諏訪神社(福島県伊達郡桑折町)
諏訪神社(すわじんじゃ)。
福島県伊達郡桑折町に鎮座。
御祭神は建御名方神(タケミナカタノカミ)。
社格は郷社。
伊達家初代、伊達朝宗によって信州・諏訪大社より勧請され西山城に守護神として祀られたのが始まり。
平成5年に800年祭をおこなった記念碑があるため、建久五年(1194年)ころの創建であると思われる。
現在地へは16世紀末に遷されたのだとか。
さてさてさて。
連休を利用して北陸の一の宮めぐりをしてきたわけですが、さすがに長距離運転つづきで疲れが抜けません (´・ω・`)
仕事も少しずつ忙しくなってきそうなんで、更新ペースはゆったりになるかも。
そのあたり、御容赦を。
んで、本日ご紹介するのは桑折町の諏訪神社。
こちらにお参りしたのも、ここ最近の記事と同じくずいぶん前のこと。
昨年末ころの参拝です。
この頃は放射能とか気にせず外出できたんだよなあ……なんだかずいぶん遠い昔のような気がしてきました。
【 鳥居 】
参道をまっすぐ進んでいったところにある、木製の両部鳥居。
風雨にさらされたためか、木材の色が良い感じ。
こういった木の風合いって好きです。
【 境内のイチョウの木 】
鳥居をくぐってすぐ近くにある、イチョウの木。
葉っぱも全部散って見頃は過ぎてしまっていたんだけど、見上げてみると伸びた枝が竹ぼうきのようで面白くてついつい撮っちゃった一枚。
【 手水舎 】
鳥居からまっすぐ、突き当りにある手水舎。
ちょうどこの手水舎の後ろ側は神社の駐車場になっています。
お車でお越しの際はこちらへ。
ちなみに、社務所もこの駐車場の方にありました。
手水舎の辺りから見た拝殿。
……ん?何か立ってる……と思って見てみると、
そう、お諏訪さまには付き物の『御柱(おんばしら)』。
こちらの諏訪神社で御柱を建てるようになったのは、実は最近のこと。
諏訪神社が平成五年に800年祭を迎えた記念に、信州・諏訪大社の「御柱祭」にならって実施したのがはじまりなんだとか。
その後は平成十年、十六年、二十二年と、六年ごとに実施されているらしい。
諏訪大社では四本の御柱が立っていたけど、こちらでは二本。
新しいものと、その一代前の御柱が立てられていて、次の御柱祭の時には古い方の御柱のところに新しいものを建てるんだとか。
やっぱり本家・諏訪大社の御柱よりはちょっと小ぶりな気がするけれども、信州から遠く離れた東北の諏訪神社と思えばかなり立派なものだ。
【 神楽殿 】
こちらは拝殿むかって左側にある神楽殿。
【 拝殿前の左右の狛犬 】
なんだか見るからに温厚そうな表情の狛犬。
毛の流れる様子も、どちらかというと厳めしさよりは風流さを感じるような造り。
【 拝殿 】
さすが、旧郷社ということもあって立派な拝殿。
この日は十二月とはいえ、暖かな日の光に照らされて、軍神・武神というよりも柔らかな雰囲気の様子でした。
【 本殿 】
一段高いところにある、流造の本殿。
拝殿も大きかったけれど、こちらの本殿もなかなかの大きさ。
それはそうと、本殿のあたりは地面が日陰になっているせいか、うっすらと苔が生えていて緑のじゅうたん状態。
こういうの、好きな風景です。
さてさてさて。
無事に参拝も済んで、社務所へ。
御朱印をお願いします。
で、いただいた御朱印がこちら。
おお、日付が「十」と「二」しか無い……!
ちなみに初穂料はとお伺いしたところ、「お参りしてもらえばそれでいいですから」と受け取って頂けなかったので、お賽銭箱に入れさせていただきました (´・ω・`)
■ 諏訪神社への地図
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◆ 神社の情報
諏訪神社 すわじんじゃ
御祭神 : 建御名方神
社格等 : 郷社
鎮座地 : 福島県伊達郡桑折町字諏訪7