蜂子神社(山形県鶴岡市羽黒町)
蜂子神社(はちこじんじゃ)。
山形県鶴岡市羽黒町に鎮座。
御祭神は蜂子皇子(はちこのおうじ)。
羽黒山にある出羽三山神社の末社となっている。
御祭神の蜂子皇子は、第三十二代・崇峻天皇の御子で出羽三山の開祖。
皇子は教えを広め、多くの人々の苦悩を取り除いたため、『能除大師』とも呼ばれているんだとか。
蜂子皇子の肖像画は、こんな風 に恐ろしい表情で描かれているものが多いが、それは人々の苦悩を除いていった結果そのような風貌になってしまったのだという。
ちなみに、福島県伊達郡川俣町には蜂子皇子の母君である小手姫が祀られている織姫神社がある。
小手姫は蜂子皇子を追って陸奥まで来たものの、皇子に逢うことはかなわず、現在の川俣にある池に身を投げて亡くなったのだという。
さてさてさて。
こちらの蜂子神社なんですが、出羽三山神社の境内に鎮座しております。
出羽三山の開祖を祀る神社とあって、出羽三山神社の境内社の中でも別格なようですねえ。
ちなみに、いくら調べてもいつごろの御創建なのかは分からず…… (;´・ω・`)
出羽三山神社の、三神合祭殿 の向かって左側にあるお社がこの蜂子神社。
有料道路ではなく、麓の参道から石段を登っていくと、厳島神社といっしょに一番最初に見えてくる神社です。
【 社殿 】
さて、こちらが蜂子神社の社殿。
やっぱり神仏習合の影響なのか、神社というよりはお堂といった印象を受けますねえ。
拝殿と本殿が分かれていない造りなんでしょうか。
三神合祭殿のような色鮮やかさは無いんですが、それでも見事な彫刻がほどこされています。
木の質感そのままのシンプルな意匠で、修行に励まれた皇子の生きざまを表しているかのよう。
こちらは社殿に掲げられた扁額。
やはり扁額も質素な造りですね。
……というか、やっぱり千社札が気になります。
こういうのって剥がしちゃダメなんですかね。寺尾さんってあの寺尾なんでしょうか。シコロヤマ親方。
さてさてさて。
無事お参りも済んで、御朱印をお願いする……わけなんですが。
蜂子神社の扉は堅く閉ざされていて、「あれ?無人?」と思ってしまうんですね。
いろいろ検索すると、蜂子神社の社殿が開いていて、そこで御朱印を頂いた方もいらっしゃるようなんですが、おいらがお参りした時は無人でした (´・ω・`)
じゃあ、どこで御朱印をいただくのさ!というと、三神合祭殿の授与所なんですねえ。
授与所には蜂子神社の御朱印については表示されていないんですが、お願いするとちゃんと頂けます。
で、いただいた御朱印がこちら。
印影の『出羽三山開祖』という文字が特徴的ですね。
ちなみに初穂料は300円。
出羽三山の御朱印は見開きのものが多いですが、こちらは境内社ということもあって見開きではない普通の御朱印となっています。
さて、いつもは御朱印を御紹介しておしまいなんですが。
こちらの出羽三山神社には蜂子皇子の陵墓があるんですね。
その入り口がこちら。
三神合祭殿に向かって右側、有料道路の駐車場方面に向かっていくと見えてきます。
崇峻天皇の皇子ということもあって、こちらの管理は宮内庁がされているようですねえ。
参道からちょっと奥まった場所にあるためか、周囲とは空気が違う感じがします。
こちらがその、蜂子皇子のお墓。
皇族のお墓ということもあって、菊の御紋が。
……ところで、こういったお墓にお参りするときも、二礼二拍手一礼で良いんでしょうか。
うーむ。
ちなみに、出羽三山神社関連の記事、もう少し続きます(`・ω・´)
■ 蜂子神社(出羽三山神社)への地図
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◆ 神社の情報
蜂子神社 はちこじんじゃ
御祭神 : 蜂子皇子命
社格等 : (出羽三山神社摂社)
鎮座地 : 山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7番地









