鳥海月山両所宮(山形県山形市) | ゴシュインデイズ

鳥海月山両所宮(山形県山形市)

鳥海月山両所宮(ちょうかいがっさんりょうしょぐう)。


ゴシュイン☆デイズ -まったり御朱印あつめの日々-

山形県山形市に鎮座。

御祭神は鳥海宮(倉稲魂命)、月山宮(月夜見命)。

社格は明治六年に郷社に列格し、のち明治十二年には県社に昇格した。

現在は神社庁包括の別表神社となっている。



縁起書によると、康平年間(1058~1065年)に、前九年の役に際して鎮守府将軍であった源頼義・義家が勅命により奥羽平定に下ったとき、飽海郡吹浦の両所神社(現在の鳥海山大物忌神社 )に戦勝を祈願。

その後の凱旋の折、康平六年(1063年)に御神恩に報いるべく当地に勧請、創建し社領一万石を寄進したのがはじまり。


それ以降、鎌倉執政北条氏により社殿が修造され、元弘の変(1331年)のあとは国司が営んだのだとか。

天正十九年には第十一代山形城主・最上義光により城内二の丸にあった寺、成就院を神社西側に移築し、別当寺院とした。

しかし、明治維新後、神仏分離令により成就院は廃寺となり、鳥海月山両所宮は神社となる。

古くから「お宮様」として山形市北部の大半を氏子区域として、「北の総鎮守」と崇敬されているとのこと。




さて、鳥海山大物忌神社 をあとにして、南下してきたわけなんですが。

そのまま福島に戻るのももったいないということで、山形市内の神社をお参りすることに。

というわけで、市内の神社の一か所目。

せっかく鳥海山まで行ったので、その御分霊がいいかな、と思って鳥海月山両所宮に向かいました。



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     【 随神門 】
とても大きな随神門。

雪深い日本海側らしく、随神門の下には『落雪注意』の看板が。

これだけ大きな屋根だと、降り積もる雪も相当な量になるんでしょうねえ。


しかし、随神門がすごく立派なだけに、目の前の信号がちょっと残念。

この道路は結構交通量もあるので、信号は仕方ないのかもしれないですが……

うーん。



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で、こちらは随神門の反対側。

歳月を経て黒く重厚感のある色合いの壁板に、境内の桜の花が映えますな。

木鼻の彫刻も素晴らしくて素敵。



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随神門を通して見た参道。

こうした門を通して見ると、門の先の参道や拝殿がすごく明るく見えますねえ。

門にはそういった心理的効果を狙ったというのも少しはあったのかなあ。

まったく素人なもんで、実際のところどうだったのかはさっぱり分からないんですが。



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     【 鳥居 】

石造りの明神鳥居。

建立時期は記録によると、明和元年のものだとのこと。

もともとは随神門から南にのびる参道にあったのだけども、昭和四十一年に境内の参道に移築されたんだとか。

それにしても桜の花びらがすごい。

木々に咲く花も美しいけれど、散った後に地に咲いた花びらもまた美しい。

桜は最後の最後まで人々の目を楽しませてくれるね。素晴らしい。



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     【 手水舎 】

いやもう、手水舎の造りがどうこうよりも、鳩が!

ああ、鳩が!クルッポークルッポーですよ!

雨が降ってたせいか、境内の鳩も雨宿りしてたのかなあ。

でもそのポジションだと、尻のあたりが思いっきり濡れていませんか、鳩。

雨宿りなのか何なのか…… (;´・ω・`)



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     【 参道の左右の狛犬 】

参道の両脇の狛犬。

石の様子を見るに、ちょっと新しそうな感じ。

ただ、台石は嘉永三年(1850年)に建立されたものだそうで、『通船安全』『五穀成就』と、祈願の言葉が彫られている。



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で、こちらは先ほどの狛犬の奥、さらに拝殿に近い場所の狛犬。

先ほどの狛犬とまったく同じ型のようで、もしかしたら近年にまとめて改修したのかも。



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     【 拝殿 】

昭和二年に建造された拝殿。

とても大きな拝殿で、さすが県社という感じ。


で、画像を見て頂くとお分かりになるかと思いますが、拝殿の左右、それぞれに鈴とお賽銭箱があるんですね。

これってもしかして、鹽竃神社と同じなのでは……と思って近づいてみると、



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やっぱり一つの拝殿なんだけれど、左右それぞれに神様がお祀りされてるんですね。



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拝殿の向かって右側には、大物忌神が。



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向かって左側には月山神が祀られておりました。


この配置は鳥海山大物忌神社吹浦口の宮 の本殿の位置関係と一緒なんですね。

そういった部分まで含めてそっくり勧請したということなんでしょうね。

もちろん、左右両方それぞれにお参りしましたよ、ええ。



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     【 本殿 】

春日造り銅板葺きの御本殿。

こちらは山形市の文化財に指定されている。

本殿は二社並んでいるけれども、もちろんこちらも拝殿と同じく右側が大物忌神、左側が月山神。



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     【 神池 】

拝殿左にある神池。

この池はいかなる干ばつの時にも決して池の水が涸れることはなかったんだとか。

また、後三年の役の際、鎌倉権五郎景政公が左目を射抜かれながらも戦い続け、この池の水で目を洗ったところ傷が癒えたという伝承も残っている。

その景政公の行動の影響から、この池にいる鯉は片目しか無いんだとか。


それにしても、水面に浮かんだ桜の花がきれい。




さて、無事参拝が済んで、社務所へ。

御朱印をお願いします。



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で、いただいた御朱印がこちら。

初穂料は「お気持ちをお賽銭箱に」という形。

丸い御神印の下に、うさぎの印が押されている。

なんだかこういった印ってちょっと珍しい。

月山は卯年が御縁年になっているらしいけれど、今年が卯年だからこの印なのかなあ。

未確認ですけれどもね。


それにしてもこの神社の随神門は素晴らしかった。

鳥海山へのお参りのあと、お時間があればぜひお参りしてみては。







■ 鳥海月山両所宮 への地図



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◆ 神社の情報



鳥海月山両所宮     ちょうかいがっさんりょうしょぐう


御祭神 : 鳥海宮(倉稲魂命)、月山宮(月夜見命)

社格等 : 県社

鎮座地 : 山形県山形市宮町三丁目8-41