですが。
その飯野町のシンボル、千貫森の中腹にこちらの小手神社は鎮座しております。
普段は無人の神社ですので、車などで行かれる時はカーナビに「UFOふれあい館」をセットすると分かりやすいのではないでしょうか。
ちなみに一部の噂によると、飯野町民の7~8割りは世を忍ぶ仮の姿で、その正体は宇宙人なんだとか……
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/af/b4/j/o0393052513671144160.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/af/3e/j/o0393052513671144158.jpg?caw=800)
【 一の鳥居 】
石造りの一の鳥居。
こちらの鳥居は国道114号沿いにあるので、車に乗っていると見逃してしまうかも。
ちなみに一番上にある社号標の画像ですが、この社号標は国道を挟んで鳥居の反対側。
結構見落としがちな場所にあるので注意が必要です。
で。
画像を見てお分かりの通り、けっこうな登り坂です。
千貫森というUFOの本拠地である山に神社がありますので当然といえば当然ですが……
ですので、実際にはここからは車で移動しました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/89/62/j/o0393052513671179176.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/35/5d/j/o0393052513671179177.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/6a/df/j/o0393052513671179178.jpg?caw=800)
【 二の鳥居と御神門 】
そしてこちらが木造の二の鳥居。
UFOふれあい館より少し道なりに登ったところにあります。
残念ながらこの画像にUFOは写ってませんが、千貫森はUFOの基地ですので気を抜かない事が肝要です。
さて、そしてこの御神門を通る際に注目して欲しいのがこちらです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/6b/25/j/o0393052513671179490.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/73/65/j/o0393052513671179491.jpg?caw=800)
【 風神雷神像 】
御神門内の風神・雷神像。
なかなかユニークというか、味があるというか、
独特な造形ですよね。
ちなみにこちらの像、福島市の指定文化財になっております。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/fb/bc/j/o0525039313671179489.jpg?caw=800)
御神門から拝殿を見たところ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/df/ed/j/o0525039313671180181.jpg?caw=800)
【 手水舎 】
参道右手にあった手水舎。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/66/f7/j/o0393052513671180182.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/ce/1b/j/o0525039313671180180.jpg?caw=800)
【 狛犬 】
拝殿前の狛犬。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/08/2b/j/o0525039313671180743.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/07/5a/j/o0525039313671180742.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/da/84/j/o0525039313671180744.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/f8/5a/j/o0525039313671180740.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/d5/82/j/o0393052513671181130.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/68/93/j/o0393052513671181131.jpg?caw=800)
【 拝殿 】
そしてこちらが拝殿。
比較的新しくて、近年建てなおされたもののようです。
扁額は現在の社号の「小手神社」と、以前の「小手神大明神」の2つが掲げられておりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/2f/ff/j/o0393052513671181754.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/1c/55/j/o0393052513671181755.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/21/idjericho/68/22/j/o0393052513671181753.jpg?caw=800)
【 本殿 】
覆屋がかけられた御本殿。
隙間から中の様子が伺えたので覗いてみました。
やや小ぶりですが素敵な本殿ですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/22/idjericho/0a/94/j/o0525039313671191204.jpg?caw=800)
【 御神馬堂 】
こちらは拝殿左手にある御神馬堂。
堂内には御神馬の像がありました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/22/idjericho/0d/0a/j/o0525039313671192230.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/22/idjericho/37/16/j/o0525039313671192229.jpg?caw=800)
【 誘宝道祖神 】
そしてこちらは拝殿右手にあった誘宝道祖神。
そう、ユーホー道祖神。
UFO道祖神です。
もちろんお社の中にはご立派な道祖神が祀られておりました。
さてさてさて。
そんなわけで無事に参拝を終えた訳ですが、こちらの小手神社。
実は普段は無人なんですね。
では、どこの神社さんが管理しているのかというと、隣町の川俣町、羽田春日神社さんなんです。
ですので、御朱印は羽田春日神社さんにお願いに伺いました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/22/idjericho/f9/40/p/o0358052513671226949.png?caw=800)
そして頂いた御朱印がこちら。
シュッとした感じの素敵な御朱印ですね。
ちなみに小手神社のおとなりにある、UFOふれあい館なんですが。
CIAの極秘文書が公開されていたりとなかなか凄いところらしいです。
神社にお参りの際は是非そちらにもお寄りになってはいかがでしょうか。
◆神社への地図
◆神社の情報
小手神社 おてじんじゃ
御祭神 : 伊弉那岐命、伊弉那美命
社格等 : 村社
鎮座地 : 福島県福島市飯野町青木字小手森神1-179
(UFOふれあい館を目印に向かうのがおすすめ)